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2013年07月12日

ハヴケイスケとZilLを、長野で迎える。

ハヴくんとジルくんが、長野に来ます、長野で三日間ヤります。


ハヴくんもZilLも、松本界隈は、二度目。
今回は、二人とも初めてのライヴ土地になるであろう、諏訪と長野も組み込んで、松本を含めてのスリーデイズです。

ハヴくんの前回は、まだ記憶に新しい、4月。


楽しいツアーだったな~。
四日間の会場、正祥のマスター、OASISの池田店長、Bar ON THE ROADの直美ママ、HANAの崔さんに、とってもお世話になって助けてもらいながらのツアーだった。



ZilLの前回は、二年前の年末、清水の「ACOBATTLE☆SPEACIAL」が終わった直後だった。
トーメ主宰の「オトカジ」、清水で知り合ったばかりの、@mikan'さんやZilLくん、そしてG2が大挙して静岡からやって来た (笑) 。

この時に同行してきた、「UHU」の隠れボス (笑) 中村ちいさんに言われた、「UHUで、長野の人たちでライヴを絶対やって下さい!」って一言は、清水で言ってもらったてっちゃんからの言葉とも合間って、今、UHUで開催競れている「音の道プロジェクト」のスタートに、かなりのパワーとなった。
ZilLと松本でまた会えるのは、なんとも嬉しいな。
お互いに二年間を、音で会話できるからね。



今回の長野ツアーに向けて、ハヴくんは軽井沢から、ZilLは静岡から、それぞれ今夜の会場に向かっています。
四日間、突っ走りますんで、みなさん、ライヴ会場に遊びに来てください!
今の「ハヴケイスケ」と「ZilL」のツアー、これ、なかなか他の会場じゃみれないよっ!
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<ハヴ・ジル・長野3D>
"you HAVE ZilL? 01"
7月12日 (金)
長野/諏訪
■会場
1977
http://acmu1977-suwa.jimdo.com/
長野県諏訪市諏訪1-15-14 コンドービル2F 0266-75-2765
■出演
ハヴケイスケ
ZilL
the APPLAUZ
■時間
開場 19:00/開演 20:00
■料金
投げ銭ライヴ (要 オーダー)
■予約・問合せ
0266-75-2765 (1977)
sekikaku.move@gmail.com (関)
-----
"you HAVE ZilL? 02"
7月13日 (土)
長野/長野
■会場
はくな・またた
http://welcomehakunamatata.naganoblog.jp/
長野県長野市南千歳2-13-9 2F
■出演
ハヴケイスケ
ZilL
ましゅまろまま with 関 謙一
■時間
開場 19:00/開演 19:30
■料金
2,000円 (1D付)
■予約・問合せ
026-223-7068 (はくな・またた)
sekikaku.move@gmail.com (関)
-----
"you HAVE ZilL? 03"
7月14日 (日)
長野/松本
■会場
韓国食堂 Music Court HANA
http://hwsa7.gyao.ne.jp/hana/shop/shop.htm
長野県松本市中央2-4-18 2F
■出演
ハヴケイスケ
ZilL
サタケン
■時間
開場 18:00/開演 19:30
■料金
投げ銭ライヴ (要 オーダー)
■予約・問合せ
0263-87-0873 (HANA)
sekikaku.move@gmail.com (関)
----------
ポップとは、ポップであることとは。
そんな、いがいに簡単そうで難しいテーマのヒントを、ハヴくんとZilLの音楽は与えてくれます。

あとはね、感じた、聴いた人たちの心の中のポップと合体させて、ポップな気分になれば、ハッピーなのさ。
音楽って、そんなもんだよ、シンプルなんだよ。  

2013年07月08日

2013年7月は、ここで奏でる!

「二〇一三年 文月 ライブスケジュール」
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■音宴/デイサービスセンター・コンサート

■日時/7月1日 (月) 14:10~
■会場/島内デイサービスセンター
■アクセス/松本市島内4970-1 0263-48-4668
■出演/ましゅまろまま with 関 謙一
■問合せ/0263-48-4668 (島内デイサービス)
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■音宴/おぶ~湯屋コンサート Vol.19

■日時/7月11日 (木) 18:00~・20:00~ 2STAGE
■会場/林檎の湯屋 おぶ~
■アクセス/松本市石芝3-9-4 0263-24-2602
■出演/関 謙一 feat.ヒミツゲスト
■入場料/無料 (おぶ~での飲食代金が、必要です。)
■問合せ/0263-24-2602 (おぶ~)
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■音宴/ハヴ・ジル・長野・3D "you HAVE ZilL? 01"

■日時/7月12日 (金) OPEN 19:00 START 20:00
■会場/1977
■アクセス/長野県諏訪市諏訪1-15-14 コンドービル2F 0266-75-2765
■出演/ハヴケイスケ・ZilL・the APPLAUZ
■入場料/投げ銭ライヴ (要 オーダー)
■予約・問合せ/0266-75-2765 (1977)
sekikaku.move@gmail.com (関)
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■音宴/ハヴ・ジル・長野・3D "you HAVE ZilL? 02"

■日時/7月13日 (土) OPEN 19:00 START 19:30
■会場/はくな・またた
■アクセス/長野県長野市南千歳2-13-9 2F 026-223-7068
■出演/ハヴケイスケ・ZilL・ましゅまろまま with 関 謙一
■入場料/2,000円 (1D付)
■予約・問合せ/026-223-7068 (はくな・またた)
sekikaku.move@gmail.com (関)
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■音宴/ハヴ・ジル・長野・3D "you HAVE ZilL? 03"

■日時/7月14日 (日) OPEN 18:00 START 19:30
■会場/韓国食堂 Music Court HANA
■アクセス/長野県松本市中央2-4-18 2F 0263-87-0873
■出演/ハヴケイスケ・ZilL・サタケン
■入場料/投げ銭ライヴ (要 オーダー)
■予約・問合せ/0263-87-0873 (HANA)
sekikaku.move@gmail.com (関)
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■音宴/第一回 癒しのコンサートディナーショー
■日時/7月15日 (月・祝) 19:05 開始予定
■会場/大金温泉グランドホテル
■アクセス/福島県烏山市岩子86-2 0287-88-2211
■出演/ましゅまろまま with 関 謙一
■入場料/13,500円 (ディナーショー・宿泊代込み) →宿泊されない方は、3,000引き
■問合せ/0248-29-8971 (武井)
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■音宴/鈴木亜紀ツアー「東北北に進路をとれ」
■日時/7月16日 (火) OPEN 18:30 START 19:00
■会場/LIVE STAGE PEAK ACTION
■アクセス/福島県郡山市中町11-1 関川本店ビルB1 024-983-4398
■出演/鈴木亜紀・谷井大介・ましゅまろまま with 関 謙一・藤野恵美・衰退羞恥心
■入場料/前売 1,500円 (1D別) ・当日 2,000円 (1D別)
■問合せ/024-983-4398 (PEAK ACTION)
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■音宴/LIVE in PIANO MAN
■日時/7月20日 (土) OPEN 19:00 START 19:30
■会場/PIANO MAN
■アクセス/長野県茅野市ちの3502-1 ベルビアB1 0266-78-6922
■出演/ましゅまろまま with 関 謙一
■入場料/1,000円 + 1D
■問合せ/0266-78-6922 (ピアノマン)・0266-54-7210 (グッドニュース)
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■音宴/おぶ~湯屋コンサート Vol.20
■日時/7月23日 (火) 18:00~・20:00~ 2STAGE
■会場/林檎の湯屋 おぶ~
■アクセス/松本市石芝3-9-4 0263-24-2602
■出演/ましゅまろまま with 関 謙一
■入場料/無料 (おぶ~での飲食代金が、必要です。)
■問合せ/0263-24-2602 (おぶ~)


暑い夏本番ですが、音楽もアツく奏でていきます。
ハヴジルの三日間、おぶ~での月例湯屋コンサート、そして初めて福島県に演奏で伺います。
茅野には、新しいライヴスポット「PIANO MAN」がオープン、演奏させていただきます。
みなさんのスケジュール調整の中、遊びに来れる会場へお越し下さい。
どの会場も、お勧めですから (笑) 。
  

2013年07月08日

竹原ピストル信州銃弾ツアー2013 "Count 10"

いよいよ、千秋楽。
長かったようで短かったようで、長かった十日間。
その十日目は、僕にとってもとっても長く、そして濃い一日だった...。

2013年6月23日 (日) 松本市/韓国食堂 Music Court HANA
二つの砦、「鐵 TETSU」と「旧下市田学校」の公演が無事に終わって、久しぶりにぐっすり眠った翌日、竹原ピストル信州銃弾ツアー2013 "千秋楽"が、いよいよやって来た。
この日は僕自身、一日3ステージという、スクランブルな一日。


ピストルツアーの最中ではあったけれど、前日の22日~23日と、「やまびこドーム」で行われた「信州輸入車ショー2013」でのライブステージプロデュースを務めていたので、午前中、やまびこドームにて「ましゅまろまま with 関 謙一」で演奏。
そして午後は、料理も美味いが、旨い人間にも音楽にも出会える「沖縄パラダイス 正祥」のマスターが中心に開催した、「松本ハーモニーホール」で行われた「信州おきなわ遊び」にて、「さんさな」で演奏させていただきました。
「さんさな」のステージ前、沖縄の歴史の動画がステージに映し出されたんですが、なんだかそれを見ていたら、言葉にならないものが込み上げて来て、ステージではかなり「込めた」ピアノになってしまいました (笑) 。

「さんさな」の二人はリハをしっかりしていたけれど、僕は忙しくてリハの時間が取れず、「さんさな」とは本番での一発勝負。
トーメにもまーしーにも、ハラハラさせたんじゃないかな...、ごめんね。
本来なら、イベントは一日しっかりと参加しないと、そのイベントの意味や意義が分からないものなので、今回みたいな出演の仕方は本意ではないんだけれど、この日はそれぞれに思いがあったので、「信州輸入車ショー」のスタッフにも「信州おきなわ遊び」の実行委員にも、僕の我がままなを聞いていただきました。
本当に、ありがとう。

「ハーモニーホール」での演奏を終えて、一度自宅に戻り、必要なものをそろえて、いよいよ竹原ピストルの長野ラストデイ、会場の「韓国食堂 M.C.HANA」へ。


会場へ入る、オーナーに挨拶をする、ゆっくり煙草を吸う、ピストルさんとリョウジくんが会場入りする、共演者が会場入りする、物販ブースを作る、リハが始まる、予約客と座席誘導のチェック、受付の準備。
十日間、ほぼ、同じような流れで動いて来た開演前、しかし、HANAでのそれは、十日間のラスト、最後。
もうこの段取りを踏むことはない寂しさと、十日目を迎えることが出来た事への安堵とが合間って、なんだかグチャグチャな気分だった。


ピストルさんの、リハ。
十日間、一緒にピストルツアーを過ごしてきた、まみ、そしてこの日の共演者FUKU、みんな、なんとも言えない表情をしている。
今回のピストルツアーの特徴の一つが、ツアー内のリピーターの多さ。
初日の「有報堂」から「鐵 TETSU」や「旧下市田学校」とか、三日目の「拓郎age」から「INDIA Live The Sky」や「OASIS 346」とか、二日目の「VON CELLAR」から「BAR On the Road」、そして「HANA」。
何度か顔を見合わせるお客さまとは、なんとなく、竹原ピストルというミュージシャンを真ん中に挟んだ「輪」のようなものを感じて、ご近所さんと話するみたいに和んだ時間が流れて、それがまた嬉しかった。

この日の共演は二組、「FUKU」と「K-2 UNIT feat.Beano TAKEI」。
「FUKU」は、二日目の「VON CELLAR」の時にはお客さんで、「鐵 TETSU」ではスタッフとして、そして千秋楽に、うたうたい「FUKU」として竹原ピストルと対峙した。

思いがこもった、重いステージだった。
そして、「K-2 UNIT feat.Beano TAKEI」。

ライヴの本数をもっと増やしていかないと、今のピストルさんには、今の「K-2 UNIT」じゃついていけないな...ってのが、率直な感想。
結成8年目にして、大海を知るってのも、いいのかも知れない。
いろいろと考えるところはあるけど、なかなか動き出せないでいる、今のK-2の現状が動き出すきっかけになれば....、いいな。

そして、十日間、長野でのラストピストル。

一曲一曲、いろんなシーンを現場を思い出しながら、聞きました。
ありきたりだけれど、「ありがとう」って、心の中でピストルさんに言ってた。
そして。
アンコール前のステージラストの二曲、「シーグラス」と「ルーツ トゥ ルート」、初めて、竹原ピストルと競演。

内側から初めて見るピストルさん、ピストルさんのステージの上は、ものすごい緊張感が充満していて、その緊張感に押しつぶされそうになった。
長いことステージに立ち、ピアノを弾いてきたけど、こんな経験は初めてだった。
全身全霊、渾身の思いで、二曲、弾かせていただきました。

そして、アンコールの「ファイト!」で、十日間の「竹原ピストル信州銃弾ツアー2013 」は、幕を閉じました。




十日間の「竹原ピストル信州銃弾ツアー2013」、僕の車の走行距離は1,180km、十日間で会場に足を運んで下さったお客さま318人。

ありがとう。

本当に、ありがとう。

「この日を、開催会場は!共演者はっ!」
FUKU: http://www.fukkoo.variafreeze.com/?p=4278


そして、また9月に、ピストルさん長野に来ます!
長野の「INDIA Live The Sky」と、松本「沖縄パラダイス 正祥」の、ツーデイズです。

これも、かなり楽しみですよ~、なんていったって、「衰退羞恥心」とのツーマン・ツーデイズですから。
----------
<竹原ピストル・衰退羞恥心・長野ツーデイズ「友よ、歌え!」>
9月20日 (金)
長野/長野
■会場
INDIA Live the Sky
http://india-sky.com/
長野県長野市南長野北石堂1399 北石堂ビル3F
■出演
竹原ピストル
衰退羞恥心
ましゅまろまま with 関 謙一
■時間
開場 18:30/開演 19:30
■料金
前売・予約 2,500円・当日 3,000 (1D別)
■予約・問合せ
026-225-5744 (INDIA Live the Sky)
sekikaku.move@gmail.com
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9月21日 (土)
長野/松本
■会場
沖縄パラダイス 正祥
http://okiparashow2.naganoblog.jp/
長野県松本市島立645-1
■出演
竹原ピストル
衰退羞恥心
トーメ
FUKU
■時間
開場 18:00/開演 19:30
■料金
4,500円 (飲み放題!喰い放題!聴き放題!)
■予約・問合せ
0263-48-1411 (正祥)
sekikaku.move@gmail.com
----------
ご予約、すでに入り始めています。
なるべく早めに、各会場か、若しくは
sekikaku.move@gmail.com
まで、どしどしどうぞ!

ピストルさん、僕も次にピストルさんに会うまで、またいろいろ磨きますよ。
ありがとうございました、本当に、また、ヤりましょう!


最後に...。
十日間、僕を助けてくれたスタッフのみんな、本当にありがとう。

みんながいたから、十日間、ピストルさんとリョウジくんと駆け抜けることが出来ました。
来年も、よろしくね (爆) 。  

2013年07月06日

竹原ピストル信州銃弾ツアー2013 "Count 9"

残すところ、「竹原ピストル信州銃弾ツアー2013」のブログも、あと二日間です。
なるべく早めに千秋楽まで書いて、頭の中を次の「ハヴ・ジル・長野3D」に、完全に切り替えたいと思います。

2013年6月22日 (土) 高森町/旧下市田学校
前回のブログにも書いた通り、今回のピストルさんのツアーでの、二つ目の大きな砦だった、「旧下市田学校」。
明治時代に建てられ、150年もの間、呼吸をし続けている、校舎を使ってのでのライヴです。

前日の「鐵 TETSU」だったら大広間での宴会だし、この「旧下市田学校」だったら教室での授業なんだけど、なんて言ったらいいのか、昔、音楽と笑顔が絶対にあったはずの場所なんです。
そこで時を経て、同じように音楽と笑顔が、同じ部屋(教室)から生まれたらなんて素敵なんだろう...ってのが、この二箇所での開催理由の一つなんです。
当時使っていた黒板も机も椅子も、そしてオルガンまでも、そのまま残っている校舎で、極上の音楽を響かせたい、それを一人でも多くの人に聴いてもらいたい...、そんな風に思わせる、会場「旧下市田学校」。

どうしても、ここで竹原ピストルさんのライヴをしたかったんだけど、出来るんだろうか...ってところが、今回のスタートでした (笑) 。

高森町の教育委員会や、「旧下市田学校」を守る会の皆さんが、本当に思いをかけて大事にしている文化施設。
それを、下伊那郡から遠く離れた、松本市在住の僕が、借りることが出来るんだろうか...。

最初、伊那のタカヨちゃんに調べてもらって、彼女の知り合い経由でって思ったんだけど、知り合いが海外で詳細が分からないという事だったので...、そうなると、そう、僕はすぐに自分が動いちゃう (笑) 。
高森町の教育委員会に問い合わせて、「旧下市田学校」を、ライヴを行うことを前提に下見せてもらいに出かけました。
そうしたら、その教育委員会の担当の方もわざわざ来て下さって、いろんな話が出来ました。
結果、高森町の教育委員会に許可申請を出すこと、「旧下市田学校」を守る会の協力も得ること、この二点がクリア出来れば、借りられることになりました。
松本みたいな遠隔地の人に、「旧下市田学校」を貸す事は、もし実現すれば初めてだとか...、燃えましたねぇ (笑) 。

まずは、イメージして、設計図を書かなきゃならない。
ただ単に「竹原ピストル」さんのコンサートを「旧下市田学校」でやります、ってだけじゃあ、勝算ってか成功イメージには届かないんです。
前日の「鐵 TETSU」じゃないけど、普段コンサートをやっている会場じゃない、その上、土地勘もなく知り合いもいない土地、長野県は広いので高森町はアクセス状態も、全県単位で考えると良くない訳です。
それでも、「旧下市田学校」でやりたい、じゃあ、どうしよう...。

で、まずは、共演者。
もう7~8年の付き合いになる、最近では拠点を高森町と同じ南信の伊那市に置き、精力的に活動しているポップシンガー、「ふかせひとひろ」。

そして、去年、「THE VOCALAND」というイベントで一緒にステージを作って、県内のT.CMでも僕のトラックで歌ってくれている、伊那市出身の「湯澤かよこ」。

この二人と、竹原ピストルとのスペシャルライヴにする事にしました。

出演者が決まった時点で、申請書の作成に取り掛かります。
南信にゆかりのある二人のシンガーと竹原ピストルのライヴを「旧下市田学校」で開き、お客さまに「旧下市田学校」維持への募金を募って、守る会に収める。
素晴らしい文化建物の「旧下市田学校」を、一人でも多くの人に知っていただき、「旧下市田学校」を下市田が活性化される礎になりたい。
などなど、書類を作成して、高森町の教育委員会へ提出。
.....、許可をいただけたんです、教育委員会の担当の方からお電話いただいた時には、本当に嬉しかったですね~。
今でもその許可書は、大事に保管してあります (笑) 。

そして、開催が決まったら、「鐵」の時と同じように、どうしたら、「旧下市田学校」までお客さまに来ていただけるだろうか...。
今回も、共演者に全面協力してもらいました。
まず、深瀬が毎週、ネットとFM長野でオンエアしている「ふかせひとひろのくるとぎのおと」に、ましゅまろままのまみと出演させてもらいました。
YouTubeとFM長野で発信されるわけですから、すごくありがたかったっ!
そのオンエアの様子が、こちら。

そして、湯澤かよこも、毎週木曜日に出演している、FM長野「echoes」にて、竹原ピストルさんとの電話対談を生放送するというコーナーを、作ってくれました。
このかよことピストルさんのオンエア後からも、「旧下市田学校」への問合せやご予約が増えました。
そして、新聞紙面にも協力していただきました。
諏訪の「SUWAガラスの里」でのフラッシュモブの取材関連で知り合った、信濃毎日新聞の記者の奥さまが、偶然高森町担当の記者さんだという事で、取材していただき、素晴らしい記事を書いてくれました。

この新聞の記事の影響はかなり大きくて、たくさんの高森町に住んでいる方からの問合せやご予約が多く、本当に嬉しかった...。
そして今回は、もう一つ...。
「旧下市田学校」には、当たり前ですが飲食セクションがなにもないので、松本でいつもライヴを開催させてもらっている、カンボジア・カレーとカンボジア料理の素敵なお店「こーさんのうちCAFE」に、「出張こーさんち」を開いてもらったんです。

これは、「出張こーさんち」の最終打ち合わせと、湯澤かよこの「echoes」オンエアの打ち合わせの時の、ショット。

そんなこんなで、いよいよ、開催当日を迎えたわけです。
前日からの「鐵」で、AKIさんら静岡一行と別れて、「旧下市田学校」ではスタッフの「ましゅまろまま」と共に、高森町へ。
会場で、高森町教育委員会の岩崎さんと「旧下市田学校」を守る会の担当者と、合流。
今回、このお二方が、本当に親身になって協力して下さいました。
ライヴを行う会場は、一つの教室、なぁ~んにもありません。

ここを、コンサート会場にしていく訳ですが、暗幕、張るの結構大変なのに、岩崎さんと守る会の担当の方とで、すべて張って下さいました。

その他にも、照明の指示やなんやかんやと、一日中、なにか困ったことがないか...と、気を使って下さり、本当に助かりました。
音響は、この会場も小池の兼ちゃんとサブに帰秋、もう家族みたいな感じ (笑) 。

あ、これは、ニセモノ兼ちゃん (笑) 。
リハも終わり、開催会場は、こんな感じ。



会場が、旧学校という事もあって、お客さまも早い時間に来られて学校見学をしたり、周囲の花や緑を楽しんだり...と。
そんな楽しみ方が出来るのも、この会場ならではです。
庭では、紫陽花がほぼ満開。

紫陽花だけではなく、初夏の花や緑が豊かな「旧下市田学校」、そうしたら、まみがそんな花たちを摘んで来て、「出張こーさんち」のカレーを出すテーブルや校舎内にきれいに挿してくれました。


これがすごく評判が良くて、終演後も「旧下市田学校」を守る会の方が、このお花、このままにしておいて下さいって。
今回のピストルツアー、にぃちゃんやG.Gにもだけど、それ以上にましゅまろままのまみにはスタッフとして全面協力してもらったんだけど、特にこの日のこのお花たち。
こんなおもてなしの発想は、僕じゃどう足掻いても出て来ないので、本当に嬉しかったしありがたかった。

そして、いよいよ「旧下市田学校」150年の歴史の中で生み出す音楽、スペシャルライヴの開演です。

深瀬の歌、ピアノ、久しぶりにじっくり聴きました。
何ヶ月か前に、伊那の喫茶はるかでの「はるかライブ」でも聴いたんだけど、前回は少し調子が悪かったのかな...、今回はじっくり聴いた。
彼の布石って言うのか、足跡って言うのか、音楽人として生きてきた年月をすごく感じた。
なんていっても、俺も深瀬も暴れん坊だった頃からの、付き合いだからね (笑) 。
会場には、家族で「Smiling」のTシャツを着ている家族や子供たちもたくさん来ていて、地元の人たちに深瀬が愛されているんだなぁ~って事がすごく分かって、なんだか自分の事のように嬉しかった。
忙しいスケジュールの中、ラジオの件も含めて「関さんじゃ断れないなぁ~」って事もあったんじゃないかな (笑) ?
深瀬、ありがとう、これからもよろしく。

今回、出演者と出演者の間の時間をタップリ目に取ったので、休憩中は各々、学校見学したり、物販を物色したり、カンボジアカレーに舌鼓を打ったり (笑) 。

「出張こーさんち」のカンボジアカレーもバナナちまきも、たくさん出てましたよ。



そして、湯澤かよこ feat.オサカミツオ・関 謙一。

はちミツくんでの活動も忙しくなって来たミッちゃん、当日参加できるか分からなかったんだけど、参加してくれた。
かよこのヴォーカルに、ミッちゃんのギターと関のピアノって、けっこう、今の県内ではスペシャルバンドだよねぇ (笑) 。
かよこの歌に、ミッちゃんと僕はほぼセッションでからむという、なんとも楽しいサウンド構築。
でも、経験値豊かな、かよことミッちゃん、楽しいステージだったよ。
かよこも、ワンマンライヴも控えた時期で忙しかったと思うのに、本当にありがとう。

そして、この日の竹原ピストルは...。
開演前、教室の椅子に座って、そこで遊んでいた子供たちと「ハイっ!」っとか手を上げて一緒に遊んでいたピストルさん。
あの子供たちには、変なお兄ちゃんに見えていたに違いない (笑) 。
学校という場所で出会う、初めての南信の人たち、人の思いは人間の心を熱くする。
ピストルさんの演奏も、優しかったけれど、目一杯アツかった!
「また、帰って来ます!また、旧下市田学校のステージに帰って来ます!」

って、言ってたよな~、そう言えば (笑) 。

ピストルさんのステージ中、ふと外に出てみたくなって、一人学校の外に出てみました。
周囲の山々や、月夜の空にピストルさんの歌声が響き、そして築150年の校舎にしみ込んでいく様が、なんともいえなかった。
見上げる校舎の灯りが、なんともあたたかく感じた...。

旧下市田学校の、シャンデリア...。
夢に出てくるほど、あれこれ悩んで集客が心配だった「旧下市田学校」でのコンサート、しかし終わってみれば、お子さまもたくさん遊びに来てくれて、30人以上の人たちの心に、僕なりの極上の音楽たちを届けることが出来ました。
感無量だったよ。



また、この会場でも、必ずやります。
もともと、「學乃音」をやりたかった場所なんだもん、次の開催の為の、今回の開催だったように、感じています。

高森町教育委員会、教育委員会の岩崎さん、「旧下市田学校」を守る会の皆さま、たっくさんのお客さま、深瀬、かよこ、ミッちゃん、兼ちゃん、帰秋、まみ、まあや、そして、こーさん、曜子さん、心からありがとう。

「この日を、開催会場は!共演者はっ!」
ふかせひとひろ: http://ameblo.jp/fukasehitohiro/entry-11560866845.html
ましゅまろまま: http://masyumaromama.naganoblog.jp/e1301436.html


さて、残すところ、あと一日。
ラストデイは、僕の住む松本、そして、毎年ピストルさんが歌っている「韓国食堂 M.C.HANA」での千秋楽です!  

2013年07月06日

竹原ピストル信州銃弾ツアー2013 "Count 8"

いよいよ、竹原ピストルさんとのツアーも残すところ三日間、大詰め、終盤です。
だけどこの終盤に、僕は今回のツアーの中の大きな砦となるふたつの公演を、演出してしまいました。
この二日間へのプレッシャー、それは今思い返しただけでも、胃がキリキリするよ。
さあ!残すところ、カウント三つ、書き出しますよ~!

2013年6月21日 (金) 下諏訪町/鐵 TETSU
さて、長野ツアー八日目は、今回のピストルツアーの中の「大きな砦」その一、「鐵 TETSU」です。

この日の会場「鐵 TETSU」は、以前は温泉旅館だったんですが、現在は、居酒屋さんとして運営しているお店。
しかし今回、その「旅館」だった部分を開放してくれて、大広間でのライヴとなりました。

元温泉旅館の「鐵 TETSU」で、何故ゆえにライヴを開催しようと思ったのか...は、後に紹介する「ましゅまろまま」のブログを参照して下さい。
まずはこの日のブログを書き出す前に、「鐵 TETSU」の修司さんとおかあさん、本当にありがとうございました。
これ、どうしても最初に書きたかった (笑) 。

さて、会場の「鐵 TETSU」は、諏訪大社の下社秋宮のお膝元、中山道沿いに佇む温泉旅館。

歴史ある建物で音楽を発信するって事の、趣ってのか、醍醐味ってのか、そんなものを最近感じるんだけど、「鐵」もそんな建物としての歴史と重みを感じさせてくれる。

しかし、趣だけでは自己満足でお客さまに十分に満足してもらえるライヴは出来ないし、どうやったら、普段ライヴを行っていない元温泉旅館にお客さまを集めようか、いろいろと考えた。
ネット上での告知や配り物はもちろんなんだけど、ここで「!」っと思い立ったのが、この日の共演者「ましゅまろまま」のまあやの存在。

まあやは、諏訪・茅野・岡谷方面で凄まじい加入率を誇る「LCV-TV」の「ア・ラ・モード」という番組に、レギュラー出演している。
じゃあ、その番組内で告知させてもらえたら、それもピストルさんにVDでメッセージをもらえたら...。
なんて、思い立って....、思い立ったら動き出すしかなくて (笑) 実現しました。
収録の様子が、こちら。

そして、そのオンエアの映像が、こちら。

こちらのオンエアが始まってから、かなりの問合せや予約が増えて、開催サイドも盛り上がる日々でした。
ちなみに、ピストルさんのVDメッセージの撮影が行われているのは、静岡県内の竹原ピストルツアー、奇しくもこちらも八日目の会場「GUEST HOUSE KODO・KODO」。
良江さん、KODO・KODOのでの映像が、長野の電波に乗りましたよ~。
そして、その静岡ツアーをプロデュースした「AKIさん」も、この日の共演者 (笑) 。
なんてのかな、今回の静岡~長野ツアーの納会みたいな夜にしたかったんだよね、「鐵」でのピストルナイトは。

本題のライヴ当日に戻して (笑) 。
大広間の会場設営、音の響きとお客さまの流れを考えて、当初の予定とステージの位置を逆にして準備開始。
この日も音響は小池の兼ちゃん、そしてサブに帰秋。

在りをつくして、照明はミッチーが貸してくれた工事現場照明、畳に座布団、掛け軸を音の反響調整に、ドリンクは修司さんがクーラーボックスに入れて階段脇のスペースに準備して...、そう、人が人を迎え入れる準備の始まりです。

受付は、長野のFUKUと静岡の夏花。

受付の机も、実は浴場で使われているヒノキの説明版に、クロスをかけたもの。

来られた方、気づかなかったでしょ (笑) 。

少しずつ、会場に人が集まってきて、みんなで和みながらライヴが始まるのを...っていうよりも、歌宴が始まるのを待っている雰囲気。

この雰囲気が、なんともいえなく良かったんだよね。

しかし、いくら「歌宴」だなんて言っても、共演者は落ち着かない、特にAKIさんがオチツカナイ (笑) 。

ずっと、ウロウロしてた。
でも、分かるんです、この気持ち。
だって、静岡県内で11ヶ所やって来て、その時は演奏者ではなくて開催者だった訳で、逆にね、竹原ピストルという人の一本のライヴの重みを、誰よりも知っている人なんです、AKIさん。
だから、竹原ピストルと同じステージに上がるって事がどういう事なのか、すんごいストイックに当日に臨んでいた。
練習やリハに割いた時間も、FBなんか見ていても、ハンパじゃなかった。
これは、若いアーティストや今回、ピストルさんとステージを共にした人たちには見習って欲しいと思う。
ステージに上がるってことは、忙しい中、お客さんの3~4時間って大事な時間と、2~3,000円って大事なお金をもらうって事はどういう事なのか、そのためには自分がどんな準備をしなくちゃいけないのか、どういう意気込みでいなくちゃいけないのか...、うん、見習って欲しい。

そして、いよいよ幕を開けるわけです、夢の歌宴が。

AKIさん、一つひとつのピッキング、歌詞、重すぎるほどに思いがこもっている。
その重さこそが、竹原ピストルと共にステージを共演するって事なんだろうって思った。
僕は歌い手ではないから、そこまでの重圧だとは想像がつかなかったけど、そんなAKIさんだった。
今まで見たことがない、AKIさんだった。
AKIさんのステージを、なんてのかな、旧友の発表会を見るような眼差しで見ていたピストルさん、普段のステージ前じゃ考えられない、こんな一幕も。

そして、ましゅまろまま with 関 謙一。
そう、この日から三日間、僕もピストルさんの共演者として、ステージに立たせていただきました。

本番直前に、まあやのアルパのペグが壊れるってアクシデントがあったんだけど、それは見に来て下さるお客さまには、何の関係もないこと。
まあやと二人で「ましゅまろまま」の音部分を担っているのだから、まあやが困ってるところは、僕がフォローすればいいんです。
三人のその時の最高を作れば、「ましゅまろまま」の音楽になるんです。
でも、無事に終わってよかった... (笑) 。

で、竹原ピストル。

もう、一言「最高!」って、ライヴでした。
温泉旅館の宴会場だけど、紛れもなく、ライヴでした。
畳座敷を埋め尽くしてくれた、竹原ピストルのファンの人、初めて竹原ピストルを観る人、テレビのプレゼントでチケットをゲットした人、仲間、下諏訪町の方々...、みんなが息を呑むように、ピストルさんのステージを眺め、感じていました。

終演後の打ち上げ宴会では、「鐵」のおかあさんの手料理がこれでもかっ!っていう位に振舞われて、大盛り上がり。

食べきれないほどの料理が、次々に運ばれます。

食べきれないほど...だけで、全部いただきました (笑) 。
そんな中、なんとも嬉しい差し入れが...。
今度、9月に竹原ピストルさんとツーマンで、長野ツーデイズを行う、「衰退羞恥心=まこっちゃん」からの、サクランボ!

これ、なんともいえない味だったな~、富士で話したまこっちゃんの人間味そのものみたいな、味がした。
まこっちゃんありがとう、16日の郡山「PEAK ACTION」、よろしくっ!
宴は、午前2時くらいまで、続きました。

そして、元温泉旅館だった「鐵」に泊まらせていただいて、次の日は、「鐵」のお隣の朝風呂「旦過の湯」!

そして、よくぞ日本人に生まれたり!な、朝めしっ!


みんな、ハードな現場、濃い打ち上げだったのに、次の日の朝、元気元気!
「鐵」の鐵鉱泉と、美味しい料理、そしてぬくもりある人間のお陰だと思いました。

改めて、「鐵 TETSU」のお母さん、修司さん、たくさんのお客さま、原さん、アルメリさん、かんがるう、AKIさん、和美さん、夏花、FUKU、帰秋、ミッチー、兼ちゃん、にぃちゃん、まみ、まあや、LCVスタッフ、下諏訪町、ありがとうございました。
この日を無事に終えることが出来て、次の日の「旧下市田学校」も、イケるっ!って、なにか安堵に似た感覚が芽生えました。
「鐵 TETSU」でのライヴ、また、やりたいしやります!
高円寺のあのお方なんて似合いそう、北海道のあの人の歌も聴いてもらいたい、山梨の仲間の歌声も響かせたい...、ニヤニヤは尽きないよ。


お待たせしました。
「この日を、開催会場は!共演者はっ!」
AKIさん 01: http://ameblo.jp/uniawa/entry-11558354077.html
AKIさん 02: http://ameblo.jp/uniawa/entry-11566668909.html
ましゅまろまま: http://masyumaromama.naganoblog.jp/e1300068.html  

2013年07月04日

竹原ピストル信州銃弾ツアー2013 "Count 5 to Count 7"

「竹原ピストル信州銃弾ツアー2013」も、いよいよ中盤。
ラストスパートの三日間をどう迎えるか、ある意味十日間行程で一番重要だった三日間を、思い起こします。

2013年6月18日 (火) 佐久市/楽音酒家 OASIS346
上田の会場から家に帰ると、僕の机の上になにやら手紙が...。

僕自身、忘れていたんだけれど、父の日だったので娘たちからの手紙のプレゼントでした。
最近、少しずつ漢字も書けるようになってきた、小二の長女の、「とうとう父の日ですね。これからもピアノがんばってくだされ!」ってのに苦笑しつつ、今回のツアー関係の資料を入れたファイルに忍ばせて、この日の会場「OASIS346」がある、佐久市へ。


この会場に来る時にいつも楽しみにしているのが、千曲川。

この日は雨が落ちてきそうな空でしたが、それでも往々しく千曲川は流れ、僕に深呼吸をさせるのでした。

この会場では、かなり早い時期から店長の池田さんが、常連さんへの告知やネット上での紹介などに力を入れて下さっていて、すごく心強かった。
この日の共演の「鯉丼」は、店長の娘たちみたいなものだし、僕自身も楽しみにしていた一日でした。
が「鯉丼」、ピストルさんのリハを目の当たりにしてから一挙に、緊張モード (笑) 。

でもその思いが、ピストルさんとのステージに挑む気合と合間って、会場自体が張り詰め来る感じがして、なんとも言えなかった。
開場と同時にお客さまがどんどんやって来て、配布物を渡すスペースが受付で設けられなかったので、僕は会場の入口で一人ひとりのお客さまに配布物を手渡ししながら、挨拶。
そんなコミュニケーションも、ツアーではとても大事な時間になります。

「鯉丼」の歌声と共にステージが始まると、もうすごい、ステージと客席の一体感が感じられる雰囲気。

頼もしい、妹分たちだよ「鯉丼」は。
そして、竹原ピストル登場。

後ろから客席を見ていて、みんなの背中にただならぬ緊張感と集中力を感じる、瞬きしていないんじゃないだろうか...っていうような。
この日に先駆けて、「鯉丼」のあゆみに「FMさくだいら」に出演してもらって、ライヴ告知をしてもらったんだけど、その時に流れた「オールドルーキー」から始まったステージ、野孤禅時代からの大ファンだという男性もいらしていたけれども、すごく興奮してらした。

終演後にお客さまをお見送りする際、たくさんの人に「こんな素晴らしい人を佐久に連れてきてくれて、ありがとう」って、声をかけられた。
涙が出そうになるくらいに、嬉しかったよ。

打ち上げでは、ママさんの信州のお袋の味がたくさん振舞われて、ピストルさんとリョウジくんは、次の日の朝食にするからと包んで持って帰るほど喜んでました。

erock店長、ママさん、鯉丼のミワ、ミナ、あけみ、あゆみ、佐久のあたたかいお客さまがた、FMさくだいらの恭子ねぇ、ありがとうございました。

「この日を、開催会場は!共演者はっ!」
OASIS346: http://happy.ap.teacup.com/346346/970.html
3961: http://dp.tosp.co.jp/index.php?action=blog_view_entry&ocd=user&oid=4996009&eno=818&guestAuthCode=


2013年6月19日 (水) 塩尻市/BAR On the Road
今回は十日間かけて長野県内をツアーするということなので、ピストルさんにしても始めての土地が殆ど。
二日前の上田市、一日前の佐久市に続き、この日の会場「BAR On the Road」がある塩尻市にも、初上陸となります。


「BAR On the Road」での公演では、再びヒーローズとタッグ。
そして、この「ヒーローズ」、今回は「シュビドゥバ タケイ」と共に、共演者でもあった。
が、ここまでベテランともなると、開演前もマイペースな寛ぎモード (笑) 。

この日もPAには、小池の兼ちゃんに入っていただいて、会場入りしたピストルさんと入念なサウンド構築が行われる。
どんどん、いつものオンザのライヴとは一味も二味もドライヴする音が出来上がってきて、武者震いがした。

このハコ「BAR On the Road」でのライヴの時、いつも感じる事がある。
誤解なきよう読んで欲しいんだけれど、このお店の直美ママの、お店やお店のお客さまに対する人情溢れるコンダクトが、ものすごく見事。
一人で切り盛りしているお店だから、当たり前なのかもしれないが、お店の隅々まで、ママの心が通っている感じがする。
だから、ライヴをブッキングしてお願いしても、ママの言葉で常連のお客さま方に声をかけてくれるし、コンダクトを受けている常連さんたちも、ママの言葉なら...と、楽しみにライヴに端を運んでくれる。
後日談になるんだkれど、この日のピストルさんの公演の事が、地方折込紙に掲載された。

塩尻を、お店を、人を、音楽を、それぞれ愛するママの思いがよく表されている記事だと思う。
そして、記事の内容は竹原ピストル公演なのに、使用写真は違う日のオンザでのライヴのものが使われている。
最高級の、アーティストに対する配慮だと思うし、こんな部分まで考えて下さる会場のオーナーは、なかなかいない。

この日のライヴも熱気に包まれた、素晴らしいライヴだった。
「シュビドゥバ タケイ」も「ヒーローズ」も、それぞれのピストルさんへの思いを込めてステージを展開し、やはりピストルさんもそれを受けてのステージを魅せてくれた。
ライヴ当日まで、生で聞くまで、あえてCDとかを一切聴かないって言ってたママ、生の竹原ピストルはどうだったかな?
ピストルの形のテキーラのボトル、次回のツアーの時には、必ずサインしてもらおうね!


竹原ピストルという人は、その日の共演者のその後の音楽人生に、芽の出る種をしっかりと植えつける、そんなミュージシャンのような気がする。
「シュビドゥバ タケイ」、ピストルさんと共演して、彼のこれからがますます楽しみになった。

その頃、ヒーローズは一人打ち上げを続け、遅い時間に店を訪れたお客さまに歌のプレゼントをしつつ、塩尻の夜は深けるのであった...。


「この日を、開催会場は!共演者はっ!」
BAR On the Road 01: http://barontheroad.naganoblog.jp/e1293212.html
BAR On the Road 02: http://barontheroad.naganoblog.jp/e1260529.html


2013年6月20日 (木) 長野市/INDIA Live The Sky
気づけばピストルさんの長野ツアーも折り返し地点を過ぎ、後半に入って来ている。
しかし、後半をから終盤へと突入している中、かな~りいい感じの盛り上がりを、ツアー全体から感じていたのも、この辺り。
今回のツアーの中で、一番「THE GIG」を感じさせるであろう、長野のミュージックシーンと言えばこの店「INDIA Live The Sky」で、七日目を迎えた。


長野県下のバンド、アコースティックシーンを支えて続けている、スカイとスカイの管理人 (笑) の和久ちゃん。
和久ちゃんとは、同い年、互いに日々の活動内容は違えど、長野音楽に対して考えている事、描いている事がとてもよく似ている。
「拓郎age」でPAをお願いしていたし、以前ピストルさんがツアーで回っていたスカイでまたやりたいというのは、僕の願いでもあったので、この日の開催はとても楽しみだった。

この日は、ピストルさんに、6/22 (土) に行われる「旧下市田学校」でのピストルツアーで共演する「湯澤かよこ」がパーソナリティを務める、FM長野の「echoes」への電話出演をお願いしていた。
ピストルさんが電話で生出演するのは17時過ぎ、しかし、リハを行っていたピストルさんの音作りが、16:55くらいからメチャクチャいい感じになって、ピストルさん自身の集中力もピークになって来ていた...。
正直、迷いました「俺が代わりに電話に出て、ディレクターに事情を話して、代理出演したほうがいいのではないだろうか...」と。
とにかく、その日その日のライヴに、最善、最良の形で向かわないと...、そんな今回の長野ツアーだったからね (笑) 。
で、リョウジくんに相談して、出演してもらう事にしました。
ステージから降りて、汗だくで受話器を握ったピストルさん、しかし、かよことのやり取りはやさしく、相手の話をしっかりと聞き応対をして、言葉を大切に電波に乗せて下さいました。
僕はオンエアは聴いていなかったけれど、竹原ピストル×湯澤かよこ対談形式の「echoes」の時間を、長野県下に届けることが出来ました。

さて、ライヴ。

「復興の花」や「復興の花 2」がツアー中に売り切れてしまっていたんだけど、この日スカイに宅配便で届けられ、物販ブースも賑わいを増した。

開演と同時に登場する三組の共演者は、今回はスカイの和久ちゃんに一存した。
宮之尾さんのステージ、すごくたくさんの喜怒哀楽をそれぞれ人の何倍も味わって、歌い続けている人なんだろうな...って、感じた。
「カウント 10」が、一番ピストルさんの曲の中で好きだって言ってたのが、印象的だった。
アストロノーツ、三田くんのご両親も沼津から遠路はるばるいらしてくれて、なんだか不思議なんだけど、僕は静岡以来の再会 (笑) 。
気合い入ってたね~、ミッちゃんが音を外すほどにその音色はワイルドに響いて、三田くんもがっつり歌いこんだ。
三田くんはいつもの7割くらいの暴れん坊だった (笑) けど、さすがだったな、アストロノーツ。
そして、梅嶋純一こと、梅さん。
「拓郎age」のステージを見に来てくれた時の、人懐っこい笑顔のガイとはまるで別人ってほど、ストイックな表情をしていた。
自分の日常を、思いを、感情を、ぶつけるように歌い、そして...。
野孤禅の「東京紅葉」を歌った、言葉を嚙むとか嚙まないとかそういう問題じゃなく、しっかりと「東京紅葉」を、梅さんは歌った。

そして、その「東京紅葉」を、背中で聴いていたピストルさんにも、更に火がついた。

僕には、梅さんもピストルさんも、「気でも狂ったか、己に往復ビンタ」な、ステージに見えたし、それくらいの覚醒感を抱かせるほど、かっこよかったよ。

閉演後、和久ちゃんと力強く握手!
なにも言わなくても、お互いに言いたいことが分かる、それが同い年の音楽バカ同士なのかもしれないな (笑) 。

このスカイでは、9月にまた竹原ピストルの公演を行います。
9月21日 (土) 、ピストルさんの朋友、福島からやって来る、まこっちゃんこと「衰退羞恥心」とのライヴです。
次回のスカイのライヴには、「ましゅまろまま with 関 謙一」で、共演させていただきます。

ご予約は、お早めに!
sekikaku.move@gmail.com
まで、どうぞ!

「この日を、開催会場は!共演者はっ!」
梅嶋純一: http://68.xmbs.jp/umejima-24384-d_res.php?n=699128&view=1&page=d2&guid=on


ってな訳で、「Count 4~Count 7」までの三日間です。
お気づきかもしれないけれど、塩尻の「BAR On the Road」と長野の「INDIA Live The Sky」、ほとんど写真がありません。
十日間のツアー、ピストルさんの年間300本に比べたらその1/30なんだけど、それでもピストルさんに精神的に余分な抑圧を感じてもらいたくない、演奏に、歌に没頭してもらいたいって思いがあって、撮影禁止にさせていただいた会場もありました。
十日間、生身の人間が命かけて動いているわけですから、いろんな事があります。
でも、十日間終わった時に、ピストルさんと笑顔で握手したくて、それがお客さまの笑顔にもなると信じて進んだ、この「Count 4~Count 7」でした。

さて、次はいよいよクライマックス。
言っておきますけど、次のブログからは、また写真増えますよ~ (笑) 。  

2013年07月03日

竹原ピストル信州銃弾ツアー2013 "Count 1 to Count 4"

信州に短めの梅雨が訪れていた先月水無月、竹原ピストルさんが十日間に渡り、長野県内を銃弾浴びせつつ縦断しました。
十日間の総合プロデュースを努めさせていただいて、感慨は「ありがとう」という言葉しか浮かびません。
それくらい、「ありがとう」という言葉の大切さと重みを感じた、そんな十日間でした。

ニヤニヤ思い起こしながら、あまりにも濃い十日間なので、三回に分けてブログにしたためようと思います。

<Count 1>
2013年6月14日 (金) 伊那市/Cafe & Chiro 有報堂

とにもかくにも、とにかく初日。
伊那のタカヨちゃんとミッちゃんとのタッグ開催となった、初日「有報堂」。
今から考えると、初日にそれまでピストルさんが歌ったことがない伊那市でのスタートを切った僕らの根性もすごいなって思う (笑) んだけど、そんな重圧と責任をすごくタカヨちゃんとミッちゃんが感じているのがとても頼もしかったし、彼女たちの下準備の段階を見ているだけで、初日からいい夜になっちゃうって、ある程度確信が持てていた。
松本から伊那市への道中、天気は晴れ~雨~曇り~天気雨...、もうなんだか空まで銃弾くらってました (笑) 。

会場の「有報堂」は、普段、カイロプラクティックと美味しいコーヒーや食べ物を提供しながら営んでいる、すてきなお店。

このお店に、あのヘビー級のサウンドが落とされる訳です。


会場入りすると、当日の実行委員を務めてくださった大嶋さんも含め、みんなで会場設営が始まっていて、そんな一人ひとりの表情が妙に強張っているのが、初日の重みとピストルさんへの思いが表れているようでした。

慣れない山道で迷いながらピストルさんとリョウジくんが会場入りし、リハがスタート。
ミッちゃんの眼差しも、やさしいようで鋭い (笑) 。

共演者みんな、それぞれの趣で、開演を待ちます。


「有報堂」の外の芝生でストレッチしながらピストルさんが精神集中している頃、空には夕暮れの虹が一筋、なんとも言えない時間だった。



そして、いよいよ十日間に及ぶ、ピストルさん含め18組のステージがスタート。
「タカヨ」、「オサカミツオ」、「唐澤千夏」のステージに続き、伊那市に初めて「竹原ピストル」の音楽が鳴り響く。

ステージ中では、タカヨちゃんの愛犬、南相馬市からやってきた「そまちゃん」の事もピストルさんはMCに入れて、「南相馬からの帰り道」を歌ってくれました。


会場の「有報堂」では、スペシャルメニューの「ピストルパン」も登場したんだけど、これが本当に美味しかった!

ピストルさんがMCで、「僕のCDよりも、ピストルパンは売り残らないようにして下さい。」なんて、言う一幕も (笑) 。

初めての伊那市開催にも関わらず、満員のお客さまに包まれた長野の初日、無事に終わってホッとしたのと同時に、とんでもない事を企画しちゃったんだと、自分に活を入れなおした、そんな初日。
「有報堂」の馬場さん、タカヨちゃん、オサカのミッちゃん、千夏ちゃん、そしてたくさんのお客さま、ありがとうございました。


「この日を、開催会場は!共演者はっ!」
有報堂 01: http://yuhoudou.blog.shinobi.jp/%E4%BC%81%E7%94%BB/%E7%AB%B9%E5%8E%9F%E3%83%94%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%AB%E3%80%80%E4%BF%A1%E5%B7%9E%E9%8A%83%E5%BC%BE%E3%83%84%E3%82%A2%E3%83%BC%E4%BA%8C%E3%80%87%E4%B8%80%E4%B8%89
有報堂 02:
http://yuhoudou.blog.shinobi.jp/%E3%82%AB%E3%83%95%E3%82%A7/%E5%AE%89%E5%BF%83%E3%83%BB%E5%AE%89%E5%85%A8%E3%81%AE%E3%83%94%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%AB
タカヨ: http://inadanifolk.seesaa.net/article/366537315.html
オアサカミツオ: http://osakamitsuo.blog41.fc2.com/blog-entry-236.html


<Count 2>
2013年6月15日 (土) 松本市/VON CELLAR

二日目、昼間から松本市は冷たい雨でした。

この日の会場「VON CELLAR」は、情緒溢れる建物が並ぶ女鳥羽川沿いにある、ワインレストラン、松本音楽会の重鎮ヒーローズとの開催です。



松本で開催される二日間、この日の共演は「トーメ」、この日を迎えるに当たってのブログやFBなんかからも、トーメのピストルさんへの思いや意気込みみたいなものを、感じていたし、当日のステージからもそれは発散されていた。

おばあちゃんの悲しいことがあったり、「信州おきなわ遊び」の準備もあったりで大変な中、ありがとう。

この日のライヴも、雨の中たくさんのお客さまも足を運んで下さり、連日満員での開催になりました。

外は雨...だって事、きっと会場の誰もが忘れていたんじゃないかな、そのくらい、ピストルさんのギターがうねり、歌声が轟いた。
二日目にして、もう初日とセットリストが違う、この辺がピストルさんの底の深さだよね、やっぱり...。

この日、PAを担当しながらヒーローズの隣でずっとライヴを見ていたんだけど、何を隠そう、竹原ピストルに自分の町で演奏してもらいたいって、野孤禅時代からオファーをかけて動いていたのがヒーローズ。
彼の今までの動きや働きかけがあったから、それからの積み重ねがあったからこその、今回の銃弾ツアーなんだよね。
そんなヒーローズが竹原ピストルのステージを見る視線が、なんとも言えなかった。
改めて、にぃちゃん、ありがとう。

閉演後の打ち上げでは、ワインレストランならでは、こんなダンディーなピストルさんも登場。

会場の「VON CELLAR」の宮坂くん、そしてオーナーの「BAR Alpha」の藤村さんには、本当にお世話になりました。

ありがとうございました!

「この日を、開催会場は!共演者はっ!」
トーメ: http://hina33.naganoblog.jp/d2013-06-16.html
FUKU: http://www.fukkoo.variafreeze.com/?p=4227


<Count 3>
2013年6月16日 (日) 長野市/拓郎age

初日に南信、二日目に中信と動いて、三日目はいよいよ県庁所在地の「長野市っ」!
フォーク好きのお客さまが毎日たくさん集い、吉田拓郎を敬愛するマスターが営む、その名も「拓郎age」が会場です。

この日から二日間は、長野県内に実績あるプロのミュージシャンをどんどん呼び続け、首都圏に行かずとも地元で良質の音楽を聞いて、地元を活性化させようと日々活動しているG.Gこと上條さんとのタッグで、銃弾ツアーを行いました。

「拓郎age」、とにかく吉田拓郎さんを中心とした様々なものが展示や掲示されているんだれど、一番驚いたのが「ヤングフォーク」や「明星」などの昔の音楽雑誌が、すごく綺麗な状態で残されている事。
中には、辰野の「オーリアッド」の三浦先生の往年の姿も...!


開場前には、お店の形状が特殊なため、お客さまの立ち居地によって音の響きしろが変るので、この日PAをお願いした「INDIA Live The Sky」の和久ちゃんとピストルさんとで、入念なサウンドチェックが行われました。

開場するとマスターがいろいろなお客さまに声をかけて下さったこと、そしてこの日の共演者が「The End」さんだったという事もあり、初めての会場だったにも関わらず、お店から溢れんばかりのお客さまが詰め掛けてくださいました。

そして、この「ピストル/The End」の夜は、静岡の富士から「河鹿」のお二人、小田原から「ジーズ・カフェ」の譲二さんの登場まで巻き込んでしまいました。

しかし...、「The End」さんのステージは、やっぱりいいな。
「最近、誰の曲だか分からなくなってきちゃってるから...」って、久しぶりに「引き潮」を歌ってくれて、「オレのメッセージ、和生に届いたかな~♪」って (笑) 。
会場の外で静かに「The End」さんのステージを聞いていたピストルさんは、「引き潮」に振るいたてられるようにステージに向かいました。
もちろん、ステージはそんな「The End」さんのステージの熱をしっかりと捉えた、ものすごい物でした。
お客さまが入口のドアぎりぎりまで立っていたので、この日の僕の居場所は、店の外の物販の前。

でも、お客さまで開場がぎゅうぎゅうで、企画者は店の外なんて、最高ですよ!

そして、遠方からのお客さまも交えての打ち上げは、「拓郎age」のマスターが紹介してくれた居酒屋さん。
みーーんな、上機嫌!みーーーんな、笑顔!



マスターの「今夜は!吉田拓郎以上の衝撃を受けましたっ!」って一言が、なんとも嬉しかったし、あたたかかった。

マスター、みずえさん、和久ちゃん、たっくさんのお客さま、G.G、ありがとうございました!

「この日を、開催会場は!共演者はっ!」
拓郎age: http://takuroage.com/blog/?p=1627
「河鹿」トオルさん: http://kajikafb.blog20.fc2.com/blog-date-20130616.html


<Count 4>
2013年6月17日 (月) 上田市/フォーク酒場 アルペジオ

四日目は、東信をいくらか下り、上田市「アルペジオ」へ。
長野から一度松本に帰って、また上田入りするって、距離的にはかなり無駄なんだけど、フライヤーの補充や持ち物の補充や、自分の中身の補充や、ある意味その日その日でのリセットが、ツアーの間にはとても重要な時間になります。
上田市へ向かうみちすがら、思わず気になるものをみつけて、パチリ。

あ、僕のルーツ「和田アキ子」さんと、同姓同名の方の看板が目に止まってしまったので (笑) 。

今回、僕も初めてお伺いした「フォーク酒場 アルペジオ」は、オーナーでもあるフラワーショップの二階に、静かに佇んでいました。

この日のみ、今回のツアーでワンマンだったピストルさんは、僕が会場入りする少し前に到着されていて、もうお店の形状や音の響き方のチェックをしてました。

「生バンドの演奏でお客さまが歌うことが出来る」って、数十年前にはよく見かけたミュージックパブの在り方を、今でも行っている「アルペジオ」は、従業員の方がそれぞれ楽器を演奏されるということもあって、リハの時間、生バンド演奏にまつわる、いろいろな話をしてくれました。
「僕もピアノやるんです」って、やっぱり言えばよかったかな~ (笑) 。

唯一のワンマンライヴだったピストルナイトは、またまた遠方からのお客さまも巻き込んでくれました。
ピストルさんをいつか自分のお店に呼びたいって思ってらっしゃる、新潟で飲食店を経営なさってお客さま。
そして、AKIさんが組む静岡でのツアーでは、もう「不可欠的存在」といっても過言ではない、「shake!」の住田夫妻 (笑) 。

そんな遠方からのお客さまや、横に広い会場のサウンドバランスを懸命に作ってくれた、小池の兼ちゃんの思いに応えるように、ピストルさん、歌うは歌う!

叫ぶは叫ぶ!

三時間に及ぶライヴは、演奏曲も30曲を超えました。

閉演後、お客さまの視点がどこか宙に舞うように見えたけど、多分そのくらいの魂を、この日いらしたお客様は感じたんじゃないかと思います。

帰り道、静岡から来てくれた「shake!」の住田夫妻との「さかい」タイム、松本住人の僕が静岡住人の住田夫妻と、なぜか上田で焼肉「さかい」。
妙なんだけど、ジンワリ嬉しい時間だったな~。

「この日を、開催会場は!共演者はっ!」
アルペジオ: http://blog.livedoor.jp/arpeggioueda/archives/50705343.html



とまあ、「竹原ピストル信州銃弾ツアー2013」のスタートから四日目までのブログを書きました。
読んでいただいた方で、もっとどんな曲をやったとか、ステージでピストルさんがどんなだったとか、知りたい方も多いと思います。
でも、あまりそれを書かなかったのは、その日のステージはその日だけのものであるから掛け替えがないのであって、どんなピストルさんだったかを捉えるのは、このブログを読んで下さった方が、次にピストルさんのステージを見て感じればいいんじゃないだろうか...って、思ってるからです。

今回、僕はミュージシャンとしてではなく、企画者としてピストルさんやリョウジくんと共にお客さまにステージをお見せする側の人間だったので、ご了承いただければと思いますし、そういった視点からのブログだけど、よければ次回の「Count 5 to Count 7」、「Count 8 to Count 10」も、読んでいただきたいです。

よろしくお願いします。