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2017年12月09日

ハヴケイスケと、自分の事。

あっという間に、今年も、もう師走。
でもここ最近、すごく濃く、深い時間に感じてました。

二週間前は、東京から、「ハヴケイスケ with ヤマモトコージ」を、招いてのライヴでした。
二ヶ月少し前には、イヴェントを組んでいたにも関わらず、「齊藤さっこ」を迎えての関描「せきかく」に、不参加、不義理をしてしまいました。
僕と僕自身は、ここ数年、癌と脊髄損傷から、想い悩み苦しむ日々を迎え、抱えていました。

そんな事を、このブログで書こうと思っています。


「ハヴケイスケ with ヤマモトコージ」。

長野の「Rosebery Cafe」でも、松本の「韓国食堂 Music Court HANA」でも、これいじょうってない!!!っつう、「おそあそび」を、かましてくれました。
ロズのジョジさんとりかさん、HANAの崔さんや桃ちゃんやなっちゃんにも、支えてもらいつつ、「もう一度。」を信じてもらいつつの、そんな二日間。

二日間で共演してくれた、
長野では、
「konoka」

「岩}

松本では、
「サタケン」

「トーメ☆FUKU」

四組とも、心が伝わりました、うたに、心が込められていました。
僕の責任での全てが半信半疑の中、こごともなんにも云わずに、ありがとうございました。
素晴らしい、ハヴくんとコージくんとの、共演だった。

僕はといえば、実はこの二日間、「連鎖球菌」って、面倒くさい菌が尿道に入り込んでいまして、もう、トイレは近いし気持ちは上がらないしで、大変でした。
妙な性交渉とかの、原因のヤツじゃ、ないですからね (笑) 。
でも、「Rosebery Cafe」での「konoka」や「岩」、「ハヴケイスケ with ヤマモトコージ」のステージを聴いていて、プレイヤーとしての「セキケンイチ」が、蠢きだしまして。
なんの打合せもなく、「韓国食堂 Music Court HANA」での、「ハヴケイスケ with ヤマモトコージ」と、「おとあそび」、出来ました。





音楽生涯、忘れられない、二日間になりました。


ハヴくんもコージくんも、ありがとう。
konoka、はるか、エイティ、萩さん、竹ちゃん、トーメ、FUKU、ホントに、ありがとう。
そして、足を運んで下さったお客様方、ありがとうございました!






さて、自分。


SNS関連でも、今の僕を見ていただいていてもお判りのように、毎日の心情も体調も行ったり来たり、今、関はダメです。
な~んにも、出来ません。
病人です。
手足は不自由ですが、脳だけは正常なので、ホッント、立ち悪いです。

もともと、「ウィルス性髄脳炎」ってので、横浜→松本の第一回目の時、こんなに、長野で音楽出来るなんて、思いもしませんでした。
たくさんの人と出会って、たくさんの音楽に交われて、たくさんのステージを与えてもらえました。
あれから、約、二十年弱。
今は、ミュージシャンとか、ピアニストとしては、稼働出来ません。
なぜならば、僕の脳は、いつまでも僕の指に、神経指令を送るから。
「イメージは出来ても、設計図が、今は、書けません。」

でも今年も、クリスマスには、京都にお邪魔します。
僕をミュージシャンとかアーティストとかじゃなく、人間「未来派野郎」として向かえて下さる、そんな、人間たちの渦 (笑) です。
今年のクリスマスのために、赤いスパンコールのジャケットと、大きめの赤い帽子を、新調しました (爆) 。
「アホ」でしょ~。



今年いっぱいで、僕の脳と僕の指と僕の感性が許すまでは、ステージには立ちませんし、関描「せきかく」も、企てません。

今、抱えている「中心性頸髄損傷」という病が、ぼくの人生と音にとってはかなりのネックなので、京都のステージが終わって年が明けたら、松本でお世話になっている病院のセカンドオピニオンとして、九段坂の病院の、頚椎専門整形の扉を、ノックをします。
飲んでも、そん時の俺に逃げたり、酒を飲んだからなんて言い訳、しませんよ。
心から。

「アイ・ビリーヴ・イン・フューチャー、信じてる。」
そんな、心を、昔、娘たちが唄っていた音源が、思い起こさせてくれました。




いつか、また、皆で、笑いましょう!
by 「K's CORPORATION INC.」
by 「セキケンイチ」
by 「関描「せきかく」」





あ、ブログはこのまま、日々を、綴ります (笑) 。  

2016年09月13日

「魔法にかかったのは、俺かもしれない。」 ~MUSIC like a MAGIC Vol.3~

もう、半月前になっちゃうのか....。
「Kayoco Yuzawa MUSIC like a MAGIC Vol.3」の、ブログです。
やっと、書きあがります。

去年の八月末に始まった「MUSIC like a MAGIC」と、「キセキバンド」。
夏、クリスマスを経て、今年の夏に、三回目を開催する事が出来ました。
改めて。
二日間で70人近いお客さま、ジョジさん・崔さん始め会場スタッフの方々、関わって下さったすべての人たち、ありがとうございました。

今回、僕の手術後の経過もあり、開催できるのか否か、悩んだし考えたし心配もかけました、「キセキバンド」始め、たくさんの人たちに。
でも、背中を押してくれて、関描「せきかく」に勇気をくれたのは、今回も歌声を届けてくれた二人のシンガー、「湯澤かよこ」と「佐藤ケイスケ」でした。
こんな場でしか云えないヘタレなの僕なので、言わせて下さい。
「ありがとう。」

「キセキバンド」
Vocal. 湯澤かよこ
Guitar. 清澤 進
Guitar. オサカミツオ
Bass. 寺村 照見
Saxophone. BEANO 武井
Drums. 松田 隆
Piano. セキケンイチ
そして、
「KEISUKE+SEKI」
Vocal. 佐藤 ケイスケ
みんな、僕が想う、語れる願える頼りになる、掛け替えのない、素晴らしいメンバーです。
この面子でライヴを企てられる事、誇りに思います。





さてっとっ(力)!
「MUSIC like a MAGIC」としては初めての、長野と松本でのツーデイズ。
それも、「湯澤かよこ」は初ジャズ挑戦に加えて、ワンマンライヴとしては、長野県内でも、長野市は初めて。
長野市で開催する「湯澤かよこ」のリアルがつかめずに、「MUSIC like a MAGIC Vol.3」に向かって、ネタを吟味しながらの「仕込み」が、始まりました。

音を出す前に、会議っぽい「音打合せ」したり、

その打合せを確かめながら、スタジオ入ったり、


んで、「KEISUKE+SEKI」は、自分たちのライヴも兼ねて、長野や松本に「MUSIC like a MAGIC」巡業 (笑) に出たり、

でもってまた、スタジオに籠ったり。


そして!いよいよっ!幕が開けました!


長野「Rosebery Cafe Hall」にも、松本「韓国食堂 Music Court HANA」にも、ほんとにちっちゃいお子さまも含めて、たくさんのお客さまが来て下さって... (涙;;;) 。


「湯澤かよこ」も、初ジャズ、見事に歌い切りましたっ!

やはり、スクワァイアや黒人の方々とのヴォーカルセッションの時間から発せられる「うた」は、「芽の出る種」をも持ってるんだな~って、松本で「Night in Tunisia」を弾いてる時に思った、うん。

「清澤 進」


「オサカミツオ」


「寺村 照見」


「BEANO 武井」


「松田 隆」

「キセキバンド」のみんな、ありがとう。

「アラカワ ヒロシ」、
http://hiro53.exblog.jp/
「エミー アラカワ」
http://emiemi0807.exblog.jp/
ご夫妻による、「オフィス アラカワ」のお写真が、音色も含め、全てを語ってくれていると思います。
カメラマンの話しは、また、後ほど (笑) 。



今回の「MUSIC like a MAGIC Vol.3」の湯澤かよこステージは、ジャズサイドとオリジナルサイドの二幕仕立て。
その幕中に「GUEST」として演奏した「KEISUKE+SEKI」も、頑張りましたよ~!


「松本サマーフェスト」から「KEISUKE+SEKI」に参加してくれている「BEANO 武井」も、二日間、一曲ずつ加わってくれました。

ケイスケ、ステージごと、メキメキ歌が艶を帯びて来てる。
頼りになる、相棒です。

「佐藤 ケイスケ」

ケイスケ、ありがとう。



ステージ内容とかいろいろ書くよりも、さっきもご紹介した、「オフィス アラカワ」の写真が、全てを伝えてくれていると思います。

「オフィス アラカワ」のお二人には、僕の娘たちの七五三の写真も撮っていただきましたし、ブライダル関係やジャケ写、アー写も専門です。
みなさん、ご用命の織りには「フォトオフィス アラカワ」を~ (笑) !
このご夫妻とは、「Over 50's」ってバンドでご一緒させていただいていて、えっと、次回は...、10月29日(土)、奇しくも「キセキバンド」でリハさせてもらっている、サウンドスペース「音音」
http://space-toto.com/
にての、ライヴがあります。
僕も、もちろん弾きますよ~!





さて、「MUSIC like a MAGIC」、次は、どんな魔法なのか、まじょっこで終わってしまうのか (笑) 。


空に太陽がある限り、「サニサニ」で行きたいと、関描「せきかく」主宰兼、「キセキバンド」のセキケンイチは、考えるのであります。

んんっっっねっ!


<20160827_28 MUSIC like a MAGIC Vol.3>
20160827 長野/Rosebery Cafe Hall
20160828 松本/韓国食堂 Music Court HANA

「Jazz Side」
01 Smile
02 It Don't Mean a Thing
03 Take Five
04 And the Melody Still Lingers On (Night in Tunisia)
05 Summertime
06 Lullaby of Birdland
07_(長野公演) Black Coffee
07_(松本公演) 茎 -STEM-
08 Batucada
------------------------
「Kayoco Side」
01 Dance!
02 ひらひらめく光
03 Lesson
04 Summer Breeze
05 Livin' with you
06 I'm a happy
07_(長野公演) いつもあなたと
07_(松本公演) Color
08 Cover me up
--------------------
「Encore」
enc. The Sun inside me






奥ちゃんもかんがるうも、写真たくさんありがとう。
FBでみんなに見てもらっているので、今回は、ごめんね、ほんとに (笑) 。  

2016年08月22日

今日も明日も。

昨夜、ライヴがありました。
主宰は、とある、ご夫妻。

二人との初めて、を、思い出してみよう、うん。

旦那さまの「表 直志」さんは、プレイやーも講師も兼ねる、プロのドラマー。
http://omoz11933.exblog.jp/
彼との出逢いは、松本浅間温泉を拠点に開催されている、「渡来人祭り」の一回目、野外ステージのラストチャージとして登場し、チャーリー宮本氏のパフォームの後で、25分間に及ぶ、ドラムの音色のみの曲を構築、奏でられた時。
奥さま「表 さとみ」さんは、シンガー。
彼女との出逢いは、イヴェントは忘れてしまったけれど、松本城のステージで「タイガー&ドラゴン」を唄われていた時、ギターは今は亡き安田美弦さんだった。
僕は、初めて買ったレコードが「どしゃぶりの雨の中で」のドーナツ盤だったっていう程、和田アキ子さんが好きだったし、今でも好きだ。
そんな、アッコちゃん的なソウルをさとみさんの歌声に感じて、ステージを見入った。
その後、彼女が運営していたライヴハウスでも、かなり、お世話になりました。
お二人とも、もう、十五年くらいまい前じゃないかなぁ。


時を経て、いろんな事があって、昨夜のライヴがありました。

 撮影/オフィス・アラカワ

昨夜ライヴが終わって、メンバーとご飯を食べて、家に帰っていつものように、FBにこんこんと思いを書込みをしたら、今日になってすごい勢いの
「ありがとう」
を、もらいました。

寝て起きて、その勢いの「モトと思い」をいただいて、ちょっと、ほんとにびっくりして面食らった (笑) 。




いろんな思いの「ありがとう」の洪水の中、SNSの「イイネ!」に慣れ親しんで、曖昧な近づき錯覚を起こしがちな昨今の中、僕は、むかーーーーしに、それこそなんにもないアナログ時代、水前寺清子さんが歌っていた、大好きだった曲を思い出していた。

実は僕には、心臓病で一歳十ヶ月で亡くなった三つ下の弟がいたんですが、そんな訳で母と弟は毎日病院、僕のちっちゃい頃にはほぼ、祖母と叔母との記憶しかないんです、
それで、水前寺清子さんが出演主題歌を演じていた、「ありがとう(確か、橋田先生の駆け出し時代の脚本)」ってファミリードラマが大好きで、毎週、同じ曲のはずなのに、ラジカセの録音ボタンに右手の人差し指をセッティングして、カセットに録音してました。
「次週の、ありがとう、お楽しみにてっ!
って、チータが言うところまでを録りたくて。

でね、今夜、判明したんですけど、
ずっとチータが歌う歌いだし、
「幸せに、恋をして」って思っていたんだけれど、ほんとは「さわやかに、恋をして」
だったんです (笑) 。
もうかれこれ、46年間の勘違い (笑) 。

関 謙一。
48歳の今、「みっつ」の頃の自分が、なぜ故に歌詞を聴き間違えていたのかを考えると、母親の事も弟の事も含めて、「次とか、明日とか。」が、明るく在って欲しかったんだろうなって、頭を撫でてやりたくなりました (笑) 。

そして、色んなもん含めて気付かせてくれた、ブログ頭に登場するご夫婦に、「ありがとう」って、言いたかった訳です、SNSとかではなく。




って、告知とか宣伝もなにもない、ブログっぽいブログでした。

昨夜、ライヴ前、えれー早い時間から飲んでいた (笑) 、マルケンさんの「缶・角ハイボール」にリヴェンジで、寝酒に同じものを飲みながらの、ほろ酔いブログでした。

BGMは、ミュートスを忘れずに思いつつ、明日を想いつつ、「Sarah McLachlan」の「Mirrorball」。





「今週は、かなりの勢いで、音に紛れ込む一週間になりますが、またそれは、先のブログで (NHK大河 有働さん風)」。   

2015年05月13日

「連休」というより「連体」を感じた旅。福島の巻。

さて、後半、いよいよ「福島」の巻です。
あ、なんの話か分からない人は、↓を、参照してね。
「連休」というより「連体」を感じた旅。群馬の巻。

5/4 (月・祝)。
前夜の「音処 きしん」から帰り、宿でうめと二人、ちょいと前橋の二日間を振り返りつつ、うめも僕もぐっすりたっぷりと眠って、福島に向かって出発です。
四日間のツアー、三日目の始まりです。
宿を出て、「新前橋」の駅前ロータリー、SLがホームに入って来るところで、乗り鉄だった僕は大興奮、うめも小興奮 (笑) 。

我を忘れて、ちょっと一方通行を逆走してしまいました。
大人げなくて、ごめんなさい...。

さすがにこの日は高速使って移動、少し渋滞しつつもそんなに大変な渋滞もなかったんですが、とにかくGW、なるべく福島に近くなってからメシにしようという事で、もうそこが「福島IC」ってSAで、メシタイム。

でも、ここのカツカレー、すごく家庭的な味で旨かったっ!

宿にチェックインして、徒歩で会場へ。

「パセオ駐車場」ってのを発見して、「お~、旬~!」とか、衰退おのぼりの二人ははしゃぎ (笑) ながら会場へ。
会場「AS SOON AS」を探している内に、「Re-Acoustic」なんかも見つけて、ぐんぐんテンション上がってるところ、まこっちゃんと再会。
「すげ~、関さんが福島にいるよ~!」って、言われた (笑) けど、それがすげー嬉しかった 。

この日の会場「AS SOON AS」、なぜ故に「なるはや」って店名なのかをマスターに聞くのを忘れてしまったんだけれど、お店全体に音が響き渡る感じ、出音と吸音のバランスがすごく気持ちが良さそう!って、すぐに僕は溶け込んでしまった。

福島来て、初めての会場で、マスターにご挨拶して、ギターのヒロポンと鍵ハの恵美ちゃんと久しぶりの握手を笑顔でして、カホンの圭太くん(まだ、初日はくん付けだった (笑) )と初めましての握手をして、衰退のリハを感じる。
すごい贅沢だな~とか、思ってました。
そして当日は「歌謳う夜 Vol.17」と題した、「衰退羞恥心」のワンマンライヴ。
そんな大事な夜に、うめと僕をゲストとしてまこっちゃんが呼んでくれた夜でした。

この夜は、「うめむらこうじ」とのジョイントだけではなく、「衰退羞恥心」のピアノとしても参加させてもらう予定になっていたので、「AS SOON AS」に佇むグランドピアノと、少し、お話し。
すぐに仲良くしてくれるのが分かって、僕も入って、5人の衰退のリハ。
もう、リハの段階から楽しくて仕方がない、ヒロポンの後ろ姿と音の会話するのも最高だし、恵美ちゃんと目を合わせながら互いの音の居場所を探り合うのも面白い!
そんなんで、リハの段階でかなりテンション上がりつつの開演となりました。

「うめむらこうじ (例によって、二曲競演)」

「衰退羞恥心」


一年半ぶりにお会いする、嬉しい東京からのお客さまもいらしたけれど、福島なので当たり前ですが、僕はほぼ、初めてお会いするお客さんばかり。
それなのに、みんなでうめの歌や僕のピアノを応援してくれて、しっかり聴いてくれて、すごく感激した、嬉しかった。

この日、えっと、アンコールまで入れると、僕は7曲「衰退羞恥心」させてもらったんだけれど、楽しくてあっという間だった。
「グランドピアノだからうるさくないかな~」なんて気にしつつ、全力で弾かせてもらいつつ、2~3曲くらいしか弾いてないんじゃない?ってくらい、あっという間だった。
そんな、あっという間の一コマを、ご紹介します。

「衰退羞恥心/今日この頃」


久しぶりに、本物の「アコウスティック・ピアノ」と本気で対峙したので、指の皮が剥けました (笑) 。

うめにも僕にも閉演後、福島のお客さんがたくさん話しかけてくれて、お店を出る頃には、なんかかなり前から知っていたんじゃないだろうか...という錯覚を、お客さんに抱きました。
みんな、あたたかかった、サイコーでした。

ありがとうございました。

打上げは、「AS SOON AS」近くにある、ライヴもイベントも出来るような空間スペース「AREA559」にて。
ASのマスターも出演者もお客さんもみんなで、ワイワイやりました。
「ダイスケワナゴー」とも、初めてしっかり繋がれた (笑) 。

宴も終わり宿への帰り道、パセオ通りをバックにうめと記念撮影。

もう、うめも僕も、ただただ楽しかった夜を抱えつつ眠りにつきましたーーーーーzzzzzzzzz。



5/5 (火・祝)。
福島にいると、この旗や幕をいたるところでみつけます。

「福が満開、福のしま。」
このぬくもりある言葉に、僕はずっと見つめられているような、そんな感覚をずっと覚えていました。
最初に福島に降り立った時も、いわきを最後に旅立つ時も、その間も。
前後してしまうけれど、松本に帰って来た時に、あの旗の言葉にすこしずつ、なにかを還していけたらな...って、そう思った。

さてっ。
「うめむらこうじ」との四日間のツアー、いよいよ最終日、千秋楽。
福島市~いわき市に移動して、「衰退羞恥心」プレゼンツのイベント「歌謳う夜 Vol.18」へ突入します。
計六組のミュージシャンたちが、アツくしまくる感満載のイベントになる予感で、ウズウズしながらいわきへ向かいました。
そして、前日のライヴ後に急遽決まったんですが、この日の「衰退羞恥心」には、最初から最後まで、全曲ピアノで参加(内、新曲二曲)って、とんでもない事になっていた訳です、まあ、余計にウズウズワクワクしてたけどね (笑) 。

会場は、昔、映画館だった館をスタジオとライヴホールに改造したという、「club SONIC iwaki」!

映画館からって考えると、松本ではピカデリーみたいな感じかな。
「SONIC」は、ピカデリーよりも、ライヴハウスにがっつりなってるけれど。
どんな夜になるんだろう...なんて、思いながら、店長や従業員の人たちや出演者に挨拶しながら、リハ。
リハの段階で、すでにヤバそうなブッキング。

久しぶりに、キックやカホンの低音を腹で感じる音の感覚に、血が蠢きだすのが分かった。

まこっちゃんに僕だけのため (笑) に、新曲を弾き語ってもらって、コード拾って、リハ。
またこの新曲の「一生分割払い」と「めろでぃ」、いーんですよーっ!
まだお聴きになってらっしゃらない方は、お楽しみにっ!

そんな中、「谷井大介」を認識するも、この日は対バン「ドトーラーズ」のリズムギタリストという事で、ちょっとよそよそしくしてさしあげる (笑) 。

そして...、開演っ!

「カリメロ」

僕は知らなかったんだけれど、この日が再結成してのライヴだとおっしゃっていた「カリメロ」。
そんなブランクは全く感じなかったし、ストレートなピュアな歌詞のロックで、すごくかっこよかった。
まさに、「音宴のオープニングって、こうでなくっちゃ!」って、そう感じた。
カリメロTシャツ人口の多さに、彼らの人気を感じつつ、また音を交えていただきたいバンドでした。

「MYU」

ステージ上に、自作の絵画も持ち込んだりしながら、曲もオリジナルからジャズのスタンダードまで、打込みトラックの上にエレピが乗り、そこに歌が交わるってサウンドメイクだったけれど、多分、すべてひっくるめてのパーフォームなんだろうな...って、そう思った。
うめの「はなまる」と「ケツからファイヤー」を、いたく気に入っておられた。

※余談。
その頃楽屋では、その日、まこっちゃんとヒロポンを乗せての運転手だった衰退圭太(二日目からくんなし (笑) )は、爆睡中。

「デカビタC」が泣いてるぜ、圭太 (笑) 。

「バンドオブジェニファーズ」

選曲、ジェニファーのキャラ、グルーヴ、サウンド、ストーリー性、歌いざま。
ぜーーんぶ、かっこよかった!
こういうバンドも久しぶりにやってみたいな~って、そう思いました。
ギターとボーカルで旅をする事もあるって言ってたけれど、大阪の「ニワトリ」って男女二人組のデュオなんか、すごく紹介したくなった。
「メルセデスベンツ」のアカペラは、反則技だろーーー (笑) 。

「うめむらこうじ (SONICでも、二曲競演)」


うめにとっては、今までライヴ活動する中で、一番大きなハコだったんじゃないかな。
でも、どうどうとしてた「うめむらこうじ」をしっかり出してた。
いわきのお客さんの反応もすごく良かったし、「ケツからファイヤー」やって、よかったな。
ラストの「ひとりごとふたりごと」のピアノ弾きながら、四日間が走馬燈だったよ。

「ドトーラーズ」

僕にとっては、最後の最後まで謎に包まれていた「ドトーラーズ」。
スリーフロントって、「ビートルズかっ」ってビジュアルの、ドトーラーズ。
しかし、かっちょ良かった!
「ここでこう来てほしい!」ってところで裏切らないキメ、コーラス、そこに大介の押さえ癖から来る、特融のちょっとテンションコード入った和音のカッティングなんかも入って、リードはとことんヘヴィーなリードラインで。
個人的には、ヤスオさんのしか聴いた事がなかった「乳輪」、geruさんの歌で生で聴けたのは嬉しかった。
嗚呼、高校の頃に毎日のようにたむろしていた、松本駅前公園通りの「ドトール」は、なぜ、なくなってしまったのだ!
「行こう!」と歌われても、松本には行く「ドトール」が.......、ない (笑) 。

「衰退羞恥心」



この日の「衰退羞恥心」、六曲入魂!の、一曲目。

「衰退羞恥心/Like a Rolling Stone」

で幕を開けた、この日の「衰退羞恥心」。
僕も思い切り弾きまくったけれど、まこっちゃんもヒロポンもケイタも、思いきり出し切る感じでライヴグルーヴしていて、すごく嬉しかったし楽しかった。
「衰退羞恥心」は、やっぱりいいな。
俺もうめむらも、自他ともに認める「衰退羞恥心」ファンな訳ですが (笑) 。
頼んでもいないのに、ファンなので (笑) 、自分用に楽しもうと、うめがそっと録画してくれていたおかげで、この日の「衰退羞恥心」は、もう一本ライヴ動画があります。

「衰退羞恥心/定番・既存・焼き直しの破壊」

「Like a 1」もそうだけれど、「定番既存」は、僕とまこっちゃんの付き合いの礎みたいな部分が僕はあって、当時、かなり「定番既存野郎」にムカついていた時期で、その頃に「衰退羞恥心」のファースト聴いて、すごく感銘したのを覚えてる。
そんな曲を、それも福島で競演できた事、これはこれからのピアノ人生の中でもずっと残っていくと思います。

まこっちゃん、ヒロポン、圭太、そして恵美ちゃん、ありがとう。
また、ヤりたいねっ!

新曲二曲も、いい感じで演奏する事、ピアノで参加することが出来たし、もう思い残すことはありません (笑) 。
サイコーの、仲間です。

アンコールで、会場も含めて全員で「マンセー」歌って、終演。

打上げは、ソニックで一也くんたちが冷しゃぶとかポテトとかいろいろ準備したり作ってくれて、「飲みホー(飲み放題ね)」でみんなで騒ぎました。
ライヴ終わって、ようやく「谷井大介」とも、いつものようにしゃべって (笑) 。

でも、大介は、「ドトーラーズ」のバンド構成でエントリーした方が、一人でも多く地元のアーティストを紹介出来るって思ってくれたのかな....、な~んてなっ!

あの日は、ソニックの店長の圭ちゃんとも音楽談義で盛り上がって、いろいろ遅くまで話したな~。
途中で乱入したお兄ちゃんも、すごくいい子だった (笑) 。
「club SONIC iwaki」の共演者のみんなもスタッフもお客さんも、みんな気さくであたたかくて、いろいろお話もしてくれて。
正直、移住永住しようかと思ったくらい (笑) 。
何度も言うよ、本当にありがとうございました!



5/6 (水・祝)
いよいよ、福島を離れる日。
長野に還る前に、一つだけ寄りたいってか、感じたいところがありました。
今度、谷井大介のある曲のピアノを弾くにあたって、もう一歩、心にぐっと閉じ込めたい思いがあって、日立市に向かいました。

なんにも言葉は出なかったけれど、ただ、ただ、ぐっと心に秘めたものを閉じ込める事は出来ました。

「小川屋」の横にたくさん咲き実っていた藤の花は、一体なにを思っているのかな...。




四泊五日の「うめむらこうじ」とのツアーは、これにて本当に終了です。
また、たくさん行きたい場所が増えて、たくさん会いたい人も増えて、また、「衰退羞恥心」でピアノを弾きたくなりました。

全ての全てに関わって下さった、たくさんのみなさま。
また、必ず、会いましょう!



最後に、ブログ掲載のため、 荒井眞治さん、FUKU始め、たくさんの方からお写真をいただきました。
ありがとうございました。

そしてそして、うめ、お疲れっ!  

2015年05月12日

「連休」というより「連体」を感じた旅。群馬の巻。

僕が大好きな五月に入り、「うめむらこうじ」と、ちょいとしたツアーに出かけてました。
四日間の短いツアーだったんだけど、群馬県の前橋も、福島県の福島やいわきも、ピアノを弾くのは初めて。
すごく楽しみにワクワクとしながら、最後まで楽しさそのまんまで、ウキウキと帰って来ました。
それぞれの土地で、初めて出逢うっていうのに、新しい仲間が何十人出来たのか分からないな。
みーんなあたたかく、そして、刺激的に迎えてくれました。
これも、ど真ん中に「音楽」があるが故なんだろうな...って、つくづく感じたな、ありがたかったな。

四日間のライヴを、とてもじゃないが一つのブログには書ききれないので、群馬の巻と福島の巻に分けて、書いていこうと思います。


5/2 (土)。
前日に佐久で、カズやんやテツヤと飲んでたうめむらこうじを拾いに、松本を出て三才山超えて佐久へ。
野郎同士で、真っ昼間にマックで待ち合わせしたのは、生まれて初めてかもしれない (笑) 。
無事に、うめと合流。

赤いギターケースの「BAR On the Road」のステッカーが、まぶしいぜ。

後日福島では、まこっちゃんに「関さん、高速しか使わなさそうっすけどね~。」って笑われた (笑) けど、今回はうめとの経費節約貧乏ツアー、下道でいろいろ話しながら、前橋到着。
宿にチェックインして、会場入りする前にメシって事に。

しかし、なぜ故に信州人、蕎麦屋に入って、それもソースかつ丼喰うかって、感じ大 (笑) 。

四日間ツアー初日の会場は、群馬は前橋の「Cool Fool」。

お店に入った瞬間、響きと匂いで、「あ、俺このハコ好き!」って、思った。

リハ終えて開演前、互いに話をしたら、実は8年振りくらいの共演になる「大平俊郎」教祖と、いろいろこまごま (笑) と、懐かしい昔話もしつつ談笑しつつ、開演。

「うめむらこうじ(後半、二曲うめと競演)」

「Rinn」

「大平俊郎」

「ジョン(犬)」


なんて言ったらいいのかな、佐藤マスターのブッキングに、脱帽しました!
「異」なるものを集めて一つの夜を創るのって、本当に経験とセンスがないとできないと思うんだけれど、「Cool Fool」のマスターのブッキングは素晴らしかったし、お蔭で普段では出会えないであろう、Rinnちゃんやジョンさんとも音を交えることが出来たし、出逢えた。

トシロウさんはやっぱり教祖だったのが妙に嬉しかったし、Rinnちゃんのアコーディオンの響きと歌声も含めた音空間の作り方もすてきだったし、ジョン(犬)さんの足踏みオルガン弾語りには、ただただ見入ってしまった。
ジョン(犬)さんといい、智子ちゃんといい、阿佐ヶ谷には、ホントにとてつもないミュージシャンが住んでるよ...。
一つの夜に、ピアノ、アコーディオン、足踏みオルガンって、これだけでもすごいなーって、感じました。
マスター、ありがとう。

閉演後、マスターやトシロウさんやRinnちゃんやお客さまとカウンターでいろいろお話しさせてもらって、大久保や高円寺の話になって、オグラさんとの出会いの時もそうだったけれど、昔のロックシーンやハコやミュージシャンにすごく共通の知り合いや思い入れとかもあって、思わずヒートアップして語り合ってしまった。
ベースマンでプロデューサーのマスターの昔の秘蔵音源なんかも聴かせてもらいながら、それはそれは、楽しい時間でした.......、終了、朝の6時 (笑) 。
でも、次につながる話もたくさん出来たし、マスターの大久保の新しいお店の話も伺った。
Rinnちゃんなんかは、空間の作り方で、「BAR Aquavitae」とか「喫茶 はるか」とか、合いそうだなって、思った。

で、FUKUが以前「Cool Fool」に忘れたシールドがあるかの伺いをしていたつもりが、僕がキーボードスタンドを思い切り忘れて来ました (笑) 。
また、次回「Cool Fool」に行くまで、前橋市民にしておいてもらうよう、マスターに連絡したら、写真付きで預かり証を送ってくれました (笑) 。

「Cool Fool」、アングラなハコっていうよりも、アングラな思想を根底に持ったブッキングシーンが織りなす音館、そんな感じがした。
そーんな初日、楽しく、深く、終了したのでした。



5/3 (日・祝)。
ツアー二日目は、引き続いて前橋にて。
合流時間まで、うめとは別行動。
うめは、ストリートライヴ敢行のため、前橋駅前へ。

僕はお昼過ぎまで、がっつり眠りました。

で、お腹が空いて、なにか食べに行こうと思って宿を出たわけですが、お店が全部しまっているし、大通りにもコンビニしかない...。
前橋での二日間は、「新前橋」駅前に宿を取ったんですが、この新前橋駅前周辺、GWで全て閉まっちゃってる訳です (笑) 。
それでも街を感じながら一時間くらいウロウロしていたら、一軒の、個人がやってらっしゃる珈琲専門店をようやく発見。
「すみません、なにか食べるものありますか...?」って入って行ったんですが、お店のママさんも常連らしきお客さんも、すごく胡散臭そうに僕を「ジロっ」と、見る訳です。
そりゃそうですよね、ちょっと金髪入った大男が、「韓国食堂 Music Court HANA」の黒いTシャツ着て、短パンでいきなり店に入ってくる訳ですから (笑) 。

でも、少しずついろんな話をママさんと常連さんとしながら、少しずつ仲良くしてもらって、「お腹空いているんなら...」と、メニューにはトーストしかないのに、ママさん、ピラフを作ってくれました。

美味しかった、珈琲も本当に美味しいお店でした。
別れ際、「ライブの旅しているんなら、次に来た時にはお客さんにも紹介するから楽器持っておいで。」って言ってもらって、「にんげんっていいな~。」って、改めて感じた黒Tの大男なのでした。

それから前橋の駅前でうめと合流して、二日目の会場「音処 きしん」へ会場入り。

お店に入ると、人間味溢れんばかりのマスターが迎えてくれて、ハコっていうよりも、ライヴ小屋って雰囲気の「きしん」。
リハを終えての開演前、お客さんが差し入れして下さった、富岡銘菓の「カリントまんじゅう」、これ、エラく旨かったです。

和気あいあいと、それでいて互いに牽制しつつ (笑) 、ライヴがスタート。

「Ki-shin (マスター)」

「Laymen1号」

「うめむらこうじ (こちらも二曲、うめと競演)」

「utatane祐樹」


いきなりマスターが、「じゃ、僕が前座で...」って出て来た時にはビックリしたけど、味のある歌声、ステージでした。
Laymenくんの、今、がんがん練習積みながら上を目指している姿、祐樹くんの前橋に対するプライドとサウンド。
ギターや歌が上手いとかまだまだだとか、それは音楽始める年齢によってもタイミングによっても違うし、周囲の環境によっても変わると思うけれど、そんなものとは関係なく、やっぱり僕は前をしっかり睨んで音楽している人が好きです。
うめも途中でステージから降りて、店内を徘徊 (笑) しながらノンマイクでパフォーマンスしたり、きしんのお客さまたちにも伝わったんじゃないかな。

閉演後、お客さんも交えての打上げ。
マスターがいきなり流したBGMが、「谷井大介」の「僕の町」。
二日後に会う男の、それも、結構前のアルバムを不思議な気分で聞きながら、妙に「ぶらり」がしんみりと沁みる打上げでした。

壁へのサインも書かせてもらって、楽しい前橋の二日間は、幕を閉じました。




前橋での二日間、「Cool Fool」と「音処 きしん」の夜、本当に楽しく刺激になり、勉強になり、そして、また訪れたくなってしまった、そんな二日間でした。
前橋から向かう福島に向け、がぜん、リキ入りましたし、最高の序章をいただきました。

ツアー三日目、そして千秋楽の福島の巻のブログは、また次回にっ!
前橋でお世話になったみなさんっ、ありがとうございましたっ!  

2015年05月02日

「ありがとう」と「いってきます」と「よろしく」と。

いよいよ、五月ですね~。
日々、流れていく中、五月は季節的にも大好きだし、一つ歳をとるし、毎年、なんかいろんな思いが交差する月です。


先月末の「チャー絆、谷井大介。ぶらり、途中下車の唄。」、思い出に残る夜になりました!

なんだか、一昨日の事とは思えないほど、濃い時間、濃いライヴでした。
FBにも書いたけれど、「うめむらこうじ」も「チャー絆」も「谷井大介」も、揺ぎ無き、最高のステージでした!

改めて。
大介、ユウスケ、亜希ちゃん、オンザママ、うめ、山添くん、そしてお客さま、ありがとうございました!
僕も一曲入魂、今回の夜のタイトルにもちなんで、大介の「ぶらり」、競演させてもらいました。


送りジェラート、やっぱりすればよかったな、と、後からちょっぴり後悔 (笑) 。

「チャー絆」も「谷井大介」も、六月、再度信州ツアーにやって来てくれます。

また、ガッツリ、告知させてもらいます!



そして僕は今日から、四泊五日の旅に「うめむらこうじ」と、出かけて来ます。
前橋→前橋→福島→いわきって、四日間。
福島県内の二か所は、「衰退羞恥心」まこっちゃんが組んでくれました。
初日の福島市「AS SOON AS」は、「衰退羞恥心」のワンマンに、ゲストとして呼んでくれました。
ほんと、ありがたいし、メチャ楽しみだし、ヒロポンや恵美ちゃんに再会できるのも、嬉しいのであります!
僕もピアノで、衰退へ乱入、かまさせていただきます!

<うめむらこうじ「恥を知れ!ツアー 北関~東北篇」>

群馬/前橋
■日時
2015年5月2日(土)
開場 20:00 開演 20:30
■会場
前橋 CoolFool
http://sound.jp/coolfool/pc/index.html
■アクセス
前橋市千代田町5-2-10 SATOビル2F
027-237-1655
■出演
うめむらこうじ feat.セキケンイチ
大平俊郎
ジョン(犬)
Rinn
■入場料
500円 (1D別・投げ銭ライヴ)
-----
群馬/前橋
■日時
2015年5月3日 (日・祝)
開場 19:00 開演20:00
■会場
前橋 音処きしん
http://ameblo.jp/otodokoro-kishin/
■アクセス
前橋市北代田町617-1
■出演
うめむらこうじ feat.セキケンイチ
utatane祐樹
Laymen1号
■料金
1,000円 (1D付)
-----
福島/福島
「歌謳う夜 Vol.17 衰退羞恥心ワンマンライブ」

■日時
2015年5月4日(月・祝)
開場 17:30 開演 18:00
■会場
福島 AS SOON AS
http://swism.com/as_as/
■アクセス
福島市大町1-16
024-524-0750
■出演
衰退羞恥心
Guest うめむらこうじ feat.セキケンイチ
■入場料
1,500円 (1D別)
-----
福島/いわき
「衰退羞恥心プレゼンツ 歌謳う夜 Vol.18」

■日時
2015年5月5日(火・祝)
開場 16:00 開演 16:30
■会場
福島/いわき club SONIC
http://www.sonic-project.com/~sonic-iwaki/
■アクセス
いわき市平大工町9-2
0246-35-1199
■出演
衰退羞恥心
うめむらこうじ feat.セキケンイチ
ドトーラーズ
カリメロ
MYU
バンドオブジェニファーズ
■入場料 (1D付)
前売 1,500円 当日2,000円

「うめむらこうじ」は、昨晩、佐久でコイケテツヤやカズやんと飲んでるらしく、
「関さん、佐久で合流して前橋向かいたいんで、迎えに来て下さいよ。」
って...。
どこまでもずぶてぇ、野郎だよ (笑) 。



そしてそして、うめとのツアーから帰って来ると、今度はいよいよ「ハヴケイスケ」のツーデイズです。
今回は、松本と伊那の二公演ですが、伊那の公演は「オサカミツオ」が、オーガナイズしてくれます。
松本公演では、「藤原右裕」と「ハヴケイスケ」の、ポップイズム炸裂も、すごく楽しみだし、すごい夜になると思います!

<ハヴケイスケ、長野二〇一五。>
長野/松本
■日時
2015年5月16日 (土)
開場 18:00 開演 19:00

■会場
BAR Aquavitae
■アクセス
長野県松本市大手1-3-30 ニュー大手ビル205
0263-35-8418
■出演
ハヴケイスケ
藤原右裕
サタケン
■入場料
2,000円 (1D別)
■予約・問合せ
0263-35-8418 (アクアヴィーテ 新居)
sekikaku.move@gmail.com (関)
-----
長野/伊那
■日時
2015年5月17日 (日)
開場 17:00 開演 17:30

■会場
JAZZ CAFE Kanoya
■アクセス
長野県伊那市荒井3487
090-2522-0705
■出演
ハヴケイスケ
オサカミツオ
田中 創
■入場料
2,000円 (1D付)
■予約・問合せ
090-8326-7200 (小坂)
sekikaku.move@gmail.com (関)


今月も、一つ一つの音、一つ一つの夜に魂込めて、大切に演じ、企てさせていただきます。
皆さん、よろしくお願いします!  

2015年02月14日

真冬の炎上を思い起こしながら...。

「そうそう、ライブの振り返り。」その弐。
タカヨかっ (笑) 。

ようやく一段落したので、ブログします「信州炎上 II」!
三日間、あっという間だったけれど、一瞬一瞬がとても深く、一日一時が何故にその時の「今」なのか、そんな意味を感じさせてくれる、素晴らしい三日間でした。
これは、紛れもなく、今回いらして下さったお客さま、出演してくれた三日間六組のミュージシャンとスタッフ、そして会場のおかげです。
ありがとーーーーーーっ!
音を叩きこんでくれた、「衰退羞恥心」、「谷井大介」、「島崎智子」、「上野誠」、「うめむらこうじ」、「澤崎龍吾」!
叩きこまれた音を直感と感性でお客さまに届けてくれた、PAの「さとうじょにぃ」、「オサカミツオ」!
会場「BAR On the Road」のオンザママ、「BAR Aquavitae」の新居、「有報堂」の馬場夫妻!

本当に、ありがとうございました。


「信州炎上 II 初日/BAR On the Road」
前の日の夜から雪が降り出して、かなりしんしんと降っている。

遠方から長野に向かっている出演者の安全、ライヴが開催できるのかどうか...、もう、テルテル坊主、ティッシュで作りましたよ、雪に効くのか分からんかったけど (笑) 。

そんな中で始まった、初日。
去年の誠っちゃんのツーデイズの時にいろいろと話をして、東北方面への新しいルートを紹介したくて、横浜からやって来てくれた「上野誠」。
初っ端から、全開でヤってくれました。

ツアーミュージシャンとしてのプライドと、アツいものを感じました。

今回の三日間、三つ巴三組には、出順を毎日一つずつずらして歌ってもらったんだけど、このこの日は「谷井大介」~「衰退羞恥心」~「島崎智子」。



三組それぞれが思う「BAR On the Road」を、すごく感じた(みんな、初めての会場じゃないからね)。
「みんな、オンザママが、オンザが好きなんだな~、嬉しいな~。」って、思ったよ。
みんな、今回のツアーを真剣に大切に楽しみに思って演奏してるのがすごく伝わって、何とも言えない初日でした。
「あったかぃんだから~♪」って、そんな演奏でした。
んで、たくさんのお客さま、ホント、嬉しかった。
じょにぃの音響も、絶妙なとこでハウりと出音をコントロールしてくれて、見事だった。


が、しかし。
巴とはいえども、初めての三つ巴。
今になって考えると、ライヴプロデューサーとして、まだ出来た事があったんじゃないかって思う。
大介、まこっちゃん、ヒロポン、智子ちゃん、その辺足りなくてごめん。

「信州炎上 II 中日/BAR Aquavitae」
二日目は、僕の旧友、新居が営むスポット「BAR Aquavitae」。

ハヴくんやpesoもすごく気に入った会場なんだけど、今回のみんなもすごく気に入ってくれたみたいで、旧友としては嬉しかった。
そして、今回は「ACOBATTLE★松本」の時みたいに階段から転げずに、一日終わりました。

この日のオープニングは、「うめむらこうじ」。
「フォーマンだと思って、やってくれ」ってうめに話した今回のライヴ、どんなステージをこの面子で繰り広げるのかな...って思っていたんだけど、「うめむらこうじ」、ものの見事でした。
島崎智子ちゃんも、ツイートしてたよね。

MCで話していたけれど、注ぎすぎくらいの「炎上油」を、注いでくれました。

ってなると、燃えるわけですよ、この夜の「島崎智子」~「谷井大介」~「衰退羞恥心」もっ (笑) 。



なんてのかな、部活動の部室みたいな、そんな夜でした。
もちろん、三つ巴の演奏は、もう最高っ!
ステージ見つめながら、「あ~、こんな凄い人たちが松本でライヴしてくれる時代(時)が来たんだな~...。」って、思った。
この、今の長野で迎えるインディーズシーンの種を蒔いてくれたのは、紛れもなく、にぃちゃんであり、AKIさんであり、まみであり。
「芽が出て、葉が芽生えて、花が咲くようにしないとな。」なんて、そんな風に種に思いました。

で!
まこっちゃんが呼んでくれたので、今回の三日間、一曲だけピアノを弾きました。

「マンセイ」。
名曲だと思うな、うん。

どいつもこいつも「イ」かれた夜に、なったよ。



朝まで、オーナーの新居とじょにぃと、音楽について語りまくって、寝不足になるのでしたぁ...。

「信州炎上 II 千秋楽/カフェ&カイロ 有報堂」
さて、あっという間の「信州炎上 II」ラストデイ。
会場は、「衰退羞恥心」と「谷井大介」は初めて、「タカヨ」の協力をいただいての、南信伊那は「有報堂」です。

松本から伊那への道すがら、島崎智子ちゃんといろんな話をして、それは、自分にも反芻するような部分もたくさんあって、すごくいい時間でした。

この日、三つ巴と絡んでくれたのは「澤崎龍吾」!

男らしいってか、ストレートってか、そんなシンガー。
結局、あんまり、話せなかったな。
龍吾と次回話したい事も教えたい事もあるし、これからへの繋がりが出来ました。

そして、千秋楽三つ巴。
この日は「衰退羞恥心」~「島崎智子」~「谷井大介」。
三日間の信州ツアーの全てを注ぎ込んでくれる音圧が、三組とも、とにかくもの凄かった。



僕とタカヨは企画サイドなので、通路みたいなとこで聴いていたんだけれど、こらえきれなくて、時には客席に座ったり戻ったりウロウロ (笑) 。
「衰退羞恥心」の「臆スルコトナク突キススメ」でこぶしを振り上げ、「島崎智子」の「イモムシ」でむにゅむにゅして、「谷井大介」の「夕暮れのエコー」で涙して...。
アンコールが終わった後、最後、本当に「君と少しでもいたいから...」って、そんな思い、溢れるものや込みあげるものを抑えました~ (笑) 。

会場「有報堂」の馬場店長のブログ
http://yuhoudou.blog.shinobi.jp/%E4%BC%81%E7%94%BB/%E4%BF%A1%E5%B7%9E%E7%82%8E%E4%B8%8A%E2%85%A1
サポートしてくれたタカヨのブログ
http://inadanifolk.seesaa.net/article/413928138.html
を、ご紹介します!




余談ですが (笑) 。
今回、大介の34歳の誕生日シーズンとも合間って、バースデイタイムもありました。
初日の「BAR On the Road」では、ママから。
二日目の「BAR Aquavitae」では、今回のツアー三日間全て見に来てくれたあんこから。


そんな「谷井大介」。
最後の最後の「有報堂」の床にずっと残っていたリストが、僕には置手紙のように見えました。




たっくさんの人の力を借りて、今回の「信州炎上 II」も、成功しました。
今回の「上野誠」~「谷井大介」までの、三日間六組の音源、ライヴ見た事なくても、facebookやブログやら検索ヒットさせれば、CD通販の受付けもやってるとおもいます(多分 (笑) )!
ライヴ聴いてCD手に取るのもいいですが、先に音源捉えておいてからのライヴも、これまたいいもんですぜ!
「おっ!」って思ったら、CD聴いてみて下さい、間違いなく間違いない連中ですからっ!

「信州炎上 II」は終わっちゃいましたけど、ツアーミュージシャンのブッキングは、これからもありますので、興味ある方は僕のブログのトップページをお見逃しなく!



さて、来週末は、僕がピアノ弾かせていただくライヴが二日間あります。
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<FUKU レコ発ライヴ in HANA>

■日時
2015年2月20日 (金)
19:30 START
■会場
韓国食堂 Music Court HANA
■アクセス
長野県松本市中央2-4-18 2F
0263-87-0873
■出演
FUKU
サタケン
ばやちゃん
■入場料
フリー (要、オーダー)
■一言
FUKUのサポートで、入魂ピアノ、弾かせてもらいます!
■問合せ・予約
0263-87-0873 (さい)
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<古民家コンサート Vol.1>

■日時
2015年2月21日 (土)
19:00 START
■会場
古民家カフェ あとりえ優人
■アクセス
長野市松本市県1-3-60
0263-55-8132
■出演
セキケンイチ
■入場料
1,800円 (軽食付き)
■問合せ・予約
0263-55-8132 (村井)

お時間あれば、是非是非、どうぞっ!
長いブログ、お付き合いいただき、ありがとうございましたっ!  

2014年11月18日

「チャー絆」×「西村勇紀」ツーマン、そして「ありがとう」の三日間。

「チャー絆」と「西村勇紀」、今、日本のインディーズジーンの中でも、僕がかなり大好きな二組のミュージシャンが、長野にやって来てくれました。

「チャー絆」も「西村勇紀」も、長野県内の本格的なツアーは、初めて。
でも、どうしても、長野の人たちに聴いてもらいたかったし、存在を知って欲しかった。
「チャー絆」は、4月に松本に一度ライヴに来てくれて、「11月くらいにまた来ていいですか?」って、約束通りに来てくれて、「西村勇紀」は、CDを聴いて生で見たらもっと好きになるだろうなって思った、そんな二組でした。
そんな二組が、本当に、長野に歌いに来てくれました、三日間!


初日は、ハヴくんのツアーでもお世話になった、長野の「はくな・またた」で、スリーデイズの幕開けとなりました。


今回の「チャー絆×西村勇紀」との共演は、どうしてもギターの弾き語りの人たちだけにお願いしたかった(「ACOBATTLE★松本 07」は除いてね) ってのがあって、「はくな・またた」では、「梅嶋純一」と「FUKU」にお願いしました。

梅さんは、去年の「竹原ピストル信州弾丸ツアー」の時、「India Live the SKY」で、共演してもらった時に歌った「東京紅葉」が、すごく印象的で、梅さんの世界を歌ってもらいたかった。

FUKUは、今聴いていて、凄く、歌や音の内部からも外部からも「歌う意味、音の意味」みたいなものを、すごく感じる、そんなミュージシャンなので、今回お願いしました。

そして、「西村勇紀」。

やはり、思った通りの素晴らしいシンガーでした、ほんとに。
「なんで、僕はこういう事を、メロディに乗せて歌っているのか。」見事に名刺代わりってか、「これが、西村勇紀です。」ってそのものを、ステージで歌っている、それが勇紀だった。
長野~松本への道中、いろんな話をしたけれども、なんか、人間「西村勇紀」も感じられて、嬉しかった。
何より、初対面って感じが全然しなかったのが、また、音楽の繋がりの嬉しいところだね。

そして、約、半年ぶりの「チャー絆」。

やっぱ、いい訳ですよ、とにかく。
生活の中の一片一片を切り取るような歌詞の中に、その一片の向こう側にある思いとか深みみたいなものを歌い上げる、それが「チャー絆」の魅力だと思います。
歌っている意味みたいなものが、ひしひしと伝わって来る訳です。
ステージの中で漂う、ユウスケくんと亜希ちゃん二人の緊張感みたいなものに、「チャー絆」の日々の歌い綴りの闘いみたいなものを、すごく感じた。

アツい熱気を帯びた中、「チャー絆」と「西村勇紀」の長野スリーデイズ、初日は、終わりました。

その子ママ、「チャー絆」のユウスケくんと亜希ちゃん、勇紀、梅さん、FUKU、そしてお客さま、ありがとうございました。



そして、いよいよ「ACOBATTLE★松本 07」。

なのですが....。
実は、この日、会場への機材搬入の途中で、僕、会場の階段から転落してしまって、救急搬送されました。
そして、「ACOBATTLE★松本 07」と、次の日「BAR On the Road」での、「チャー絆×西村勇紀」、現場に行く事が出来ませんでした。
頭部を強打したために、入院から精密検査になりましたが、幸い、大事には至りませんでした。

僕が現場に立ち会えなかった二日間、現場サイドで、FUKU、「サタケン」のタケさん、PAのじょにぃ、麦穂、会場サイドで、新居、オンザママ、そして、出演者の方々....。
みんなのお蔭で、三日間の残りの二日間も、素晴らしいイベント、ライヴにしていただきました。
特に、FUKUには、本当に助けてもらった。

本当に、ありがとうございました、一緒に夜を作れずにごめんなさい。

「ACOBATTLE★松本 07」も含め、三日間、本当に頑張ってくれた「FUKU」や、他のスタッフ、出演者のブログをご紹介しますので、感じていただければと思います。

FUKU: みんなで、駆け抜けた、音宵3days
じょにぃ: 普通の日々。~そうさMusic~
福澤歩: 再会と出逢い




三週連続の、スリーデイズイベントが、終わりました。
「チャー絆」のユウスケくんも亜希ちゃんも、勇紀もモンちゃんも、また、長野に音を落としに来てね。
ばあちゃん家 (笑) と共に、待ってますっ!




師走に向けて、新しい日常が、始まります。
これからも、「関の音楽」を、どうぞ、よろしくお願いします。  

2014年11月18日

「ハヴケイスケ+Essential piece band」、凄かった...!

「ハヴケイスケ」の「足跡辿りワンマンツアー2014」、長野編が終わりました。

今年の七月から、ハヴくんは、スリーデイズ×3と、長野に歌いに来てくれたわけだけれど、その集大成ともいえる、三日間だった。
今回は、「ハヴケイスケ+Essential piece band」というバンド構成、東京よりドラムの山口哲司さん、ベースの山本浩二くんを従えての、長野入り、僕もなんとなくね、並々ならぬ趣で、この三日間を待ち望んでいました。


スリーデイズ初日は、去年からのハヴツアーの中で、大切な意味をもった町、ハヴくんとのゆかりもある、佐久市「RAVEN」でのライヴ。

初対面のドラムの「TETSUさん」と、ベースの「浩二くん」との挨拶も終えて、「ハヴケイスケ+Essential piece band」のリハーサル。
もう、リハで、完全にヤられました。
僕は、トリオ構成の音楽ってある意味、かなり理想形な部分があるんじゃないかって思っているんだけれど、「ハヴケイスケ+Essential piece band」は、正に、ソレでした。
ドラムンベースの根っこの上を、コードとメロディ(もちろん、歌詞も含めてね)がうねるサウンド、とにかく、かっちょ良かった。

この日の共演は、僕と同い年の「コイケテツヤ」。
彼のニューアルバムの「Origin」も、かなりいいです。
王道のブルースやホンキートンクなピアノをベースに奏でる彼の世界は、一度、ハヴくんに紹介したかった。
一曲、テツヤとセッションで、彼のオリジナルで僕の大好きな「Walkin' In The Moonlight」も、セッションで演奏させてもらいました。

そして、「ハヴケイスケ+Essential piece band」。
今回、ハヴくんが新しく作って持って来たCD「mecca」からの新曲を織り交ぜながら、ソロあり、お馴染みにサンプリングアンサンブルあり、そしてバンドもありと、バリエーション豊かなステージ。

個人的には、「モーンスーン・ブルー」ヤられましたね~、それに「Good night & Good luck」。
とにかく、ドラムのTETSUさんのビートの強弱が素晴らしい、それに、「おっ、浩二そっち行く?じゃ、俺こっち!」みたいな、ドラムとベースの駆け引きが、めちゃくちゃ気持ちいい。
バンドっていいよな~、って、改めて痛感したステージでした。

もう、スリーデイズがワクワクでたまらない、そんな初日の、佐久「RAVENでした。

マスター、お客さま、テツヤ、そして「ハヴケイスケ+Essential piece band」、ありがとう!


二日目は、佐久から長野に移動して、「はくな・またた」でのライヴ。

「はくな・またた」、ハヴくんは、去年、静岡の「ZilL」とのツーマンで来た時以来だから、一年と四ヶ月ぶりくらいかな。
入り口に、次の週の関描「せきかく」の「チャー絆×西村勇紀」の告知をしっかりとしてくれていたのが、嬉しかった。

「はくな・またた」は、決して広いお店ではないので、当初は「ハヴケイスケ+Essential piece band」を、少しスモール編成にしてやろうか...って話もハヴくんとはしてあったんだけれど、前日の佐久のグルーヴを長野でも感じて欲しくて、テーブル出したりピアノ片したり、店内改造から (笑) 。
みんなであーだこーだ言いながら、この日の夜も、スモール構成ではなく、ライヴをお届けできる環境になりました。
この日は、長野の女性シンガー二人に、共演をお願いしました。
「konoka」と「カオリン」。

「初ハヴ」だった二人、すごく真剣に思いを持って、ハヴくんのステージに繋げてくれました。
「konoka」、「カオリン」、ありがとう。
松本でも、やろうね!是非今度!


そして、「ハヴケイスケ+Essential piece band」の登場と共に「はくな・またた」がライヴハウスに化けたこの日、すごくいい感じだった。

ライヴは化けもんなんだな...って、すごく感じた。
そして、「おやじバンドフェス」の予選大会の帰りに駆けつけたくれた「サタケン」の二人、佐久から連チャンでいらしてくれた「アルメリさん」、皆勤賞の「さとみさん」、嬉しかったなよ。
少しずつ、少しずつだけど、みんなしっかり繋がっているんだって、そんな感じがしました。

で、打上げ~!
いろんないろんな話をして、また、来年からの新しい展開が見えて来るような、そんなワクワクな打上げでした。

その子ママ、konoka、カオリン、ハヴケイスケ+Essential piece band、そしてお客さま、二日目もありがとう。


いよいよ、千秋楽。
色んな思いを抱きながら迎えた、三日目でした。
この日の会場は、ハヴくんと、三回目の最後はここにしようって決めていた、松本「韓国食堂 Music Court HANA」。
そしてこの日は、僕も共演者としてステージで歌わしてもらいました。
ハヴくんがバンドで来てくれているので、僕は、今まで長野でハヴくんのライヴでサポートをさせてもらった、テラさんと山添くんとどうしてもやりたくて、ギターに林努武も加え、「セキケンイチ+Fundamental piece band」ってのを作って、共演を努めさせてもらいました (笑) 。
とにかく、去年から何度も長野で歌ってくれているハヴくんへの感謝の思いを伝えたかった、それが、「セキケンイチ+Fundamental piece band」だったんです。
オープニングで、僕は何と!、ハヴくんの「東京タワー」を弾き語りさせていただいて、それからバンドで。

個人的に........、ちょいとリキ入りすぎちゃったステージでした (汗;;;) 。
そして二番手は、音楽的にも人間的にも、懇意にさせてもらっている、板橋からの「チームしめちこちゃん」。

松本で演奏するって事を、すごく楽しみにしてくれていて、それだけでもありがたいのに、しっかりと二人の音魂を、落としてくれました。
「チーしめちこちゃん」の魅力は、歌詞もギターも歌もカホンも、全てが、真っ直ぐに目ん玉ひん剥いてるところ。
目ん玉ひん剥いてる中の奥底に、人間のやさしさがあふれているひん剥き方なんだよね、それが、ふたりの魅力であり、素適なところだと、僕は思います。

で、いよいよ、三回勝負ラストの「ハヴケイスケ」。
ステージに立って一言目の「あ~、このステージに立つと帰って来たなって感じがします。ただいま~、マツモト~!」って、ハヴくんの一言で、なんか、泣きそうになってしまった (笑) 。
そして、今回は、一曲もハヴくんと一緒に奏でていなかったんだっけれど、ラストデイ、「ありふれた言葉」と「Twilight Message」、二人で演りました。
ハヴくんは、そのツアーごと、キーポイントの曲があるんだけれど、今回は「ありふれた言葉」なのかな...って思ってたんだけど、それをハヴくんがリクエストしてくれたのは、嬉しかったな。

「ハヴケイスケ+Essential piece band」も、三日間の締めくくりを彩る如く、松本にガッツリと、その音を落としてくれました。
TETSUさん、浩二くん、本当にありがとう。

崔さん、百ちゃん、なっちゃん、たくさんのお客さま、ハヴくん、TETSUさん、浩二くん、横ちゃん、みぶー、みんなありがとう。



長野の後に、前回、ハヴくんと一緒に長野に来てくれたpesoがOAを努めた、静岡「UHU」のライヴも大成功だったみたいで、ハヴくんの「足跡巡りツアーも、残すところ、四国は香川と東京...だよね。
ハヴくん、賭けくけてくれ~!


今回のブログも、たくさんの方から、写真をいただきました。




メッカが、全国そこら中に出来るといいね、いや、作らなきゃね、ハヴくん。
「長野の母は松本」って書いてくれた事、嬉しかったよ。
また、来年!  

2014年11月06日

「星屑の家」と谷井大介との三日間。

先週、茨城県日立より「谷井大介」を招いての、「谷井大介信州遊々ミニツアー」と「はっちゃけ祭り」、なかなか深く、そして濃い三日間でした。
「やっぱ、タニー(まこっちゃん風)いいな~...。」って、染み入るように感じた三日間でもありました。



三日間の初日は、松本松原の「マイ・シャトー」にて、ライヴ。
大ちゃんがメールをくれた到着時間が二時間、間違って (笑) いて、タイムラグがあったんだけれど、この日の会場「マイ・シャトー」のおけいさんのファインプレイに助けられ、マイシャで大ちゃんと合流。
この日は、僕と大ちゃんのツーマン形式のライヴ、スナックでお客さんとも近い環境なので、セットリストとかガチガチに決めないで、お客さんとコミュニケーションとりながらやろうよって感じで、やらせてもらいました。

マイシャでの弾き語たり、久しぶりだったなー。

いろんな思いを込めて、歌わせてもらいました。
大ちゃんのステージも、じっくりしっとりって感じの展開、「おけいさん、好きだろうな~」って思っていたんだけど、やっぱりハマったみたい (笑) 。

初めてのお客さんは、「谷井大介」の音や言葉ひとつひとつに聴き入り、そして、前回のまこっちゃんとのツアーの時に、「韓国食堂 Music Court HANA」にいらしてくれたお客さんも来て下さって、「駿府公園」なんて、みんなで大合唱!

盛り上がったライヴの後は、お馴染みのおけいさんの美味しい料理を食べながら、音楽談義。

お客さんで来てくれていた「うめむらこうじ」の生音ライヴなんかもあって、最後まで楽しい夜でした。

そしてこの夜、僕の家でまたまた大ちゃんと音楽談義の中、新曲が生れて、書き下ろされました。

「星屑の家」って、誰の日常の中にもあるであろう大切なところを、大事に大事にあっためているような、そんなバラード。
これについては、大ちゃんのブログ↓をご覧いただいた方がいいかな...。
http://music.geocities.jp/tanii_daisuke/diary.html


二日目は、塩尻大門の「BAR On the Road」。
前に大ちゃんから、群馬は桐生の「浜田正」さん
http://happy.ap.teacup.com/hamada1964/
と、懇意だって話を聞いた時から、長野で一緒のブッキングが出来たらな...って思っていたんだけれど、今回、浜田さんが承諾して下さって、実現できました。
塩尻で、群馬桐生と茨城日立のシンガーのツーマンライヴ、こんな夜も、音楽の魔法みたいなもんだよね。
浜田さんとは、もう何年前になるのかな...、6~7年前かな、御代田の「月之民」が、佐久平で毎年開催している「進歌」で出会ったのが最初かな。
とにかく、曲がらない!まっすぐ!誤魔化さない!そして、いぶし銀っ!そんなステージに吸い込まれました。
なにを隠そう、SALさんが大好きだったんだよね、浜田さんのステージ。
それから、何度かご一緒させてもらったんだけれど、本格的に一つの夜を作るのは、今回が初めて。
今回のライヴが決まってから、新作CD「この国に生まれて良かった」も送って下さって、これがまた何とも言えなく人間臭くて素敵な作品なんだよな~。

この夜のライヴも、そんな浜田さんの魅力がドシドシと押し寄せて来る、そんなライヴでした。

「凛としてなさい」と「かぁちゃん」は沁みるよ、もちろん、浜田さんが歌われているからなんだけれど。
で、「歳を取るのもいいもんだ」はみんなで唄って、浜田さんの円熟味がすごく味わえたステージだった。

大ちゃんは、この日一曲目「夢の話」でいきなりピアノの弾語り!

浜田さんからの流れをそのまま自分のステージに引き込むかのようなオープニング、「三条大橋...」なんかも、ミディアムテンポで演奏したり、浜田さんとのツーマンを楽しみながら、伝えるべきことは伝えてって、そんなステージだった。

そしてこの夜から、大ちゃんの新曲「星屑の家」もさっそくリストに入って、この曲にだけ、僕はピアノカで参加させてもらって、前の日の語らいなんかも思い出しながら、奏でさせてもらいました。

浜田さんと大ちゃんのツーマン、いいな~。
また、機会があったら、是非、やりたいです、ね、オンザママ!



さてさて、「谷井大介」長野スリーデイズのラストデイは、「はっちゃけ祭り!」。
会場は、去年の11月の「ACOBATTLE★松本 SPECIAL 2013」を開催した、「ホテルブエナビスタ ミュートス」。
もともと、今回の大ちゃんの長野は、この「はっちゃけ祭り」主宰であり「谷井大介ファンクラブ長野支部代表 (笑) 」の中野杏子が、このイベントで大ちゃんに歌ってもらいたいってところが起点になって始まっていたんだよね。


毎日毎日、みんなそろぞれいろんな分野で仕事をしてるし、生活をしてるし、人と交流をしてる。
物書きだったり、ダンスだったり、モデルだったり、ヘアメイクだったり、音楽家だったり、ネイルアーティストだったり、ボディーペインティンガーだったり、ジャグリングマンだったり、ヒップホッパーだったり...シンガーソングライターだったり (笑) 。
そのそれぞれがライヴをして、「とにかく、楽しい事を一緒に味わっちゃおうよ!」、「はっちゃけようよ!」ってのがコンセプト、そんなお祭りが「はっちゃけ祭り」でした。
ステージ音響は信頼できる「じょにぃ」にお願いして、僕は、裏でイベントの進行がしっかり出来るのかどうかをディレクトする、そんな役目でした。

ステージでは、オープニングに「FUKU」の登場!
「うたうたいのうた」は、久しぶりに聴いたけど、やっぱりいい曲だね。
前作のCDを作っている時の事とか、すごくフィードバックして、ピアニカ吹きたくなったよ。

メインステージでは、ジャグリング、ダンス、ラップ、と展開しつつも、ホールでは、デコネイルチップ、ボディーペインティング、ヘアアレンジの出店が同時に開催されていて、お客さまはステージを楽しみつつも、出店でちょいと身体にお洒落なんかにも出来ちゃうって、ハロウィンに持って来いの、イベント展開でした。



そして、ステージ展開の間には、マル秘ブース扱いとして、「ミセス・ミスターバニーナ」のバナナのたたき売りがありました (笑) !

これが、すごい反響 (笑) !
バナナ、完売!恐るべし、バニーナ...。


そして、トリは「谷井大介」のステージ。
三日間の中で、一番、大介っぽいステージだったな、この日は。

写真がないんですが、大介の「僕の名前は田中信二」で、主催者の杏子とサブの光っちゃん、そしてバニーナから下界に戻った (笑) りょうちゃんとが、大ちゃんのステージと一緒にダンスを踊るってのがあって、もうね、キメとか振りとかバッチリで、これまたサイコーでした。
そして新曲「星屑の家」は、ピアニカで一緒にこの夜も、奏でさせてもらいました。

ラストはもうオールスタンディングで、「走り出せ~!踊り出せ~!」って、すごい盛り上がりで、ライブは終了。

この日は、ハロウィンという事もあって、仮装してるレディーもそこここに。


あれよあれよという間に、終わってしまった、でも楽しかった、そんなイベントでした。
感覚、視覚からトライしていくイベント、僕自身勉強になった部分がたくさんあったな...。


そんな「谷井大介」との三日間も無事に終わり、四日目、いよいよ大介の旅立つ日。
僕の家の近くの駅に、イタリアンジェラートの美味しいお店があって、そこでFUKUと三人で、雑談しながら「また会う日まで会」。

JR平田駅近くの「Ciao」ってお店なんだけど、ここは、美味しいんだよね~。
そして、「齊藤さっこ」さんも「ハヴケイスケ」もここから旅だって行った、「中央道神林」のバス停で、大介とお別れ。


今回の三日間、全ての関わって下さった皆さま、お客さま、ほんとに本当にありがとうございました。


が、しかし、「谷井大介」、来年の一月末には、再び信州にやって来ます!
次回は、「衰退羞恥心」、そして「島崎智子」とのスリーマンです!
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<信州炎上 II やっぱ、三つ巴でしょ。>
~島崎智子×衰退羞恥心×谷井大介 信州トリプルツアー~
長野/塩尻
■日時
2015年1月30日 (金)
開場 19:00 開演 20:00
■会場
BAR On the Road
http://www.bar-ontheroad.com/
■アクセス
塩尻市大門七番町2-2 2F
0263-88-3933
■出演
島崎智子
衰退羞恥心
谷井大介
■入場料
2,000円 (要、オーダー)
■問合せ
090-9838-6681 (関)
0263-88-3933 (米窪)
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長野/松本
■日程
2015年1月31日 (土)
■時間
開場 18:30 開演 19:30
■会場
Bar AQUAVITAE (アクアヴィーテ)
■アクセス
松本市大手1-3-30 ニュー大手ビル205
0263-35-8418
■出演
島崎智子
衰退羞恥心
谷井大介
■入場料
2,000円 (1D別)
■問合せ・予約
0263-35-8415 (アクアヴィーテ 新居)
sekikaku.move@gmail.com (関)
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長野/伊那
■日程
2015年2月1日 (日)
■時間
開場 18:30 開演 19:30
■会場
カフェ&カイロ 有報堂
http://yuhoudou.choitoippuku.com/link.html
■アクセス
伊那市西箕輪羽広3900-938
0265-76-4353
■出演
島崎智子
衰退羞恥心
谷井大介
■入場料
2,000円 (1D別)
■問合せ・予約
080-5540-3149 (山浦)
sekikaku_move@gmail.com (関)
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OAなどは、これから決まりますが、日程は前記の通りです。
伊那の「有報堂」は久しぶりですが、去年の「竹原ピストル銃弾ツアー」の初日のハコですよね~、こりゃまた、アツくなるな~。
ピストルパン改め、おにぎりパンだ出たりして... (笑) 。

長野に素晴らしいミュージシャンが、歌いに来てくれるんです、今回の三組のツアーは、なかなかないと思います。
捉えないと、捉えちゃわないと、損するぞ~!


損するのはこのスリーマンだけじゃなく、その前に、明後日から、長野は「ハヴケイスケ」の信州三回勝負の三回目、そう、千秋楽です。

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<ハヴケイスケ信州三回勝負→その3>
長野/佐久
■日時
2014年11月7日 (金)
開場 19:00 開演 19:30
■会場
RAVEN
http://www9.ocn.ne.jp/~raven/
■アクセス
佐久市下平尾612-6
0267-67-6775
■出演
ハヴケイスケ+Essential piece band
コイケテツヤ
■入場料
2,000円 (1D別)
■問合せ・予約
0267-67-6775 (高畑)
sekikaku_move@gmail.com (関)
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長野/長野
■日時
2014年11月8日 (土)
開場 19:00 開演 19:30
■会場
はくな・またた
http://welcomehakunamatata.naganoblog.jp/
■アクセス
長野市南千歳2-13-9 2F
026-223-7068
■出演
ハヴケイスケ+Essential piece band
konoka
カオリン
■入場料
2,000円 (1D別)
■問合せ・予約
026-223-7068 (はくな・またた 中沢)
sekikaku.move@gmail.com (関)
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長野/松本
■日時
2014年11月9日 (日)
開場 18:30 開演 19:00
■会場
韓国食堂 Music Court HANA
http://hwsa7.gyao.ne.jp/hana/shop/shop.htm
■アクセス
松本市中央2-4-18 2F
0263-87-0873
■出演
ハヴケイスケ+Essential piece band
チーム・しめちこちゃん
セキケンイチ+Fundamental piece band
■入場料
2,000円 (要、オーダー)
■問合せ・予約
0263-87-0873 (HANA さい)
090-9838-6681 (関)
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そして、その次の週には、「チャー絆」と「西村勇紀」を招きつつ「ACOBATTLE★松本 07」も含めた三日間があります!

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<チャー絆・西村勇紀 長野ツアー>
長野/長野
■日時
2014年11月14日 (金)
開場 19:00 開演 19:30
■会場
はくなまたた
http://welcomehakunamatata.naganoblog.jp/
■アクセス
380-0823 長野市南千歳2-13-9 2F
026-223-7068
■出演
チャー絆
西村勇紀
FUKU
梅嶋純一
■入場料
1,500円 (1D別)
■問合せ・予約
090-4927-8755 (拓郎age 小林)
sekikaku.move@gmail.com (関)
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長野/松本
<ACOBATTLE★松本 07>

■日程
2014年11月15日 (土)
■時間
開場 18:00 開演 19:00
■会場
Bar AQUAVITAE (アクアヴィーテ)
■アクセス
松本市大手1-3-30 ニュー大手ビル205
0263-35-8418
■出演
チャー絆 (大阪)
福澤 歩 (長野)
西村勇紀 (東京)
Monchika spt.村上 通 (神奈川)
jun. (長野)
■入場料
2,000円 (1D別)
■問合せ・予約
0263-35-8415 (アクアヴィーテ 新居)
sekikaku.move@gmail.com (関)
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長野/塩尻
■日時
2014年11月16日 (日)
開場 19:00 開演 20:00
■会場
BAR On the Road
http://barontheroad.naganoblog.jp/
■アクセス
長野県塩尻市大門七番町2-2 2F
0263-88-3933
■出演
チャー絆
西村勇紀
丸山俊治
シュビドゥバ タケイ
■入場料
1,500円 (1D別)
■問合せ・予約
080-1090-5886 (On the Road 米窪)
sekikaku.move@gmail.com (関)
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会場に、足を運んで下さい。
そして、今を生きる、生のシンガーソングライターの世界を、感じて自分の毎日と対峙させてみて下さい。

よろしくです、長野の皆さん!  

2014年10月13日

ハヴケイスケ信州三回勝負を、pesoと共に!

九月を思い起こすと、もう一つ大きなツアーがありました。
「ハヴケイスケ」と「peso」こと、大石晴士郎を長野に迎えたスリーデイズ、これも、感慨深いツアーでした。

ハヴくんは今年、長いスパンでテーマを持って、ツアーを精力的に行っています。
長野では「ハヴケイスケ信州三回勝負」と名付け(名付けたのは、僕ですが)て、一回目はソロで、二回目はツーマンで、そして三回目はバンドでって感じで、年後半だけで三回長野県にやって来るという、自分自身をテーマにしたが如くのツアーを行っています。
今回は、その二回目「ハヴケイスケ信州三回勝負→その2」、静岡は藤枝からやって来たpesoとのツーマンライヴでした。
ポップvsポップ、そんな様相の今回のツーマン、僕も大好きなアーティスト、すごく楽しみにしてました。


このツーマン・スリーデイズ、初日は、9月26日 (金) 。
ハヴくんの実弟のバンド「馬喰町バンド」は何度かライヴを行っている、松本市「BAR Aquavitae」から、スタート。


初日のハヴペソとの共演は、「谷井大介×衰退羞恥心」のツーマンでも、初日のステージをあたためてくれた、「サタケン」!

自他ともに認めるハヴフリーク(タケさん談)のサタケン、この日もスリーデイズのステージの初っ端、しっかりと雰囲気を作ってくれました。
なんか、ほっこらとツアーを迎えられるんだよな...、サタケンにトップを任せると。

そして、長野のイベント以外のステージでは初長野となる、「peso」の登場。

松本の集まったみんな、聴き入ります、そりゃ聴き入るよね。
確かな歌唱力、ポップな中にモータウンのようなブラッキーなセンスも盛り込まれた楽曲たち、なのに人懐っこいMC、性格 (笑) 。
松本界隈で、こんなタイプいないよってミュージシャンだもん、pesoは。
味わいながらもじっくりと松本に自己の音を落として、ハヴくんにつなげてくれました。

ハヴくん、今回の長野は多分、話してはいないけれどテーマを持って臨んでいたんじゃないかな...。
そんな、登場の仕方だったな...。
「この街はメッカ」や「深呼吸」のアレンジと歌声、ステージングで、なにかそんなものを感じたよ。
そして、長野初日は、ハヴくんのバースデイイヴ。
pesoやお客さんで来てくれていたFUKUの計らいもあって、「Secret Happy Birthday HAVE Time.」に。

照れながらも嬉しそうなハヴくんの表情が、すごく印象的だった。
となりゃ、アンコールは盛り上がります。
レアな、ハヴペソの競演での「接吻 -kiss-」。

「ジパング」では、椅子の上からのジャンプエンディング (笑) !

そんな、なんだろな、やっぱり松本に来て歌っている回数なのかもしれないけれど、ハッピーな初日でした。



二日目、9月27日 (土) は、会場を「谷井大介」との飛込んじゃえ! (笑) でもお世話になった、諏訪市の「1977」。
ハヴくんと晴ちゃんは、会場入り前、霧ケ峰や女神湖、白樺湖など、ビーナスラインと共にドライヴして、諏訪湖や上諏訪温泉(すわっこランドね)も満喫したらしい (笑) 。

この日の共演は、「うめむらこうじ」そして、1977のマスターと常連長中尾さんからなる「まさひろ君とひさし君」。

うめやマスターたちとハヴくんたちとはスタイルが違う事は分かっていたんだけれど、似たような音楽性ばかり共演にしても、音の拡がりはないような気がして、お願いしました。
自分たちの分野の中で、素晴らしいステージを、「うめむらこうじ」も「まさひろ君とひさし君」も、展開し、歌い上げていたように感じました。
営業内なので、ステージの転換やドリンクオーダーに応えながらのステージ、それだけではなくたくさんの常連さんたちに声をかけて下さって、この日はマスターと中尾さんに、感謝しかなかったです。

会場を埋め尽くしたお客さんの中、「peso」も「ハヴケイスケ」も、なにか新しいものを産み出しているような、そんなステージだった。


ハヴくんが絃切って、その間に一曲セッションで出来ちゃうってのも、あの日の諏訪だったからなんじゃないかな...なんて、思います。
ホント、結構、いい曲が出来ちゃったんですよ (笑) 。

そして、この夜は、ハヴペソだけではなく、見てくれたお客さんにも感じあうものがあったみたいで、ライヴ後にこんなYoutubeが、アップされていました。

もちろん、ハヴくんも知っているし、本人、すごく喜んでいました。
これ、この日のブログでも使わせていただいている、写真も撮っていただいた「1977」の常連さんの三村さんって方なんですが、なんか、すごくいい拡がり方だな~って、思いました、俺。

とにかく、今回の諏訪「1977」は、大切な夜になりました。


スリーデイズの三日目、9月28日 (日) 、ラストは長野市の「拓郎age」。
ラストともなると、なんかちょっぴりさみしくなって、無口になったりするんですけど、なんとなくこの日もそんな感じでのリハーサル。
そして、前回のハヴくんのツアーの時に、企画者の僕が失礼なことにドタキャンした「拓郎age」、そのリハーサル。

この日の共演は、最近、ソロでのステージはあまりやっていなかったという「オサカミツオ」。
彼は、「湯澤かよこ」を始め、たくさんのヴォーカリストのサポートを努める一面もある、ギタリスト。
しかし、今回は歌ってもらいたかったし、「オサカミツオ」に「ハヴケイスケ」や「peso」と遭遇 (笑) して欲しかった。
リハでハヴくんや晴ちゃんのリハを見て、店の外の通路でずっと一人リハをやっているみっちゃんの姿がすごく印象的だったし、「あ~、やっぱり俺がすきなミュージシャンだな...」って、思った。

なんとなくしんみりしていたんですが、開演直前に、松本からFUKUと麦穂がやって来ました!
これ、すごく嬉しかったし、大きかったな....、この夜には。
二人の登場でなんかすごく素直にヒートアップして、三日目のステージが始まったのでした。

「オサカミツオ」は、繊細な中に秘める大胆さみたいなものを前面に押し出して、歌ってくれました。

「歌う」って事の意味をすごく分かっている、いや、「ヴォーカル」って楽器を三次元に考えられるミュージシャンだなって、改めて、強く感じだ。
「ガラムマサラ」、大好きっ!

「peso」、去年の末の「ACOBATTLE★松本 SPECIAL 2013」の時に、控室や打上げ会場でいろいろと話して、それを聞いていたハヴくんが、今回のツーマンを企ててくれたんだけれど、三日間、「peso」のステージを見ていて、「この人は本当にシンガーなんだ」って、思った。
うたうたいとはちょっと違う、シンガーなんだなって。

僕の勝手な考えかも知れないけれど、歌える環境のバックミュージシャンがいれば、ギター投げ出して「唄!」、大袈裟に言うと、そんなシンガーなんじゃないかなって、思った。
僕の大好きな「日本坂トンネル」、三日間一緒にライヴして、この夜、ようやくデュオ出来ました。

「music」、「Wonderful Love」 、「秋雨の夜」、彼の曲で好きな歌はたくさんあるけど、「日本坂トンネル」は、ずば抜けて前からすごくすきな歌だった。
だから、嬉しかったな~。

三回勝負の二回目、ラストの「ハヴケイスケ」。

この夜の会場「拓郎age」、「ハヴくんの拓郎age」っていえばこの曲!ってのが実は僕の中であって、もしハヴくんが演る予定がなければリクエストしようと思っていたんだけれど、ちゃ~んと、入ってました「センチメンタルドーナツ!」。
「センチメンタルドーナツ」は、CDヴァージョンと違って、ライヴではお客さん一人一人の「ドーナッツ!」をサンプリングして行って、重ねてムーヴするんですけど、「拓郎age」のマスターの「ドーナッツ!」、最高なんだよね~、うん、マスターの人間性がすごく出ているみたいで。
この夜も、「今夜のミスタードーナツ」は、マスターでした。
今回のツアー、去年の11月の「ACOBATTLE★松本 SPECIAL 2013」の時にオープニングを努めさせていただいた「HAVE BAND (ベタ 笑) 」も、ほぼ追行してまして、カホンの山添くん、ベースのテラさんも、大活躍でした。

僕が松本で音楽していて、誇れるミュージシャンたちです、山添くんもテラさんも。

その「HAVE BAND」の種になった曲を、ハヴくんと二人で長野で演りました、「一期一会」。
そして、今回のツアー三日間、ずっと演り続けたハヴくんの三つの「スローライフ」を、聴きました。
改めて、「スローライフ」の奥深さも感じた、そんな三日間だった。


またまた、これしかないんだけれど、ハヴくん、晴ちゃん、サタケン、うめ、マスター、中尾さん、みっちゃん、各会場のオーナー、スタッフの方々、そして、お客さま、ありがとうございました。

また!

よろしくお願いします!




ハヴケイスケの信州三回勝負、その3が、もうすぐ!11月です。
今度は、バンドでやって来ます!

「ハヴケイスケ信州三回勝負→その3」
長野/佐久
■日時
2014年11月7日 (金)
開場 19:00 開演 19:30
■会場
RAVEN
http://www9.ocn.ne.jp/~raven/
■アクセス
佐久市下平尾612-6
0267-67-6775
■出演
ハヴケイスケ+Essential piece band
コイケテツヤ
■入場料
2,000円 (1D別)
■問合せ・予約
0267-67-6775 (高畑)
sekikaku_move@gmail.com (関)
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長野/長野
■日時
2014年11月8日 (土)
開場 19:00 開演 19:30
■会場
はくな・またた
http://welcomehakunamatata.naganoblog.jp/
■アクセス
長野市南千歳2-13-9 2F
026-223-7068
■出演
ハヴケイスケ+Essential piece band
konoka
■入場料
2,000円 (1D別)
■問合せ・予約
026-223-7068 (はくな・またた 中沢)
sekikaku.move@gmail.com (関)
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長野/松本
■日時
2014年11月9日 (日)
開場 18:30 開演 19:00
■会場
韓国食堂 Music Court HANA
http://hwsa7.gyao.ne.jp/hana/shop/shop.htm
■アクセス
松本市中央2-4-18 2F
0263-87-0873
■出演
ハヴケイスケ+Essential piece band
チーム・しめちこちゃん
セキケンイチ+Fundamental piece band
■入場料
2,000円 (要、オーダー)
■問合せ・予約
0263-87-0873 (HANA さい)
090-9838-6681 (関)

一緒に「アイウエオ」、歌っちゃいましょう!すてきな言葉なんですからっ!
  

2014年10月12日

信州炎上!やっぱ、フォークロックだったね。

もう、一ヶ月も前になってしまうけれど、僕が大好きな、そしてすんごく素晴らしいミュージシャンたちが、長野県でツアーをしてくれました。
正に、文字通り、信州のシーンを内から外から炎上させてくれました。
ようやく、少しずブログを書く時間も出来たので、書いておこうと思います。

今回のツアーは、長野県内三日間だったんですが、前乗りで「谷井大介」くんが歌ってくれたり、三日間の初日には「大島圭太」くんが飛び込んでくれたり...と、てんこ盛りの三日間+一日だった。


2014年9月4日 (木)
~前乗りの大ちゃんと、フォーク酒場に飛び込んじゃえ!の、巻~

ツアーの動きの中で一日空きが出来てしまったという事で、「谷井大介」が、ツアー開始の一日前に長野入り。
どこの会場に、大ちゃんを紹介しようかといろいろ思案したんですが、諏訪の「フォーク酒場 1977」のマスターに連絡をして、お店のオープンマイクの雰囲気の中に、飛び込ませてもらいました。

どちらかというと、マダムやダンディー的な常連さんが多い「1977」、大ちゃんのライヴがどう染み込んでいくのかワクワクドキドキしながら見ていたんですが、マスターや常連長 (笑) の中尾さんの協力もいただいて、ここっ!って位置に大ちゃんのステージを準備して下さって、アップテンポもバラードも、満員の常連さんたちにすごく気に入ってもらえた。
ほんものってのは、心から心に伝わるんだね、やっぱり。
CDも、たくさん売れてたみたいだし、うれしかったっすね、ホント。

お世話になったマスターと、常連長の中尾さんと、パチリ。




2014年9月5日 (金)
~圭太くん、松本の「ビール片手にっ!」、PVで使ってね~の、巻~

さて、いよいよ本編の「信州炎上!」のスタート、初日は松本の「韓国食堂 Music Court HANA」にてです。

まこっちゃんや、まこっちゃんが今回サポートギタリストとして連れて来てくれた初対面のヒロポン、そして四ヶ月ぶりになる大島圭太くんとも再会の握手をして、リハ。

いつも思うけれど、レベルの高いシンガー同士のライヴっていうのは、リハの時から空気がなにか違う。
甘みがないっていうのか、緩みがないっていうのか、ピンっ!って何か冷たい筋みたいなものが、音や空間の中に生まれる。
正にこの夜もそんな感じで、時間が流れていました。

この日のO.Aは、「サタケン」。

もともと、大島圭太くんが、サタケンの萩さんの後輩だったって事も、この夜の大きな要素になってた。
「サタケン」は、どんどん円熟度を増しているように、ステージを見るたびに思う、うん、すごく思う。

そして、信州炎上の幕開け。
「衰退羞恥心」

まこっちゃんのステージは、いつでもストレートだけれど、この夜はいつにも増してエッジが効いたような、そんなストレートさだった。
ヒロポンのギターが、カッティングにせよリフにせよ、「ここっ!」ってとこで絡んで来て、何とも言えなかったな...。

「大島圭太」。

彼のステージングの王道をきっちりと演じながら、三つ巴になっているこの夜への思いも込めてくれたステージだった。
「ビール片手に」では、みんなでジャンプして盛り上がって、そして「オッパイワルツ」、関さんヴァージョンで、ありがとね (笑) 。

「谷井大介」。

粗らしく、そしてハートフルに歌い上げるそのステージの中に、アツい闘志みたいなものを凄く感じるステージだった。
「OASIS 346」横の千曲川を眺めながら作ったっていう、「夕暮れのエコー」、しみたなー。

みんながステージで「信州炎上~っ!」って言いながら歌ってくれて、なんだか、今回、このコンセプトで良かったな~...なんて感じた炎上初日でした。



2014年9月6日 (土)
~エイティの「凛」とした歌姿が、更に炎上を呼びまくったぜ、の、巻~


炎上中日は、長野市の「拓郎age」にて。
この日のお昼に、山形村でお蕎麦屋さんを営んでいる方が、何とヒロポンの大学時代の後輩で、その後輩との再会なんかもあって、嬉しい幕開けでした。


この日のO.Aは、「エイトヤマザキ」!
いや、エイティのステージ、すごく良かったなー。

もともと、歌力がすごくあるエイティだけれど、この日は特に炎上モードで、しっかりと歌ってくれました。
大好きな「赤いメガネ」、聴けたのも嬉しかったな。

そして、「谷井大介」!

この日の長野と次の日の塩尻の二日間は、「谷井大介×衰退羞恥心」ってツーマンライヴになったせいか、気合の入り方がまた前日とは違った。
大ちゃんのワルツってか、三拍子はとてもストレートで切なく悲しく、僕の胸に飛び込んで来るのでした...。
新曲、「三条大橋、橋のたもと」、すごく情景が見えるしノれるし、大好きな曲になったよ。

そしてそして「衰退羞恥心」!

前日のステージを見ていて、もっとヒロポンのギターを前に出した方がよりロックするんじゃないかと思って、この日はヒロポンのギターを上げ目に、「衰退羞恥心」たるイメージを持ちながら、ミックスしました。
今回のツアー、大ちゃんもまこっちゃんも新しいCDを携えてやって来てくれたんだれど、「衰退羞恥心」の「SING A BONK WRITER」も、すごくよくて、でも、やはり「旬」は、その中でも大事なポジションを占めてるな...。
でも、「ヤクザなアメリカンドリーム」なんて、最初聞いた時、運転してたんだけど、ハンドル切り損ねそうになった (笑) 。
まこっちゃん、今度、もっとカホン練習しておきます (笑) 。

エイティが導火線に火を点けてくれて、二日目の長野も見事に、打上げまでも炎上したのでした。



2014年9月7日 (日)
~塩尻での炎上は、鎮火する事なく年を越えちゃう事になっちゃったの、巻~


信州炎上ラストデイは、塩尻「BAR On the Road」。

いつもツアーの度にお世話になっている、塩尻のホット、今はもはやライヴバーです!

この日のO.Aは、トーメ腰痛悪化のため、急きょ「FUKU」に。

トーメへの思い、大ちゃんやまこっちゃんたちへの思いも込めて、じっくりと歌ってくれました。

そして長野での四日間を振り返るように、歌い込み、語りかけ、叫ぶ「谷井大介」。

かっちょよかった!

まこっちゃんとヒロポン二人のロックは、まるで何人もメンバーがいるバンドのごとく、うねり、吠え、響く。

「衰退羞恥心」、これが「衰退羞恥心」なんだ!ってものを、しっかりと塩尻のみんなに魅せてくれました。

そして、「信州炎上」は、幕を閉じました。

が、しかし!

来年一月の末、30日の金曜日からの週末、今回の「谷井大介」・「衰退羞恥心」に加え、「島崎智子」も参戦しての、「信州炎上 II」が、このツアーの間に決まりました!
詳細は、近々発表します。


他にも、この日の塩尻のライヴなどで、大ちゃんとFUKUをすごく気に入ったお客さまが、松本で開催する自主企画で大ちゃんとFUKUに歌ってもらいたいなんて話にもなって、今月末には「谷井大介」、再び長野にやって来ます!




四日間、合宿のように、みんなといろいろ話したり飲み食いしたりして、また再会を約束して別れた今回のツアー。

僕は、企画をしているだけなのに、なんだか毎晩、最前線に立ってロックしているようでした。

ありがとう。
大ちゃんとも、衰退羞恥心とも、たくさん一緒にピアノを奏でさせてもらいました。


いっつも最後にはこれしかないのだけれど、大ちゃん、まこっちゃん、ヒロポン、圭太くん、サタケン、エイティ、FUKU、お客さま、各会場のオーナー、スタッフの皆さん、ありがとうございました。

来年の一月末を、楽しみにしていて下さいっっっ!  

2013年09月16日

流×島崎智子 「オンザでクロス」 終了!

もう、四日前になるんだね...。
二人の女性シンガー、二人のツアーロード、二人の音楽道、それを交差させるべく開催したライヴ。
音の道プロジェクトがお届けした「島崎智子×流 ONNTHEROAD de CROSSROAD」、素晴らしい夜になりました。


島崎さんは、このライヴを終えてから、長野~佐久~長野と県内ツアーをして、今夜の伊那が県内ファイナル。
流さんは、名古屋経由で山陰方面に10000人に会いに行くツアーを進め、松江、出雲とライヴを続けています。
よくぞ長野でクロスしてくれたっ!って、そんな一日をしたためます。


島崎さんとは会場で待ち合わせをする事にして、松本駅前で流さんを迎えて、「BAR On the Road」へ。
到着すると、島崎さんはすでに会場入りしていて、オンザに常設されているアップライトピアノ、YAMAHAの「U3」に向かっていました。
島崎さんのその佇まいだけで、感じましたね、オーラを。
そして、塩尻で接点を迎えた、流さんと島崎さんの挨拶、正に「オンザでクロス」、なんだか嬉しかったな...。

リハが始まり、その日のPAのスキルを説明して、島崎さんとアップライトピアノの音作り。
ピアノの調律師並に、ピアノの内部の細部の音の響きまで聞き分けながらの島崎さんの聴覚は、職人でしたよ、もはや (笑) 。
そして、島崎さんのリハがスタート。

リハを終えた島崎さんに、「うおー、ライヴハウスみたいな気持ちよさっすよ~!」って、言ってもらえたのは嬉しかったな (笑) 。
続いて、流さんのリハもスタート。

「三角堂」の頃はボーカル担当だった流さん、ソロ転向後に、「弾き語りをしたいっ!」の思いひとつでレッスンしたギターだと言っていたけれど、しっかりとしたコードワーク、ピッキングもアルペジオも、流さんの歌にしっかり寄り添った音色でした。
PAブースが、ステージ横だったので、ギターとボーカルのレヴェルバランスなんかを、客席にいた島崎さんが「ギターもうちょっと大きくていいと思いま~す」とか言ってくれたり (笑) 、もう夜はひとつになり始めてました。
でもね、しかしね、ツーマンはツーマンなんです (笑) !
その日のライヴに向けて、リハの時間から本番が始まってるが如くの緊張感って、僕は大好きなんだけど、この日のリハは正にそんな感じでした。
会場の雰囲気がどんどん重くなっていくのを、その日のライヴに無ぶるいがするほど感じたよ。

リハも一通り終わって、「BAR On the Road」のライヴと言えばお約束の、オンザ一階のおにぎり専門店「葦」での「おにぎり」。
流さんに「おにぎり」という優しい歌があって、島崎さんには「おにぎりサンバ」ってエレジーがある。
この二人が対バンするお店の一階は、おにぎり屋さん、もうこれは演出したくなりますよね~。
ってな訳で、この日O.Aを努めさせてもらった「the APPLAUZ」のボーカルまみも含めた、三人での「おにぎりシスターズ」が出来上がりました (笑) 。

島崎さんも流さんも、「葦」のおにぎり、気に入ってもらえたようでよかった。

そして、いよいよ、本番スタート。

O.Aは、「the APPLAUZ」で努めさせてもらいました。
この日の歌い手は、それぞれタイプが全く違う女性三人、そんな中で「流×島崎智子」に導くべくステージ構成を考え、ライヴでは一度も演った事がない「ジョーダンじゃない」、ディラン2のカヴァー「アフリカの月」なんかも織り交ぜながら、演奏させてもらいました。

そして、当日僕がPAを担当していたので、「the APPLAUZ」のステージでは、三人目のアプローズ (笑) 、まみの昔のバンド仲間でわざわざ横浜から見に来てくれた、阪ちゃんがPAを務めてくれました。
ありがとうございましたっ!

そして、「流」さんのステージ。
一曲目の「幸福駅」、これ、懐かしかったですね~。
っていうのも、乗り鉄だった僕、幸福駅と言うのは、北海道にある国鉄時代に帯広から南下していた「広尾線」の駅で、「愛国駅~幸福駅」なんて硬券も、流行ったんです。
その「幸福駅」、北海道出身の流さんが歌うと、中学校の頃に訪れた「幸福駅」の駅舎や駅長さんの顔なんかが、走馬燈でした ... (笑) 。

曲ごとに、音の中に言葉の中に強弱をつけながら、ひとつひとつ大切に伝えていく...、それを強く感じるステージでした。
誰が聞いても、その歌の中身に入り込みやすく、聴く人に寄り添うように散りばめられた詩がメロディーラインにとても合っているので、聴いた人たちが自分の生活の中の「何か」と共鳴させやすいんじゃないかな。
流さんのお客さんのに近づいたサウンドプランニングがとっても見事だったし、客先のお客さまたち(特に女性)が、流さんを見つめる視線が、印象的なステージでした。
ステージ構成も、後半に入るに連れて流さんの思いも、お客さまの思いもアツくなって行く感じで進められて、そのアツくなった世界を、ほんわかとラストに歌ってくれた「おにぎり」が、包むのでした。
この日の事を、自身のブログでも書いてくれました。
http://nagare.us/index.php?e=830

そしてそして、「島崎智子」、いよいよ登場。
流さんのラストの曲が「おにぎり」、これを受け取った島崎さんの一曲目は「おにぎりサンバ」!
「おにぎりおにぎりおにぎりおにぎり...」って島崎さんが歌ったその瞬間に、客席を全部持って行きましたよ (笑) 。

前半は、どちらかと言うと島崎さんの歌いたい「大切なもの」が、奥に潜んでいるような曲郡。
しかし、彼女の曲や詞は、どこか昭和歌謡の美しさや儚さが随所に散りばめられているので、「笑い泣き」的な感情を、聴き手に持たせます。
その証拠に、当日客席にいらしていた、73歳の現役シンガー「丸山俊治」さんをも、即座に飲み込んでました。
「the APPLAUZ」のまみも言っていたけれど、島崎さんの世界は、歌もピアノも語っているような、そんな感じがしたな。
きっと、その「語り」に聴こえる世界は、歌われている詞の向こう側に潜む、彼女の心の中の言葉なのかも知れない...。

MCを殆どいれずに歌い綴るステージ、少ないMCの中で、客先で大きい私語をしていたお客さんに向けられた「おっちゃん、うた、きいて!」、そしてその後に悔しそうに自分自身に呟いた「今日は、今日しかないのに...」、この言葉や流した涙が、彼女の音楽の全てを物語っているように思えた。

素晴らしい、本当に素晴らしい、二人のステージでした。
流さん、島崎さん、ありがとうございました。
ふたりに出会えた事に、感謝します!

今回も、会場「BAR On the Road」の直美ママには、たくさんお世話になりました。
いつもありがとう、島崎さんのピアノの音色は、お父さんに届いたかな...。
会場に足を運んでくださったお客さま、ありがとうございました。

このブログを書いている今日、島崎智子さんは、長野県ツアーファイナルの伊那市「喫茶 はるか」でライヴ。

そして流さんは、神の国、島根県出雲市「アポロ」でライヴ。
二人のこれからのロードに、心からエールをっ!


おむすびとも言われるおにぎりが結んだ、音の道。

今回の三人の女性シンガーは、寅年と辰年だった、そう「タイガー&ドラゴン」なのだ。
で、それを企画したのが、ちょいとクレイジィな、ケンちゃんだった訳です。
お後がよろしいようで (笑) 。
  

2013年07月04日

竹原ピストル信州銃弾ツアー2013 "Count 5 to Count 7"

「竹原ピストル信州銃弾ツアー2013」も、いよいよ中盤。
ラストスパートの三日間をどう迎えるか、ある意味十日間行程で一番重要だった三日間を、思い起こします。

2013年6月18日 (火) 佐久市/楽音酒家 OASIS346
上田の会場から家に帰ると、僕の机の上になにやら手紙が...。

僕自身、忘れていたんだけれど、父の日だったので娘たちからの手紙のプレゼントでした。
最近、少しずつ漢字も書けるようになってきた、小二の長女の、「とうとう父の日ですね。これからもピアノがんばってくだされ!」ってのに苦笑しつつ、今回のツアー関係の資料を入れたファイルに忍ばせて、この日の会場「OASIS346」がある、佐久市へ。


この会場に来る時にいつも楽しみにしているのが、千曲川。

この日は雨が落ちてきそうな空でしたが、それでも往々しく千曲川は流れ、僕に深呼吸をさせるのでした。

この会場では、かなり早い時期から店長の池田さんが、常連さんへの告知やネット上での紹介などに力を入れて下さっていて、すごく心強かった。
この日の共演の「鯉丼」は、店長の娘たちみたいなものだし、僕自身も楽しみにしていた一日でした。
が「鯉丼」、ピストルさんのリハを目の当たりにしてから一挙に、緊張モード (笑) 。

でもその思いが、ピストルさんとのステージに挑む気合と合間って、会場自体が張り詰め来る感じがして、なんとも言えなかった。
開場と同時にお客さまがどんどんやって来て、配布物を渡すスペースが受付で設けられなかったので、僕は会場の入口で一人ひとりのお客さまに配布物を手渡ししながら、挨拶。
そんなコミュニケーションも、ツアーではとても大事な時間になります。

「鯉丼」の歌声と共にステージが始まると、もうすごい、ステージと客席の一体感が感じられる雰囲気。

頼もしい、妹分たちだよ「鯉丼」は。
そして、竹原ピストル登場。

後ろから客席を見ていて、みんなの背中にただならぬ緊張感と集中力を感じる、瞬きしていないんじゃないだろうか...っていうような。
この日に先駆けて、「鯉丼」のあゆみに「FMさくだいら」に出演してもらって、ライヴ告知をしてもらったんだけど、その時に流れた「オールドルーキー」から始まったステージ、野孤禅時代からの大ファンだという男性もいらしていたけれども、すごく興奮してらした。

終演後にお客さまをお見送りする際、たくさんの人に「こんな素晴らしい人を佐久に連れてきてくれて、ありがとう」って、声をかけられた。
涙が出そうになるくらいに、嬉しかったよ。

打ち上げでは、ママさんの信州のお袋の味がたくさん振舞われて、ピストルさんとリョウジくんは、次の日の朝食にするからと包んで持って帰るほど喜んでました。

erock店長、ママさん、鯉丼のミワ、ミナ、あけみ、あゆみ、佐久のあたたかいお客さまがた、FMさくだいらの恭子ねぇ、ありがとうございました。

「この日を、開催会場は!共演者はっ!」
OASIS346: http://happy.ap.teacup.com/346346/970.html
3961: http://dp.tosp.co.jp/index.php?action=blog_view_entry&ocd=user&oid=4996009&eno=818&guestAuthCode=


2013年6月19日 (水) 塩尻市/BAR On the Road
今回は十日間かけて長野県内をツアーするということなので、ピストルさんにしても始めての土地が殆ど。
二日前の上田市、一日前の佐久市に続き、この日の会場「BAR On the Road」がある塩尻市にも、初上陸となります。


「BAR On the Road」での公演では、再びヒーローズとタッグ。
そして、この「ヒーローズ」、今回は「シュビドゥバ タケイ」と共に、共演者でもあった。
が、ここまでベテランともなると、開演前もマイペースな寛ぎモード (笑) 。

この日もPAには、小池の兼ちゃんに入っていただいて、会場入りしたピストルさんと入念なサウンド構築が行われる。
どんどん、いつものオンザのライヴとは一味も二味もドライヴする音が出来上がってきて、武者震いがした。

このハコ「BAR On the Road」でのライヴの時、いつも感じる事がある。
誤解なきよう読んで欲しいんだけれど、このお店の直美ママの、お店やお店のお客さまに対する人情溢れるコンダクトが、ものすごく見事。
一人で切り盛りしているお店だから、当たり前なのかもしれないが、お店の隅々まで、ママの心が通っている感じがする。
だから、ライヴをブッキングしてお願いしても、ママの言葉で常連のお客さま方に声をかけてくれるし、コンダクトを受けている常連さんたちも、ママの言葉なら...と、楽しみにライヴに端を運んでくれる。
後日談になるんだkれど、この日のピストルさんの公演の事が、地方折込紙に掲載された。

塩尻を、お店を、人を、音楽を、それぞれ愛するママの思いがよく表されている記事だと思う。
そして、記事の内容は竹原ピストル公演なのに、使用写真は違う日のオンザでのライヴのものが使われている。
最高級の、アーティストに対する配慮だと思うし、こんな部分まで考えて下さる会場のオーナーは、なかなかいない。

この日のライヴも熱気に包まれた、素晴らしいライヴだった。
「シュビドゥバ タケイ」も「ヒーローズ」も、それぞれのピストルさんへの思いを込めてステージを展開し、やはりピストルさんもそれを受けてのステージを魅せてくれた。
ライヴ当日まで、生で聞くまで、あえてCDとかを一切聴かないって言ってたママ、生の竹原ピストルはどうだったかな?
ピストルの形のテキーラのボトル、次回のツアーの時には、必ずサインしてもらおうね!


竹原ピストルという人は、その日の共演者のその後の音楽人生に、芽の出る種をしっかりと植えつける、そんなミュージシャンのような気がする。
「シュビドゥバ タケイ」、ピストルさんと共演して、彼のこれからがますます楽しみになった。

その頃、ヒーローズは一人打ち上げを続け、遅い時間に店を訪れたお客さまに歌のプレゼントをしつつ、塩尻の夜は深けるのであった...。


「この日を、開催会場は!共演者はっ!」
BAR On the Road 01: http://barontheroad.naganoblog.jp/e1293212.html
BAR On the Road 02: http://barontheroad.naganoblog.jp/e1260529.html


2013年6月20日 (木) 長野市/INDIA Live The Sky
気づけばピストルさんの長野ツアーも折り返し地点を過ぎ、後半に入って来ている。
しかし、後半をから終盤へと突入している中、かな~りいい感じの盛り上がりを、ツアー全体から感じていたのも、この辺り。
今回のツアーの中で、一番「THE GIG」を感じさせるであろう、長野のミュージックシーンと言えばこの店「INDIA Live The Sky」で、七日目を迎えた。


長野県下のバンド、アコースティックシーンを支えて続けている、スカイとスカイの管理人 (笑) の和久ちゃん。
和久ちゃんとは、同い年、互いに日々の活動内容は違えど、長野音楽に対して考えている事、描いている事がとてもよく似ている。
「拓郎age」でPAをお願いしていたし、以前ピストルさんがツアーで回っていたスカイでまたやりたいというのは、僕の願いでもあったので、この日の開催はとても楽しみだった。

この日は、ピストルさんに、6/22 (土) に行われる「旧下市田学校」でのピストルツアーで共演する「湯澤かよこ」がパーソナリティを務める、FM長野の「echoes」への電話出演をお願いしていた。
ピストルさんが電話で生出演するのは17時過ぎ、しかし、リハを行っていたピストルさんの音作りが、16:55くらいからメチャクチャいい感じになって、ピストルさん自身の集中力もピークになって来ていた...。
正直、迷いました「俺が代わりに電話に出て、ディレクターに事情を話して、代理出演したほうがいいのではないだろうか...」と。
とにかく、その日その日のライヴに、最善、最良の形で向かわないと...、そんな今回の長野ツアーだったからね (笑) 。
で、リョウジくんに相談して、出演してもらう事にしました。
ステージから降りて、汗だくで受話器を握ったピストルさん、しかし、かよことのやり取りはやさしく、相手の話をしっかりと聞き応対をして、言葉を大切に電波に乗せて下さいました。
僕はオンエアは聴いていなかったけれど、竹原ピストル×湯澤かよこ対談形式の「echoes」の時間を、長野県下に届けることが出来ました。

さて、ライヴ。

「復興の花」や「復興の花 2」がツアー中に売り切れてしまっていたんだけど、この日スカイに宅配便で届けられ、物販ブースも賑わいを増した。

開演と同時に登場する三組の共演者は、今回はスカイの和久ちゃんに一存した。
宮之尾さんのステージ、すごくたくさんの喜怒哀楽をそれぞれ人の何倍も味わって、歌い続けている人なんだろうな...って、感じた。
「カウント 10」が、一番ピストルさんの曲の中で好きだって言ってたのが、印象的だった。
アストロノーツ、三田くんのご両親も沼津から遠路はるばるいらしてくれて、なんだか不思議なんだけど、僕は静岡以来の再会 (笑) 。
気合い入ってたね~、ミッちゃんが音を外すほどにその音色はワイルドに響いて、三田くんもがっつり歌いこんだ。
三田くんはいつもの7割くらいの暴れん坊だった (笑) けど、さすがだったな、アストロノーツ。
そして、梅嶋純一こと、梅さん。
「拓郎age」のステージを見に来てくれた時の、人懐っこい笑顔のガイとはまるで別人ってほど、ストイックな表情をしていた。
自分の日常を、思いを、感情を、ぶつけるように歌い、そして...。
野孤禅の「東京紅葉」を歌った、言葉を嚙むとか嚙まないとかそういう問題じゃなく、しっかりと「東京紅葉」を、梅さんは歌った。

そして、その「東京紅葉」を、背中で聴いていたピストルさんにも、更に火がついた。

僕には、梅さんもピストルさんも、「気でも狂ったか、己に往復ビンタ」な、ステージに見えたし、それくらいの覚醒感を抱かせるほど、かっこよかったよ。

閉演後、和久ちゃんと力強く握手!
なにも言わなくても、お互いに言いたいことが分かる、それが同い年の音楽バカ同士なのかもしれないな (笑) 。

このスカイでは、9月にまた竹原ピストルの公演を行います。
9月21日 (土) 、ピストルさんの朋友、福島からやって来る、まこっちゃんこと「衰退羞恥心」とのライヴです。
次回のスカイのライヴには、「ましゅまろまま with 関 謙一」で、共演させていただきます。

ご予約は、お早めに!
sekikaku.move@gmail.com
まで、どうぞ!

「この日を、開催会場は!共演者はっ!」
梅嶋純一: http://68.xmbs.jp/umejima-24384-d_res.php?n=699128&view=1&page=d2&guid=on


ってな訳で、「Count 4~Count 7」までの三日間です。
お気づきかもしれないけれど、塩尻の「BAR On the Road」と長野の「INDIA Live The Sky」、ほとんど写真がありません。
十日間のツアー、ピストルさんの年間300本に比べたらその1/30なんだけど、それでもピストルさんに精神的に余分な抑圧を感じてもらいたくない、演奏に、歌に没頭してもらいたいって思いがあって、撮影禁止にさせていただいた会場もありました。
十日間、生身の人間が命かけて動いているわけですから、いろんな事があります。
でも、十日間終わった時に、ピストルさんと笑顔で握手したくて、それがお客さまの笑顔にもなると信じて進んだ、この「Count 4~Count 7」でした。

さて、次はいよいよクライマックス。
言っておきますけど、次のブログからは、また写真増えますよ~ (笑) 。  

2013年07月03日

竹原ピストル信州銃弾ツアー2013 "Count 1 to Count 4"

信州に短めの梅雨が訪れていた先月水無月、竹原ピストルさんが十日間に渡り、長野県内を銃弾浴びせつつ縦断しました。
十日間の総合プロデュースを努めさせていただいて、感慨は「ありがとう」という言葉しか浮かびません。
それくらい、「ありがとう」という言葉の大切さと重みを感じた、そんな十日間でした。

ニヤニヤ思い起こしながら、あまりにも濃い十日間なので、三回に分けてブログにしたためようと思います。

<Count 1>
2013年6月14日 (金) 伊那市/Cafe & Chiro 有報堂

とにもかくにも、とにかく初日。
伊那のタカヨちゃんとミッちゃんとのタッグ開催となった、初日「有報堂」。
今から考えると、初日にそれまでピストルさんが歌ったことがない伊那市でのスタートを切った僕らの根性もすごいなって思う (笑) んだけど、そんな重圧と責任をすごくタカヨちゃんとミッちゃんが感じているのがとても頼もしかったし、彼女たちの下準備の段階を見ているだけで、初日からいい夜になっちゃうって、ある程度確信が持てていた。
松本から伊那市への道中、天気は晴れ~雨~曇り~天気雨...、もうなんだか空まで銃弾くらってました (笑) 。

会場の「有報堂」は、普段、カイロプラクティックと美味しいコーヒーや食べ物を提供しながら営んでいる、すてきなお店。

このお店に、あのヘビー級のサウンドが落とされる訳です。


会場入りすると、当日の実行委員を務めてくださった大嶋さんも含め、みんなで会場設営が始まっていて、そんな一人ひとりの表情が妙に強張っているのが、初日の重みとピストルさんへの思いが表れているようでした。

慣れない山道で迷いながらピストルさんとリョウジくんが会場入りし、リハがスタート。
ミッちゃんの眼差しも、やさしいようで鋭い (笑) 。

共演者みんな、それぞれの趣で、開演を待ちます。


「有報堂」の外の芝生でストレッチしながらピストルさんが精神集中している頃、空には夕暮れの虹が一筋、なんとも言えない時間だった。



そして、いよいよ十日間に及ぶ、ピストルさん含め18組のステージがスタート。
「タカヨ」、「オサカミツオ」、「唐澤千夏」のステージに続き、伊那市に初めて「竹原ピストル」の音楽が鳴り響く。

ステージ中では、タカヨちゃんの愛犬、南相馬市からやってきた「そまちゃん」の事もピストルさんはMCに入れて、「南相馬からの帰り道」を歌ってくれました。


会場の「有報堂」では、スペシャルメニューの「ピストルパン」も登場したんだけど、これが本当に美味しかった!

ピストルさんがMCで、「僕のCDよりも、ピストルパンは売り残らないようにして下さい。」なんて、言う一幕も (笑) 。

初めての伊那市開催にも関わらず、満員のお客さまに包まれた長野の初日、無事に終わってホッとしたのと同時に、とんでもない事を企画しちゃったんだと、自分に活を入れなおした、そんな初日。
「有報堂」の馬場さん、タカヨちゃん、オサカのミッちゃん、千夏ちゃん、そしてたくさんのお客さま、ありがとうございました。


「この日を、開催会場は!共演者はっ!」
有報堂 01: http://yuhoudou.blog.shinobi.jp/%E4%BC%81%E7%94%BB/%E7%AB%B9%E5%8E%9F%E3%83%94%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%AB%E3%80%80%E4%BF%A1%E5%B7%9E%E9%8A%83%E5%BC%BE%E3%83%84%E3%82%A2%E3%83%BC%E4%BA%8C%E3%80%87%E4%B8%80%E4%B8%89
有報堂 02:
http://yuhoudou.blog.shinobi.jp/%E3%82%AB%E3%83%95%E3%82%A7/%E5%AE%89%E5%BF%83%E3%83%BB%E5%AE%89%E5%85%A8%E3%81%AE%E3%83%94%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%AB
タカヨ: http://inadanifolk.seesaa.net/article/366537315.html
オアサカミツオ: http://osakamitsuo.blog41.fc2.com/blog-entry-236.html


<Count 2>
2013年6月15日 (土) 松本市/VON CELLAR

二日目、昼間から松本市は冷たい雨でした。

この日の会場「VON CELLAR」は、情緒溢れる建物が並ぶ女鳥羽川沿いにある、ワインレストラン、松本音楽会の重鎮ヒーローズとの開催です。



松本で開催される二日間、この日の共演は「トーメ」、この日を迎えるに当たってのブログやFBなんかからも、トーメのピストルさんへの思いや意気込みみたいなものを、感じていたし、当日のステージからもそれは発散されていた。

おばあちゃんの悲しいことがあったり、「信州おきなわ遊び」の準備もあったりで大変な中、ありがとう。

この日のライヴも、雨の中たくさんのお客さまも足を運んで下さり、連日満員での開催になりました。

外は雨...だって事、きっと会場の誰もが忘れていたんじゃないかな、そのくらい、ピストルさんのギターがうねり、歌声が轟いた。
二日目にして、もう初日とセットリストが違う、この辺がピストルさんの底の深さだよね、やっぱり...。

この日、PAを担当しながらヒーローズの隣でずっとライヴを見ていたんだけど、何を隠そう、竹原ピストルに自分の町で演奏してもらいたいって、野孤禅時代からオファーをかけて動いていたのがヒーローズ。
彼の今までの動きや働きかけがあったから、それからの積み重ねがあったからこその、今回の銃弾ツアーなんだよね。
そんなヒーローズが竹原ピストルのステージを見る視線が、なんとも言えなかった。
改めて、にぃちゃん、ありがとう。

閉演後の打ち上げでは、ワインレストランならでは、こんなダンディーなピストルさんも登場。

会場の「VON CELLAR」の宮坂くん、そしてオーナーの「BAR Alpha」の藤村さんには、本当にお世話になりました。

ありがとうございました!

「この日を、開催会場は!共演者はっ!」
トーメ: http://hina33.naganoblog.jp/d2013-06-16.html
FUKU: http://www.fukkoo.variafreeze.com/?p=4227


<Count 3>
2013年6月16日 (日) 長野市/拓郎age

初日に南信、二日目に中信と動いて、三日目はいよいよ県庁所在地の「長野市っ」!
フォーク好きのお客さまが毎日たくさん集い、吉田拓郎を敬愛するマスターが営む、その名も「拓郎age」が会場です。

この日から二日間は、長野県内に実績あるプロのミュージシャンをどんどん呼び続け、首都圏に行かずとも地元で良質の音楽を聞いて、地元を活性化させようと日々活動しているG.Gこと上條さんとのタッグで、銃弾ツアーを行いました。

「拓郎age」、とにかく吉田拓郎さんを中心とした様々なものが展示や掲示されているんだれど、一番驚いたのが「ヤングフォーク」や「明星」などの昔の音楽雑誌が、すごく綺麗な状態で残されている事。
中には、辰野の「オーリアッド」の三浦先生の往年の姿も...!


開場前には、お店の形状が特殊なため、お客さまの立ち居地によって音の響きしろが変るので、この日PAをお願いした「INDIA Live The Sky」の和久ちゃんとピストルさんとで、入念なサウンドチェックが行われました。

開場するとマスターがいろいろなお客さまに声をかけて下さったこと、そしてこの日の共演者が「The End」さんだったという事もあり、初めての会場だったにも関わらず、お店から溢れんばかりのお客さまが詰め掛けてくださいました。

そして、この「ピストル/The End」の夜は、静岡の富士から「河鹿」のお二人、小田原から「ジーズ・カフェ」の譲二さんの登場まで巻き込んでしまいました。

しかし...、「The End」さんのステージは、やっぱりいいな。
「最近、誰の曲だか分からなくなってきちゃってるから...」って、久しぶりに「引き潮」を歌ってくれて、「オレのメッセージ、和生に届いたかな~♪」って (笑) 。
会場の外で静かに「The End」さんのステージを聞いていたピストルさんは、「引き潮」に振るいたてられるようにステージに向かいました。
もちろん、ステージはそんな「The End」さんのステージの熱をしっかりと捉えた、ものすごい物でした。
お客さまが入口のドアぎりぎりまで立っていたので、この日の僕の居場所は、店の外の物販の前。

でも、お客さまで開場がぎゅうぎゅうで、企画者は店の外なんて、最高ですよ!

そして、遠方からのお客さまも交えての打ち上げは、「拓郎age」のマスターが紹介してくれた居酒屋さん。
みーーんな、上機嫌!みーーーんな、笑顔!



マスターの「今夜は!吉田拓郎以上の衝撃を受けましたっ!」って一言が、なんとも嬉しかったし、あたたかかった。

マスター、みずえさん、和久ちゃん、たっくさんのお客さま、G.G、ありがとうございました!

「この日を、開催会場は!共演者はっ!」
拓郎age: http://takuroage.com/blog/?p=1627
「河鹿」トオルさん: http://kajikafb.blog20.fc2.com/blog-date-20130616.html


<Count 4>
2013年6月17日 (月) 上田市/フォーク酒場 アルペジオ

四日目は、東信をいくらか下り、上田市「アルペジオ」へ。
長野から一度松本に帰って、また上田入りするって、距離的にはかなり無駄なんだけど、フライヤーの補充や持ち物の補充や、自分の中身の補充や、ある意味その日その日でのリセットが、ツアーの間にはとても重要な時間になります。
上田市へ向かうみちすがら、思わず気になるものをみつけて、パチリ。

あ、僕のルーツ「和田アキ子」さんと、同姓同名の方の看板が目に止まってしまったので (笑) 。

今回、僕も初めてお伺いした「フォーク酒場 アルペジオ」は、オーナーでもあるフラワーショップの二階に、静かに佇んでいました。

この日のみ、今回のツアーでワンマンだったピストルさんは、僕が会場入りする少し前に到着されていて、もうお店の形状や音の響き方のチェックをしてました。

「生バンドの演奏でお客さまが歌うことが出来る」って、数十年前にはよく見かけたミュージックパブの在り方を、今でも行っている「アルペジオ」は、従業員の方がそれぞれ楽器を演奏されるということもあって、リハの時間、生バンド演奏にまつわる、いろいろな話をしてくれました。
「僕もピアノやるんです」って、やっぱり言えばよかったかな~ (笑) 。

唯一のワンマンライヴだったピストルナイトは、またまた遠方からのお客さまも巻き込んでくれました。
ピストルさんをいつか自分のお店に呼びたいって思ってらっしゃる、新潟で飲食店を経営なさってお客さま。
そして、AKIさんが組む静岡でのツアーでは、もう「不可欠的存在」といっても過言ではない、「shake!」の住田夫妻 (笑) 。

そんな遠方からのお客さまや、横に広い会場のサウンドバランスを懸命に作ってくれた、小池の兼ちゃんの思いに応えるように、ピストルさん、歌うは歌う!

叫ぶは叫ぶ!

三時間に及ぶライヴは、演奏曲も30曲を超えました。

閉演後、お客さまの視点がどこか宙に舞うように見えたけど、多分そのくらいの魂を、この日いらしたお客様は感じたんじゃないかと思います。

帰り道、静岡から来てくれた「shake!」の住田夫妻との「さかい」タイム、松本住人の僕が静岡住人の住田夫妻と、なぜか上田で焼肉「さかい」。
妙なんだけど、ジンワリ嬉しい時間だったな~。

「この日を、開催会場は!共演者はっ!」
アルペジオ: http://blog.livedoor.jp/arpeggioueda/archives/50705343.html



とまあ、「竹原ピストル信州銃弾ツアー2013」のスタートから四日目までのブログを書きました。
読んでいただいた方で、もっとどんな曲をやったとか、ステージでピストルさんがどんなだったとか、知りたい方も多いと思います。
でも、あまりそれを書かなかったのは、その日のステージはその日だけのものであるから掛け替えがないのであって、どんなピストルさんだったかを捉えるのは、このブログを読んで下さった方が、次にピストルさんのステージを見て感じればいいんじゃないだろうか...って、思ってるからです。

今回、僕はミュージシャンとしてではなく、企画者としてピストルさんやリョウジくんと共にお客さまにステージをお見せする側の人間だったので、ご了承いただければと思いますし、そういった視点からのブログだけど、よければ次回の「Count 5 to Count 7」、「Count 8 to Count 10」も、読んでいただきたいです。

よろしくお願いします。  

2013年06月12日

竹原ピストル長野上陸二日前に、竹原ピストルとの二日間の事。

6月14日から始まる、十日間の長野県内のブチ抜きツアーを前に、静岡ツアーに参加した二日間の事をしっかりブログに書いて、ピストルさんを迎え入れるための気合を、自分に入れなおそうと思う。
「竹原ピストル信州銃弾ツアー2013」の全工程は、下記のURLからどうぞ!
http://futurista.naganoblog.jp/e1276366.html

さて今回のツアー、静岡では、11ヶ所での公演が行われた。

静岡ツアーのプロデューサーのAKIさんの発言や発信、ブログを日々読みながら、長野ツアーへの不安と期待が押し寄せる日々だった。

そんな中、南伊豆jの「GUEST HOUSE KODO・KODO」と土肥「Crazy Spot 31」、二日間の静岡ツアーへ参加させてもらった。


2013.06.06 (木) 竹原ピストル静岡ツアー 八日目/GUEST HOUSE KODO・KODO
http://kodokodo.jp/
もともと、去年のピストルさんの「KODO・KODO」で共演した、「ましゅまろまま」への出演オファーだったんだけれど、真彩のスケジュールが合わず、今年は「the APPLAUZ」での出演となった。
そして、「the APPLAUZ」ともう一組、長野ツアーを先々月行った「ハヴケイスケ」も含めた、僕からすると演奏ってよりもものすごく見てみたい、そんな一日だった。

快晴の松本を出て四時間、JRの三島駅でハヴくんと合流して、一路、南伊豆へ。
なんとなく「ただいま」って言いたくなる、そんな八ヶ月ぶりの「KODO・KODO」だった。

オーナーの良江さんと「ただいま~♪」って挨拶をして、久しぶりの「KODO・KODO」を感じていると、少し前に到着していたAKIさんが、テラスでお茶飲んでまったりしてた (笑) 。
そうなんです、「KODO・KODO」は、すごく空間がふるやかに流れていて、その中に身を委ねるだけで、なんとも心地いい場所なんです。
しばし談笑の後、夜のBBQの買出し組はスーパーへ向かい、今回、PAも兼ねての参加の僕は、会場のサウンドセッティングをしながら、ハヴくんとリハ。
そうこうしている内に、ピストルさんとピストルさんの朋友リョウジくんも会場入りし、再会の握手。
この時、かなり絞り込んでソリッドになったピストルさんに、驚いた。
ピストルさんのリハも始まり、前回のツアーの時よりも、より生音を大事にしながら歌っているんだな...って感じて、「KODO・KODO」の空間を最大限に活かせるようなPAセッティングで、本番に備えた。


結構早い時期に「SOLD OUT」になっていた「KODO・KODO」だったけれど、開演時間が近づくにつれて、それでも...とテラスで立ち見の当日のお客さまも来られて、開演時にはもう人人人人人人...、すごい、熱気。

AKIさんの「そろそろ開演になりますので、テラスにいらっしゃる方は、中に入って下さ~い」ってアナウンスが、なんだか遠くに聞こえて、テンションが冷たく冷たく上がってきて....、開演。
まず、「the APPLAUZ」。

なんてのかな...、僕もまみも、妙な昂ぶりとテンションがあって、ライヴとしてはけっこういい出来だったんだけど、曲ごとの良し悪しが激しかった、そんな30分だったな (笑) 。
新曲「冷たい前に…」が、初披露、開演後にしとしと振り出した南伊豆の暖かい雨とコラボ出来て、すてきな空間だった。
そして、「ハヴケイスケ」。

松本ツアーでずっと見て来たハヴくん、その後シングル「アイデンティティ」が発売になり、また、新たなツアーが始まっている。
また新しいハヴくんの一面をみたような、そんなステージ、お客さまも知らない間にしっかり嚙みつかれてましたね、やはり (笑) 。
個人的には、「ありふれた言葉」~「ジパング」、この流れには、かなりヤられた (笑) 。

考えてみると、「the APPLAUZ」は置いておいて、今、この時期にハヴくんとピストルさんのライヴが、一晩に見られるってすごいことなんだよね。
そんな夜に演奏させてもらえて、お客さまに届ける音の架け橋まで担わせていただいて、AKIさんには本当に感謝です。

そしてそして、「竹原ピストル」。

僕の感覚だけれど、今回のピストルさんは、自分のギターの音と歌を、よりストレートに直接お客さまの元に届けたいって、そんな思いが去年のツアーよりも強いんじゃないだろうか...。
リョウジくんの意見も取り入れながら、生の振動がより多く伝わるようなサウンドを作っているように思えた。

ギターも、今までの定番「Gibson J-200」と、もんのすごく鳴りまくる「YAMAHA」の僕がヒーローズにぃちゃんに預けてある兄貴分のギター(型番が分からない)の二台を、その会場の鳴りによって使い分けていた。
より、生音に近い世界で...って、感じだったのかな...。

演奏内容については、これから楽しみにしている人たちもたくさんいるから書かないけれど、特出すべきは、新曲の多さと内容の豊かさ!
すごい新曲郡が、もうどんどん出来上がっていて、すぐにでもアルバムが出来そうな勢いだ。
「リョウジ」のスペシャルコドコドヴァージョン、「み~なぁーみぃーいーずの~、(うん!)、コドコドの~ツインルームで~眠ろうぜ~♪」は、最高だったな、会場が完全に一つになった。

いつも思うんだけれど、ピストルさんのステージ後、ステージ跡を見ると、僕はより一層、ピストルさんの「旅」を、感じる。
いつも、感じる。

そして、打ち上げ!
ハヴくんなんか、この打ち上げを、長野ツアーの頃から楽しみにしていた (笑) 。
今、改めて写真で見ると、すごいメンバーだな...。

スーパーに買出しに行って、魚をさばける人はさばき、サラダを作る人はネギダレを作り、木炭の扱いに長けた匠は素晴らしい焼き具合で次々に食卓を豊かにして、テキヤのにぃちゃん風のハヴくんは焼きそばを作り...、もうみんなでワイワイ、最高に楽しい時間でした。


南伊豆のゲストハウス「KODO・KODO」、楽しみにしていた一日も終わり。
一緒にこの人たちとステージ立てて、本当にしあわせでした。
ピストルさん、ハヴくん、ありがとう。



2013.06.06 (木) 竹原ピストル静岡ツアー 九日目/CRAZY SPOT 31
http://ameblo.jp/crazyspot31/
竹原ピストルさんの今年のツアーの音を、もう一日しっかり捉えて長野に繋げたくて、「KODO・KODO」の次の日の、tomoさんが土肥温泉から音楽を発信している魂の店「CRAZY SPOT 31」にも、立ち寄ることにした。

「KODO・KODO」でのチェックアウト、「また、その内に...」みたいな感じで、今年も宿泊されていた、小林一家などと記念写真。

フロント三人の、足の角度が完璧なのが、笑える (笑) 。

ハヴくんと夏花を乗せて、伊豆半島を西伊豆目指して移動、道中入ったハワイアンよりのイタリアンが、大正解でみんな大満足。
アマガエルの登場なんかもあって、ハヴくんは子供のようにはしゃいでいた (笑) 。

下田の駅で、ハヴくんと夏花とは、お別れ。
やはり、バイバイさよならは、「イヤダ!」、なんとなく切なくなるよね、次の握手へのスタートが始めるんだけどさ。

しかし、広告掲示代がかなり高額なんだろうけれど、この看板枠は、もったいないよね~。
それにしても、この二人、まだコドコドポーズやってる (笑) 。

そして、道中、海なんかも眺めつつ、土肥温泉「クレスポ」へ。


静岡の11ヶ所のライヴの中、唯一、ワンマンライヴでの開催となった「CRAZY SPOT 31」、静岡の美容院shake!!の住田夫妻や、伊東の「天使の遊VIVA」の毛利さん、去年「KODO・KODO」のライヴを見に来てくださった方たち..、土肥温泉で知り合いにたくさん出会えるのも、音の道の動きが充実しているって事なんだろうと思う。
クレスポのオーナーtomoさんは、来月、「ましゅまろまま」の福島県新白河のホテルでのコンサートでお世話になるので、その打ち合わせも出来て良かった。

この夜は静かに登場した、ピストルさん。
最初の約一時間、全て、新曲。
すごいな、ホントに。
この夜は時間ごとに「------の、曲を」って感じで構成されていて、新曲→野孤禅→竹原ピストルワールドと、初めてピストルさんを見る人なんかにとっては、すごく入り込みやすかったんじゃないかな、あ、もちろん、僕らはのめり込んでますけど (笑) 。
新曲の「ちぇっく!」と「東京一年生」、「ため息さかさにくわえて風来坊」、特に好きだな~、「どーこへいくー(パンパン!)」って、手拍子打ちたくなる。
ステージでは、土肥温泉の事、クレスポの事、静岡の事、MCで織り交ぜながらの、歌いも歌ったたっぷり二時間、堪能しました。

そしてクレスポのライヴを見て、ようやく長野の十日間が、かなり具体的に頭の中にイメージできました。
「よしっ!」って、思った。

閉演後、知り合いの皆さまとしばしの交流、「shake!!」の彩乃さんが、「Facebookで寄るって書いてあったから...」って、今回来れなかった真彩の分まで、お土産を...。

本当に、いつもありがとう。

二日間のピストルさんを僕なりに感じて、長野の十日間に繋げて、活かして行きます。
土肥温泉でもこの時期しか味わえない「白枇杷」をお土産に買って、松本に帰って来ました。


「竹原ピストル信州銃弾ツアー2013」、どんな十日間になるんだろうな、とんでもない240時間が待っているんだろうな。
間違いなく、すんごい日々がやって来る、ワクワクでたまらない。


一人でも多くの人に、一つでも多くの会場で、竹原ピストルの「今」を、感じて欲しい。
歌を届けるために、十日間も長野県内にピストルさんは、留まります。
捉えようよ、みんな、今見ておけば、必ずや自分の明日につながる、間違いなく!

全ての会場が、万全の体制で、みんながピストル喰らいに来るのを、待ってます。

今、竹原ピストルの今を、感じて欲しい、反応して欲しい。

十日間、突っ走ります!  

2013年06月06日

「ACOBATTLE★松本 05」終了!

いろいろと同時進行しているので、もう一週間前になりますが、終わりました「ACOBATTLE★松本 05」。

いや~、素晴らしかった!正に、これぞ、アコバトルだったっ!
出演者の皆さん、会場「GNU 2ND」の仁くん始めスタッフの皆さん、各方面から来て下さったお客さま、そして実行委員のみんな、ありがとう、ありがとう!

思い出しでニヤニヤしながら、一週間前の水曜日を振り返ってみようと思います。

前の日「こーさんのうちCAFE」で行われた、「ましゅまろままと齊藤さっこさんの夜」の興奮と充実感がそのままいい感じのテンションになり、もう五回目ともなると「ただいま~」って感じの「GNU 2ND」に、会場入り。
実行委員のみんなも集まり始めて、それぞれ、自分の分担作業を行いながら、会場設営を始めます。

会場がそれとなく「ACOBATTLE★松本」っぽくなって来ると、出演者のみんなが徐々に会場入りを始めます。
今回は松本での演奏が初めての出演者が三組、一人ひとりと松本で握手するの、なんだか感慨深かったな~。

準備が整った出演者から、リハーサルの開始。


それぞれの共演者のリハを、それぞれの共演者が聴く。
そして、自分の中の導火線に、少しずつ火が点きはじめる...、もう、アコバトルが始まっている。

「ACOBATTLE★松本」へ出演してくれたみんなのサインを散りばめたフラッグ、今回も出演者のみんなが、思い思い自らの名前を刻んでくれた。


一通り準備が終わり、会場を待つ間、ちょうど「FM NAGANO」に出演したトーメのオンエアの時間だったので、iPadをミキサーに繋いで、トーメのトークと「最愛」が会場前のBGMに。


そして会場、懐かしい顔との嬉しい握手、お馴染みの顔との挨拶、初めてのミュージシャン同士も、実は繋がりがあったりする。
音楽の、素晴らしいところだよね。


......そして、いよいよ開演!

サタケン with 相良 博


「サタケン」は、いつもは萩さんもタケちゃんもアコースティックギターを抱えて、二人で歌い、優しいハーモニーを聞かせてくれるユニットです。
でも、今回は、違った。
彼らなりの「ACOBATTLE★松本」に向けての、演出でステージに昇ってくれました。
萩さんがベースを担当し、ギターに相良さんを迎えての、パフォーマンス。
まず僕が驚いたのは、萩さんのベースのリズムの正確さ。
ドラムやカホンが居なくても、しっかりとリズムを打ち出しているから、タケちゃんのストロークも映えるし、相良さんのリフやソロも色合いを帯びる。
コーラスや世界感は、もうお馴染みのサタケンワールドなんだけど、萩さんのベースがこの日のステージをより一層際立たせてました。

クロキユウタ

クロキくんに松本で演奏してもらいたいって強く思ったのは、「ACOBATTLE☆SURUGA」に「the APPLAUZ」で共演した時。
前回の「ACOBATTLE★松本 04」の時にも声をかけたんだkれど、スケジュール調整が合わなくて、今回出演してくれた。
でも、全体的な流れや世界を考えると、今回の「ACOBATTLE★松本 05」への出演で良かったな~って、思ってる。
クロキくんの演奏や音楽は、その日の共演者の音楽の濃度を変える、そしてクロキくんもその日の共演者の演奏によって音楽濃度が上がるミュージシャンだと思う。
正に、アコバトル向き (笑) 。
毎回毎回、ステージを見るたびに、どんどん素晴らしくなっている。
実行委員のミッチーも、一点ステージを見据え、彼の世界を捕らえ続けていた。

この日のステージも圧巻で、愛知県の足助から毎回足を運んでくれるCHAMPさんが、大興奮していた。
mixiを見れる方は、こちらからどうぞ→ http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1903447866&owner_id=41009386
クロキくんは、どこで演奏していても、そのステージはクロキのステージなる....、まだ若い.....、これからどうなって行くのかな.....、楽しみ。

Icchie

今回の出演者の中では最年少の、Icchie。
しかし、音楽に対する思いとプライドと演り様は、もうどんな世代のミュージシャンと同じステージに立っても演り合える、そんな「音心」を感じさせてくれるのが、Icchie。
去年のトーメと谷紗矢香のツーウーマンの時にいろいろと話をして、それから中川千夏さんの長野ツアー、パルオク!と、Icchieに歌ってもらって来た。
その日のステージや共演者へ、思いを注入してもらいたくて、トップで演奏してもらう事が多かったIcchieなんだけど、僕個人としては中盤や終盤で歌うIcchieが、一番見てみたかった。
それが今回、かないました。
見る度に、ピアノがどんどん上手くなっている、これは並大抵の練習量、ステージ量じゃない事の証し。
そして、歌に込められた思いや愛や情念のようなもの、これもステージごとにぐんぐん研ぎ澄まされてると思う。
Icchieは、今回、代々木原シゲルくんが率いる「JAPAN FOLK SPIRITS」の、長野の責任者になった。
いろんなものを背負って、Icchieは歌っている。
Icchieのステージをじっと見つめる、同じピアノ弾き語りのさっこさんの後姿が、印象的だったな...。

Icchie、これからも奏でるもの、歌うもの、そして発信を司るものとして、お互いにがんばろうね!

齊藤さっこ

一瞬で客先を掴むミュージシャン、そんなホンモノを最近間近で見ることが出来るようになって、とてもシアワセなんだけれど、さっこさんもそんな中の一人。
ただ、さっこさんは、「音色」で、一瞬にして、客席を持っていく。
持っていかれたお客さまは、五感がステージに向かってすごくウェルカムになる訳で、そうなるとステージから響いてくるミュージシャンの音楽は、ぐんぐんぐんぐん聴き手に染み入る。
前回の僕のブログで、さっこさんのことはたくさん書いたから、もう細かい事は書かないけれど、ステージを見つめるお客さまたちの眼差しが、この日のステージを物語っていたように思う。
普段、私生活では思っていたり考えていたりしている事、あってもなかなか言えなかったり表現し切れなかったりするものたちを、歌い手さんが自分の事のように歌ってくれた時、その歌は聴き手の心の中と一つになって、一つの音楽が完成される。
そんな完成世界、さっこさんを聴いた人の心の中にはたくさんあるんじゃないかな、今日もだれかの心の中で響いているんじゃないかな...。
また、お互いに頑張って、松本にお呼びしたい、そんなミュージシャンです。
さっこさん、二日間、ありがとう。

よよよ_ゐ

大好きなんだよね、よよよ_ゐって人と、よよよ_ゐが奏でる音楽 (笑) 。
AKIさん主宰の「ACOBATTLE☆SPACIAL 乱・乱・乱・乱」の時に、英祐一の後のトリをノグチサトシくんがつとめた。
ノグチくん、素晴らしいステージ、そしてエンディングだった。
全然タイプも匂いも世界も違うんだkれど、今回、さっこさんが終わって、その熱をそのまま維持しつつ、自分の世界でステージを終えてもらえる人...、「よよよ_ゐ」しか考えられなかったですね (笑) 。
親指の肉の暑さまで音色に伝わってくるような、そんな爪弾き。
そして、暑くぬくもりのある、聴く僕らが、日本に住んで、日本語話せることが嬉しくなっちゃうような、そんなよよよ_ゐの音楽の世界。
しっかりと、一日の出演者の演奏の世界をそのまま残しつつ、よよよ_ゐの世界で、トリをつとめてくれました。
「帰り道、みんなに今日はいい一日だったな~」って思いながら帰路についてもらいたくて、僕もそんな思いで帰路につきたくて、よよよ_ゐにお願いした、そんな25分。
ありがとう、よよよ_ゐ。


今回も、素晴らしい五組の出演者の演奏が「ACOBATTLE★松本」に舞い降りました。



みんな、本当にありがとう。

また、それぞれの生活の中に紛れて、いろんなステージ立って、いろんな人たちの音楽聴いて、いろんな人たちに出会って、元気で音楽して...。
そしてさ、また、どこかで再会した時には、握手しよう。
握手をしよう。


ACOBATTLE、そして「ACOBATTLE★松本」、ありがとう。
やっぱ、たまんんあいし、こればっかりはやめられねぇよね、ヒーローズ兄貴 (笑) 。



次回は、8/31 (土) 、初めての土曜日開催。
会場も、次回は松本駅前通を「GNU 2ND」よりももう少しあがたの森の方に歩いた「STUDIO SONIC」で開催します。
次回のテーマは、「男女ユニットスペシャルっ!」、スペシャルなので、エントリーが最近もう一組増えて、6組での開催になりました。
すごい人たちが、そして初めて松本で演奏する人たちが、また何組も来てくれます。
Tamikoさんと辻さんの「雅音人」も、登場しちゃいます。
今から、予定空けておいて下さいっ!

こんなすごい、男女ユニットスペシャル、日本国内でもそうは見れないよ~。
うん、間違いなくっ!  

2013年05月29日

ましゅまろままと齊藤さっこの夜は、歌のファンタジアだった。

齊藤さっこさんを招いて、「こーさんのうちCafe」で開催した「ましゅまろままとこーさんのうちの夜 ~齊藤さっこさんを迎えて~」、いや~、いい夜でした。

いい夜で、大成功で、次はいつ?って、そんな声が、お客さまたちからもうチラホラ出るような、そんな夜でした。

先月、ハヴくんを送って別れた高速バスのバス停「神林」、今回はこのバス停でさっこさんをお迎えしました。
別に、平浩二の心境になったわけでもないんだけど、なんだか感慨深かったな。
出会いと別れって、歌になる場合、駅とか空港とか多いと思うんです。
でも昨今、高速バスもすごく便利になってきているから、バス停での出会いと別れの曲なんかも出てくるのかもね...、あ~「忘れていいの」があったか... (笑) 。

さっこさんと、伊那市の「喫茶 はるか」でのライヴ以来、約三ヶ月振りの再会をして、会場の「こーさんのうちCafe」へ。
お店に入った途端、「うわ~、すてきなお店ぇ~!」ってさっこさん、演奏会場を気に入ってもらうってのも、企画側としては重要な事なので、まずは一安心。
昼間デイサービスでの演奏を終えた「ましゅまろまま」も合流して、セッティング開始。
真彩は、CD音源ではもうさっこさんをかなり聴いていたんだけど、リアルさっこは初めて。
かなり、緊張興奮気味でした (笑) 。
二日間お世話になるから...と、さっこさんから「麻布かりんと」の差し入れをたっくさん頂いて、ましゅまろままとちょいとツマミ食い (笑) 。

このかりんとは、今夜の「ACOBATTLE★松本 05」の会場へももって行きますからね~。

今回のコンサートは、ありがたい事に事前予約もたくさん頂いていたので、席の誘導をスムーズに進めるためにもと、どなたにどの席に座っていただくかを、まみとあーでもないこーでもないといいながら席表に書きとめて、それぞれのリハも終わって、さて....、いよいよ歌宴の幕開け。
開演の時間には、もう床席 (笑) しか空いていないほどの、超満員!


まずは、「ましゅまろまま with 関 謙一」。

「こーさんのうちCafe」のライブでは、「ましゅまろまま」のファンの方が毎回のように来て下さるお客さまも多いので、同じような構成になっちゃっうと、お客さまに申し訳ないので、毎回セットリストを工夫します。
今回は、諏訪の「ガラスの里」の某副支配人からのリクエストの「オリビアを聴きながら」そして「恋のバカンス」が、ポイントだったかな。

お陰さまで、会場の皆さんも一緒に歌って下さったし、「降っても晴れても」の盛り上がりは、もう完璧 (笑) 。
さっこさんのステージに向けて、会場の熱気をしっかりと上げることが出来て、よかったっ!

そして、いよいよ「齊藤さっこ」登場。

とにかくさっこさんの場合には、その音楽性はもちろんの事、彼女のステージングを間近で感じながら、彼女の音楽を捕らえてもらう事で、その魅力が何十倍にもなるシンガーなんだけど、そんなものがどんどん、聴いているお客さんの懐や心や思い出の中に入っていって、皆さん、聞き入る聞き入る!
床席の「ましゅまろまま」も、聞き入る聞き入る。

大好きな「コップの底」を、目の前で歌ってもらったFUKUも、聞き入る聞き入る涙する。

会場全体から、さっこさんの音楽に向けて、すごくあたたかい空気が流れていたのが、すごく印象的だった。
この日の会場には、普段、アカペラで歌を歌っていたり、ユニットでピアノを弾いていたりってお客さんも来ていたんだけれど、多分、予想以上の刺激と自分の音楽へのお土産を持ち帰れたんじゃないかなって、そう思います。
さっこさんの音楽には、そんな要素もあるんだよね。

この日、特に何を歌うかを決めずにステージに臨んだと言っていたさっこさん、目の前のお客さんの視線や息吹から感じ取った選曲をしているように感じたんだけど、ステージ終盤の「Music!」や「世界が終わるならば」の辺りになると、もう完全に客席の眼差しとさっこさんの音楽が一体化していて、その様をPAブースで見ていた僕は、鳥肌が立ちました。
個人的には、大好きな「ね」が聞けて、嬉しかった (笑) 。

そんなんで大盛り上がりでライヴは終わり、CDもたくさんの人が手にとっていたし、島内方面から出発する車のカーステ、かなりさっこさんの曲が車内で流れていたんじゃないかな (笑) 、そんな、すぐにでもまた聴きたくなる、そんな魅力がさっこさんの音楽にはあるんです。


また、松本にお呼びして、歌ってもらいましょうねっ!
伊那とツアー組むってのもいいいかもね、タカヨちゃん、ミッちゃん!

最高な夜を、最高な時間を、ありがとう。
さっこさん、こーさん、曜子さん、たくさんのお客さま、FUKU、真美、真彩、ありがとう。





そして今夜は、「ACOBATTLE★松本 05」。

それぞれの生活の中から、真剣に音楽を紡ぎだしている出演陣の中で、さっこさんも歌います。
サタケン・クロキユウタ・Icchie・齊藤さっこ・よよよ_ゐ、息もつかせぬ五組の出演陣で、臨みます。

あいにく、お空は雨模様だけれど、松本駅前は音楽でアツくしましょう!

では皆さま、後ほど~ (笑) 。  

2013年05月04日

鍵盤野郎 in ACOBATTLE☆SPECIAL「乱・乱・乱・乱」

演って来ました、行って来ました、クラって来ました、感動しました。
静岡のAKIさんが主宰、そしてAKIさんの地元富士市で開催された、「ACOBATTLE☆SPECIAL 乱・乱・乱・乱」

すごい、ものすごい、一日だった。
まずは主宰のAKIさん、呼んでくれてありがとうございました、そして、お疲れさまでした。

一昨年11月に清水「ark」で行われた、「ACOBATTLE☆SPECIAL 乱・乱・乱」から、一年半、僕とACOBATTLEとの徒然を、すごくじんわりと感じた、そんな一日でもあり、また、次の一歩への標でもある、そんな今回のランラランでした。
一年半で、知らない間に僕にはものすごいたくさんの音楽の仲間が出来た、それも、僕は弾き語りするミュージシャンじゃなく、ピアノマンなのに仲間になってくれた。
そんな思いへの感謝も込めて、今回は「FUKU&関 謙一」でのエントリー、もう「関」という鍵盤野郎の思いのみで、この「ACOBATTLE☆SPECIAL 乱・乱・乱・乱」へ、参加させてもらいました。

当日の前四日間、僕は松本界隈で「英祐一」と共に、アツい毎日を過ごしていました。
しかし、五日目の灼熱のアツさがここまでとは、予想していなかったよ (笑) 。
振り返ってみましょう、AKIさんがキッカリ継続している「ACOBATTLE☆SURUGA」の集大成の一つ、「ACOBATTLE☆SPECIAL 乱・乱・乱・乱」を!


えいすけの松本でのファイナルが無事に終わり、えいすけに家に泊まってもらって、翌朝、今回見に来てくれた「ましゅまろまま」のまみも合流して、一緒に富士入り。
ナビのいたずらと僕の仮眠とが重なって、当初の予定の中部横断道路~52号ってルートではなく富士に向かったんだけれど、お陰で、なんとも素晴らしい日本一の山を、道中朝霧高原で拝むことが出来ました。


いつ見ても、富士山は、僕の心をワクワクさせる。
嗚呼、世界遺産、万歳!

予定よりも30分ほど送れて、当日の会場だった「workd football bar KICKERS」へ、現地入り。

スポーツバーのホール、いやフィールドは、これからの歓声や駆け巡る音楽たちを、静かに待っているようだった。
前回のarkでもお世話になった、音響のイマヤンに挨拶したり、店長さんに挨拶したり、懐かしい面々に挨拶したりしながら、開演前に腹ごしらえ。
富士市名物のB級グルメ、「つけナポリタン」を、いただく。

後から聞いたら、もっと美味しいお店が近くにあったというので、次回はそちらも食べてみたいもんです。
バケット付けてくれたのが、すごく嬉しかった。


そして会場に戻ると、開演時間を勘違いしていた僕、なんともう、始まっているではないかっ!

ACOBATTLESPECIAL「乱・乱・乱・乱」 START

開演前、AKIさんの作ったフォト動画が流されたようなんだけど、見逃した。
見逃したので、アップ!



STAGE 風

クロキユウタ

いつも思うけど、すごくスタンスがしっかりとしているクロキくん、見る度にぐんぐん世界観が際立っている、すごいな若いのに (笑) 。
このスペシャルの日の筆頭の出演者、AKIさんも悩んだんじゃないかな...、でも、クロキくんしかあり得なかったんじゃないかな。
そんな事を考えながら、ステージを見てました。
そしてこの「クロキユウタ」くんは、今月29日 (水) の「ACOBATTLE★松本 05」に、やって来ます!


湊夏花

夏花のステージを、今まで何回見たのかな...?
でも、間違いなく、今回のステージは今までの中で一番のステージだった。
ライヴブッキングのセンスや、イベントの時の気配り、グッと来るミュージシャンへの触覚が素晴らしい事は分かっていたんだけど、「湊夏花」のステージも、なんか新しい面ってかチャレンジしていく姿勢を感じました。
話は変わるけど、松本のガストで見つけたこれ、似てない (笑) ?

無料体験授業実施中 (笑) !

ツダイーン

ヴォーカル「Jimmy」さんのステージは、何度か見たことあったんだけど、「ツダイーン」では初めて。
80年代のテクノのアレンジを、あえて今の時代に使ってトラックを作り、シンセもアナログ感をセンスよく散りばめたサウンド、素晴らしかった!
その上を、お構いなしに右往左往と這うJimmyさんの歌、そしてステージングが、「LIVE SHOW」というものを意識しているであろう、Jimmyさんの姿勢にすごくマッチしている。
やさしくて柔和な人なのに、ステージでは伝道者の如く!カッチョ良かったです!

会津里花&シアン&丸山研二郎&shiho

両サイドに、クラシカルガットギターと三線、センターにうたと一五一会。
このサウンドバランスが、なんとも心地よかった...。
四人のアレンジは、丸研さんかな、石田さんかな、分からないけれども、うたも弦も無理やり三度とかでハモったりしないで、オクターブや音色の違いを同音ユニゾンでぶつけて音に拡がりをつけていたのが、すごく見事でした。
四人がみんな、他のメンバーの音をすごく大切にしているんだな...って、嬉しかったよ。
しかし里花さん、いい歌書くねぇ~。


STAGE 大地

ピーチボーイズ

なんだか、お馴染み感も最近出てきた、隣県山梨のピーチボーイズさん。
ステージ風から大地への変換の中、休憩時間があったんだけれど、その間に交流するみんなの後ろで、リハ兼ねてのBGをしっかりと担当して下さって(本人達はそんな意識していないだろうけど (笑) )、それがまた心地よかった。
演奏は、Kiyoさんの息子さんのカホンがない、純正ピーチでの演奏は久しぶり。
久しぶりだが、凄かった!
楽曲、演奏、歌が抜群に安定しているのはいつもの事なんだけど、同じ安定でもステージを見るたびにスケールが大きくなっている感じがするんだよね。
全体の音の厚みっていうのか、ググっと来る感って云うのか...。
意外だったんだけど、初めての静岡での演奏、たくさんの人がピーチボーイズの歌物語に聴き入ってました。

衰退羞恥心

今回、初めて会うんだけど、すごく楽しみにしていた人。
そして、初めて会うのに、初めてのような感じがしなくなってしまっている、「チェリーボーイまこっちゃん」の衰退羞恥心。
僕だけじゃなく、みんなが注目する竹原ピストルの親友、だけれどものの見事にそんなものは関係なく、衰退羞恥心の真琴ちゃんは、ホンモノでした。
とにかく、言葉の一つ一つの抜けが素晴らしく、どの位置で聞いていても、まこっちゃんの思いとか願いとか喜怒哀楽とかそんなもんが、僕の心の中に入ってくるは入ってくる溢れてくる!
なんだか、今の僕の考えているところとシンクする部分がたくさんあって、入手したCDもすげー気に入ってます。
ここで、大ニュース!
9月20日 (金) ・21日 (土) の週末、この衰退羞恥心と竹原ピストルのライヴ、長野で開催しますよ!
長野市と松本市の、ツーデイズになると思います。
予定は空けて、詳細を待ってて下さいっ!


FUKU&関 謙一

いつもだったら、「FUKU」のステージに、僕がピアノサポートで入る。
そんな流れや演出だったと思うんだけれど、今回、AKIさんが出演要請してくれたのは、「FUKU&関謙一」。
この部分を考えて、僕がなにを「ACOBATTLE☆SPECIAL 乱・乱・乱・乱」でやるべきなのか、その答えを出し切るつもりで、この日のステージに上がりました。
いや、ここからのステージに上がりました...かな (笑) 。
GN'Rの、SLASHになった気分で (笑) 。
FUKUはさ、やっぱりいいよね、分かりやすいしかわいらしい、曲は難しいけど (笑) 。
この日の今宵月、真っ昼間、富士山の懐から見上げた今宵月、僕はSALさんへの思いを込めて弾きました。
一昨年の清水の「ACOBATTLE☆SPECIAL 乱・乱・乱」で、僕をACOBATTLEに導いてくれた恩人だから、SALさんは。
ガッツリ聴こえましたよ、あんたの今宵月三連カホンが。
FUKU、ありがとう、お疲れ。

谷紗矢香

なんだかんだで、紗矢香とは今回で三回目、知らない間に「関パパ」と呼ばれるようになっている (笑) 。
長野ツアーで英祐一に、「谷紗矢香、楽しみにしていてね」って話をしたんだよね、なんだか、音楽に対する心の奥底みたいなのに同じ匂いを感じるもんだから。
実際、えいすけも、気に入ったみたいだった (笑) 。
で、この日のたにさやも、凄かったっ!
相変わらず、一瞬だね彼女の世界も、客席を持っていく...。
この当日の数日前に紗矢香からメールをもらって、「シアワセ」って彼女の曲に、ピアニカで入ってもらえないだろうか...って。
本番前に打合せして、ワザとらしいステージ紹介とかで入るんじゃなくて、客席から関が乱入みたいな演出にしようって事にして、突然ツーコーラス目にカウンターから客席へと乱入 (笑) しました。

しかし、この曲はさ、男のファンが多いっての分かるよ、キツいもん男には... (笑) 。

ZilL

ZilLくんは、去年の2月...かな、松本のトーメ主宰「オトカジ」以来、久しぶり。
前向きで精力的で貪欲な日々の活動は、FBとかブログとかでも見ていたから、再会を楽しみにしていたんだ。
出演前から、それぞれの出演者のステージ写真付きでFBにコメント出してくれたりもしていて、一出演者ではなく、その日をよき日にしようってZilLらしさが、すごく嬉しかったし、ありがたかった。
去年見たステージよりも、いろんなところで自分を研究、自分の音楽を追求しているんだなって、ステージを見てすごく思った。
個人的に、ZilLと松本で共演した「夢の続き」を聴けたのは、嬉しかったよ。
いつも、シーンの音楽を考えながら音楽するZilL、レコーディングも頑張れ!
ここで、またまたビッグニュース!
7月12日 (金) ・13日 (土) の週末、このZilLとハヴケイスケのライヴ、これまた長野で開催しますよ!
長野市と松本市、いや、塩尻市と松本市か...、ツーデイズになると思います。
こちらももちろん予定は空けて、詳細を待ってて下されっ!


「STAGE 大地」が終わった時点で、開演から五時間半が経過、でも、誰も飽きたり醒めたりしていない、それどころか次のステージへの欲求パワーがすごい熱気になって、会場の「KICKERS」を覆ってる。

各々、気に入った出演者に話しかけて、CD買ったりコミュニケーションしたり、。

前回のAKIさんの「ACOBATTLE☆SP」の時のように、ark内、どこに行ってもライヴしているという空間作りではなく、今回は休憩時間をタップリ目に取って、その時間にそれぞれ調節しながら丸一日のライヴを目一杯感じられるようにする演出、見事だった。
音の道ツアーを行ってたえいすけの北海道のファンからの差し入れも振舞われて、休憩時間が、その何倍もの「これから」を、そこ此処で生んでた。


AKIさん、和美さん、ありがとう。


STAGE 炎

河田ケンイチ

「福光園寺」で行われた「寺乃音」の時に初めて会って、演奏も聴いたケンイチ繋がりの河田くん (笑) 。
滋賀から静岡にやって来て、短い期間で精力的にライヴを行って、しっかりファンをつけて来ている。
素晴らしいと思う、思ってたけど、ちょっと期待もたくさんされるから、それに応えなきゃって思いでパンクしちゃわないかな...とも、勝手にちょっと心配もしていた、河田くん。
この日のステージでも、しっかり自分の曲を言葉を放っていこうって思いが伝わってくる、見事なステージだった。
結構短時間で、ドドドんっていろんな、ACOBATTLEや音の道関連のイベントに参加して、音楽仲間も増えたから、更に今回、SPECIAL枠でしかなかなか出会えないような人たちとの繋がりも生まれて、これからもっともっと彼の楽曲に活きてくるんじゃないかな。
彼のららららんの後のブログも、すごくハダカな文章で、益々、これからが楽しみです。
山梨のけんちゃん「岩けんさん」、長野のけんちゃん「関」、静岡のけんちゃん「河田くん」 (笑) 、音の道屋のけんちゃん、これからもよろしくね!

中村 翔

今回、初めてお会いして、初めて音楽を感じた中村翔さん。
一言、好きですね~、中村さんの音楽。
ブルース具合ってのか、ファンク具合ってのか、それなのにポップさも秘めたサウンドに、心地よい声が響きます。
少しお話もさせていただいたんですが、内に秘めたアツさみたいなものを、中村さんの人柄にも音にも感じました。
一曲、「English Man in New York」を翔さんアレンジでカヴァー、これがまた全体のステージをより豊にしてました(思いっきり、ハモってた (笑) )。

沢田ナオヤ

ナオヤさんも、今回初めて。
人間とギターと声が、すごく自然に一つになっていることに、まず驚きました。
全部が一つで、「沢田ナオヤ」って、ミュージシャンなんだって。
僕、個人的に三拍子が好き (笑) なんだけど、ナオヤさんの三拍子がまた僕のツボで、使っているコードワークまで大好きな流れ。
そのコードの上で踊る、ナオヤさんの歌う男と女、声、三味一体感がなんとも気持ちよくって、見入ってました。
お話してみたら、松本だと瓦レコードとか、出演した事があるとか。
もっともっと、読み続けたくなるような、そんな音楽。
素敵だったな。

英祐一

ラス前、ほんの数ヶ月前までは、ACOBATTLEの事も音の道の事も知らなかったであろう、英祐一。
静岡→山梨→長野とツアーをして、ファイナルをまた静岡で迎えるえいすけのありったけみたいな、そんなパワーを感じました。
山梨で共演したってきいていた、音の道山梨支部長 (笑) チャンティとの「マスター」、聴くことが出来た。
チャンティの声ってマジックだね、えいすけの声とものすごく心地よく絡み合ってた、さすがだなー。
で、ステージ降りてチャンティとハイタッチして、僕もステージへ。

「WHAT'S ROCK」、「はなつ」、そしてアンコールで「全速力」。
五日間の、えいすけへの感謝、そしてAKIさんの分も鍵盤叩こうって、SLASHになり切りました (笑) 。
ステージで、立ってピアノ弾いたのなんて、何十年ぶりなんだろう...。
音の道を進みながらライヴしてくれたえいすけのファイナルを、音の道が共に奏でながら迎えることが出来た喜び、「英祐一」というデカい男に、心から敬意と感謝です、ありがとうございました。
プロサッカー選手になる夢をあきらめてミュージシャンになったえいすけは、「KICKERS」というフットボールバーで、プロのミュージシャンとしてものの見事なライヴをやり遂げました...。

ノグチサトシ

いろんなところで、彼の名前を聞いてました、音楽性を聞いてました、今回、ようやく出会えました。
えいすけのステージの全体のコウフンの中、ノグチサトシさんは、やはり「東のノグチサトシ」でした。
あっという間に、自分の空間に客席を巻き込んで、ガッツリと自分の世界を歌いきって行く、その姿に感動しました。
もっともっと、感じてみたい、松本でも演奏してもらいたい、今でもそう思ってます。
二枚のCDも、帰ってきてからかなりのヘビロテ (笑) 。
ラストの曲のサビ、本当に、そう思った。
「また会おう、元気でみんないろんなところで音楽して、また会おう」って。

最高のステージ、最高のラスト、ありがとうございました。


ノグチくんのステージの余韻、正に炎がまだプスプスと音を立てているが如く古戦場のような客席に、エンディングもAKIさん作のフォト動画が映し出される。
これは見たけれども、アップ!

そして、主催であり企画であり開催者でもあった、AKIさんの挨拶。



長くて濃くて、そして短かった音の闘いが、終わりを告げ、闘ったもの同士は、最高の同志となる。
これぞ、「アコバトル」。
素晴らしい一日だった。

最高の一日を作ったみんなは、また、それぞれのライブ、音楽活動、日常へと戻って行く。
また、再会の握手をする、その日のために、未来なんかじゃない、まずは明日のために....。
ありがとう、「world football bar KICKERS」。




最後に。
今回の「ACOBATTLE☆SPECIAL 乱・乱・乱・乱」で使用したピアノ、僕のピアノが鍵盤陥没修理中 (笑) だったため、僕の朋友のサックスプレイヤー(松本のハヴくんとの「ジパング」のYouTubeで、八つ橋差し入れてる男ね)、Beano TAKEIの奥方、Baya TAKEIにお借りしたピアノでした。

このピアノがなかったら、この日の鍵盤野郎も、谷紗矢香のステージもなかった。
ばやちゃん、ドレミん、ありがとう。  

2013年03月05日

03/05 13 導火線その弐、ShyさんとGENさん

今回は、「Shyさんと永原元さん」の夜の事。
如月三部イベント、「ACOBATTLE★松本 04」ひとつ前の、正祥での「ザ・ライヴ」です。

2月22日 (金)
「ザ・ライヴ!」Shy&永原 元/沖縄パラダイス 正祥


自分達がやるライヴの段取りを組んだり、フライヤーを作ったり告知したりって事は今までにもやって来たけれど、なにか大きいイベントの企画~運営を担ったり、ツアーミュージシャンの方々のライヴを企画したりなんて事は、「ACOBATTLE」でAKIさんと知り合ってからやり始めた (笑) 事なんだけど、そのAKIさんの口添えもあって、嬉しい事に、僕にライヴの企画伺いを連絡して下さるミュージシャンが、最近増えている。
来月4/15 (月) ~4/18 (木)には、「ACOBATTLE★松本 SP」でもすごい反響だった「ハヴケイスケ」さんの松本界隈フォーデイズがあるし、月末4/24 (水) ~4/27 (土)には、竹原ピストルさんと「ダルマ・ブラザーズ」を組んでいる武田組の「英祐一(えいすけいち)」さんの松本界隈も担当させてもらうし、6月には「竹原ピストル」さんの「信州撃ちヌき銃弾ツアー」十日間が控えている。
そんな中、今回の「ザ・ライヴ!Shy&永原元」も、担当させていただいた。

Shyさんには、もう何度も松本にライヴでお越しいただいているし、実際に共演させていただいた事もあったので、そのShyさんが初対面のパーカッショニストのGENさんと二人で松本にいらっしゃって、それを企画するさせてもらうって今の自分が、なんだか不思議な気分だった。
Shyさんといえば、沖縄、そして、トーメや永山尚太さんの高校の先輩でもあり...って事で、企画の段階から、今回ライヴ会場になった「沖縄パラダイス 正祥」のマスターが完全協力して下さって、「沖縄パラダイス 正祥&関描「せきかく」プレゼンツ」での、開催が決まった。
マスターの太っ腹もあり、食べ放題!呑み放題!ライヴ聴き放題!の放題セットで、お客さまをお迎えすることになった。
正祥マスターとのコラボは、来月のハヴくんの初日でもやりますので、どうぞ、お楽しみに!


さて、ライヴ当日。
会場の正祥に行くと、もうすでにShyさんと元さんは到着されていて、リハの最中だった。


もうね、このリハの音をカラダで浴びただけで、鳥肌が立った。
打楽器というのは、この世の中で「こえ」と同じくもっとも古い楽器、そもそも人間が生を受けた時から刻まれるハートビートは、鼓動、打音の象徴だと僕は思っている。
リハの最中、耳からというよりも、身体から身体へ伝わってくるShyさんとGENさんの音に、僕もマスターも涙ぐんでしまった。
多分...ね、マスターもあの世に行っちまったパーカッショニストのニヤニヤした顔を思い出していたんじゃないかな...。

今回は、アコギのリズムサウンドとビートの夜にしたかったので、O.Aに「トーメ☆FUKU」と「K-2 UNIT」を予定していた。
いたんだけれども、ご存知の方も多いと思うけど、トーメが腰をかなり痛めてしまって、出演が出来なくなってしまった。
トーメは、悔しかっただろうし、情けなかっただろうし、切なかっただろうな...。
そんなんで、この夜は「FUKU」と「K-2 UNIT」のO.Aで、「Shy&GEN」をお迎えすることになった。

 ■FUKU: http://www.fukkoo.variafreeze.com/

もともと、ソロでの出演じゃなかったステージ、頭の中も「トーメ☆FUKU」モードで当日までを過ごしていたであろう、FUKU。
トーメのやるせなさを一番感じていたのもFUKUだと思うし、その上、ShyさんとGENさんの音へと繋ぐべく自分の役割、そんな事をすごく考えるFUKUだからこそ、その重圧もすごかったんじゃないかな...。
でも、しっかりとFUKUを出してた、歌ってた。
うん。

 ■K-2 UNIT

この当日、「TEAM the K-2」のジャンベ奏者ミッチーは、何を好んで (笑) か、駿河に出張していた。
伊豆から松本入りしたShyさんたちと逆行するかのような彼、なんでそういう動きになるのか...って大笑いして、
「ライヴ中に松本に帰って来られないようなら、沼津まで足を伸ばして「ACOBATTLE☆SURUGA」でまあやソロ見ておいで。」
って言ってたんだけど、そのミッチーも間に合って参加できて、「K-2 UNIT feat.ミッチー」でのステージ。
「ひまわりの~」とか「ほっしが~おかの~」とかの篠原の声とピアノのバラードのイメージが強いK-2なんだけど、今回はShyさんとGENさんのGROOVERコンビのO.A、僕もギターカッティングの曲を多めに選んでの選曲でした。
この時点でミッチーは、この後とんでもないジャンベ奏者を体感する事になるとは、まだ気づいていない... (笑) 。

そして、会場内はいよいよのShyさんとGENさん登場が近づき、なにやら熱気を帯びて湿度まで上がってきているような雰囲気。
二回のロフト席で本番を静かに待つShyさんは、まっすぐ正座をして、ものすごく厳しい顔をされていた...。
そしてっ!

 ■Shy&永原 元
Shyさん: http://www.aobatuzuki.net/shy/
GENさん: http://profile.ameba.jp/tureture-gen/

これね、もう、本当にすごいとしか言いようがないステージ。
上手いとかノリがいいとか、そんなのは当たり前で、ジャンベの音とカッティングギターのリズムと、その空間を縫うように迫り来るヴォーカルと...。
二人の演奏なんだけど、音の構成は、完全にトリオ。
ジャンベとギターとうたの、トリオそのものなんだよね...。
GENさんのジャンベ、これは、目の前で生で見るだけで、ものすごくいろいろと勉強になる、刺激される、メロディーが生まれる!
Shyさんのリズムは、時に乾いてファンキー、時にしっとりと美しく、ヴォーカルはメロディアスで、どしどし風景が脳みそをよぎる!
ライヴは、全身で聴くものだって、演奏は全身でするものだって、これでもかっ!って感じさせられる。

一度、Shyさんが引けての、GENさんのソロステージ。

ハヴくんもよくやる、リアルタイムでサンプリングを重ねて行って、自分の音とセッションしながら音を組み立てていく、その組み立て方が絶妙で、打楽器も音階を持っている楽器なんだって事が、聞いている人たちにも解ってもらえたんじゃないかな。

そしてこの辺から、K-2でジャンベを演奏していたミッチーは、あの優しい眼が鋭くなって、完全に無口になってしまった...。

Shyさんがヴォーカル、GENさんがジャンベなんだけど、時々、ジャンベが歌に回ってShyさんがリズムとコードを担う展開のアレンジ、演奏は、本当にものすごかった................。
当然のように、会場は次第にみんな立ち上がり、スタンディング状態に。

GENさん、Shyさん、ありがとうございました。

閉演後も、なかなか熱気は冷める事を知らずに、笑い声と歓声と拍手にずっと包まれていた。


ヒーローズの兄貴が、「けんちゃん、ヤツに聴かせたかったな~」って、ちょいと潤んだ目で言ったその一言、うん、俺もすごくすごく感じたよ。
でも、SALさん、どうせ来てただろうけどね (笑) 。
ミッチーも、長い一日だったよな、お疲れさま (笑) 。
最後になっちゃったけど、正祥のマスター、祥子さん、麦穂、溢れんばかりのお客さま、本当に、にふぇ~で~びぃる!



そして、正祥の壁には、「ACOBATTLE★松本 04」のポスター。

いよいよ、如月三部の〆、「ACOBATTLE★松本 04」のブログが、俺を待ってるぜ~。