2012年11月08日
11/08 12 僕は「蔵乃音」を越えて、今、思う。
もう、十日近く経つのか...。
「蔵乃音 ~KURANONE~」は、たくさんのこれからの道程を蓄えて、終わった。
AKIさん、チャンティ、たくさんの出演者の皆さま、養老の窪田ご夫妻、スタッフ、ミッチー、そして雨の中足を運んでくださったお客さま方、本当に本当に、ありがとう。
今回の「蔵乃音」は、僕から見た僕の中では、この一年間の音楽活動を回想しながら、その中で一つの大きな大事な通過点を迎えたような、そんな一日だった。
一年前の今頃、一年後にこんなイベントに関わらせてもらう自分がいるなんて、想像も出来なかったからね。
東京から横浜を経て松本に帰省してから、もうすぐ15年になる。
松本で、CM音楽の制作や、楽曲のアレンジを始めてからも、13年。
その中で、MMF(松本ミュージックフェスティバル)の立ち上げに実行委員として関わったり、色んなイベントにライヴ出演して来た。
CM音楽を通し、楽曲のアレンジやプロデュースを通し、MMFの運営を通し、ライヴへの出演を通し...。
ずっと、松本の音楽シーンがもっと盛り上がるにはどうしたらいいのかな...って、考えて来た。
でも、MMFも、そのものから他への広がりには、結びつきにくい体質になって来てしまい、なかなか僕が思い描くような音楽の広がりを、松本で感じることはなかった。
小さいイベントや動きがいくつもいくつもあるんだけど、それは一つ一つの点でしかなく、その日が未来へもっと横への広がりを持つような、リニアな動きへ繋がらない現状を感じていた。
みんな、その内々の仲間で盛り上がって、終われば打上げやってお疲れさまで、その先の何かに結びつかない。
単発的じゃない、継続的に、地域を、音楽を発信している会場やオーナーを巻き込むようなムーヴに化けてこない。
MMFが終了するという事を友人から聞き、新しくオープンした松本のシーンの広がりへの希望がつまった友人のライヴハウスは、松本の大地震で営業が出来なくなり、無念の閉店となった。
もう、松本は無理なのかな...って、感じてた。
そんな時、去年のちょうど今ごろ、ある人のステージで、ピアノサポートとバンマスをやってもらえないだろうかと、僕に話を持ってきてくれた人がいた。
その人こそが、AKIさん、そして、AKIさんが立ち上げた「ACOBATTLE」に、すでに松本から参戦を開始していた、ヒーローズにぃちゃんや合津さんやまみや、...今は亡きSALさんだ。
そのバンドが、去年の11月、清水での「ACOBATTLE SPECIAL 乱・乱・乱」でオープニングを努めた、AKI BANDだ。
清水で僕が食らった洗礼や刺激は、大きなヒントとメカラウロコとともに、忘れかけていた松本音楽への再挑戦への情熱を、それまでとは違った角度からのアプローチで与えてくれた。
それまでは、「松本の人たちで企て、松本の人たちに演奏してもらって、その盛り上がりが連鎖すれば、少しずつ松本をアツく出来る。」んじゃないかという、今考えてみると、なんの計画性も理念も無い、小学生のガキ以下のような考え方だった。
そうじゃないし、それじゃあ駄目。
松本の「モノ」だけ動かしても音楽がうまく拡がりを持てないんだから、松本以外の人間やミュージシャンに松本で演奏してもらって、松本の人々に聞いてもらいつつ、松本ミュージシャンとのネットワークを構築し、松本のミュージシャンもどんどん県外で演奏してネットワークを拡げて、その相互のネットワークを思い切り搔き回した時に松本から発生し、松本に帰化するものを、地域とイベント側とミュージシャンとライヴハウスを巻き込んで作り上げてていかなきゃ、何かが動いたり始まったりするわけがないんだ (長かったね~) 。
それから、「ACOBATTLE★松本」が発足し、少しずつ少しずつだけど、手ごたえのようなものは感じ始めている。
今、僕が一番興味があるのは、今まで松本の音楽が演奏されているお店なり会場なりに足をあまり運んだことがなかった人たちを、どれだけこれから集客出来るかって事だ。
「蔵乃音 ~KURANONE~」。
今回、静岡、山梨、松本の、東海道線~身延線~中央線ルート、はたまた新東名~52号~中央道のお空の上に、音の道を、AKIさんは描いた。
チャンティや僕は、その道へ足跡をつけてくれる、道を道程へしてくれる人たちの笑顔や「ニヤリ」を夢見て、描いたものへ自分たちの思いを重ねて行った。
そして、本当にたくさんの人たちが、道に道程を与えてくれて、足跡を刻んでくれた。
特にチャンティの、開催ご当地山梨の人間として、出演ミュージシャンとしてのプライドをかけた、細部にまで神経を使い、自らの行動で告知集客していく姿に、僕は感動すると同時に、たくさん勉強をさせていただいた。
「蔵乃音 ~KURANONE~」。
ミュージシャンでも出演者でも、アーティストでも、この際、どうでもいい。
とにかく!
「轟~TODOROKI」
■カメレヲン・レコード
■トーメ
■ましゅまろまま
■大石晴士郎
■チャンティ
■chama♪
■ハヴケイスケ
■KIYOMI
■オグラ&ジュンマキ堂 feat.チャンティ
■オグラ feat.真彩
■815 -ハチイチゴ-
■岩崎けんいち
■Asia SunRise
「響~HIBIKI」
■KO
■藤原ゆうすけ
■さよ
■河鹿
■凪nagi
■the APPLAUZ
■マリナーズ
■FUKU
■H&S
■大久保俊臣
■よよよゐ
■K-2 UNIT / feat.Ayako
「描~EGAKI」
三つのステージそれぞれ、全ての出演者が、最高のパフォーマンスを展開していた事に感動感銘した。
最高のステージを、ありがとうございました。
最後に、「蔵乃音」に参加した皆さまがしたためた「蔵乃音」のブログを、ご紹介したいと思います。
AKIさん: http://ameblo.jp/uniawa/entry-11391435354.html
トーメ: http://hina33.naganoblog.jp/e1130961.html
ましゅまろまま: http://masyumaromama.naganoblog.jp/e1134548.html
http://masyumaromama.naganoblog.jp/e1134697.html
chama♪さん: http://horotaro.noramba.net/e243180.html
http://horotaro.noramba.net/e243196.html
ハヴケイスケさん: http://blog.havekeisuke.com/?eid=871005
河鹿さん: http://kajikafb.blog20.fc2.com/blog-date-20121028.html
http://kajikafb.blog20.fc2.com/blog-date-20121029.html
http://kajikafb.blog20.fc2.com/blog-date-20121030.html
凪nagiさん: http://ameblo.jp/arch-sansen/entry-11392217587.html
FUKU: http://www.fukkoo.variafreeze.com/?p=3122
Ayakoさん: http://ameblo.jp/nui-world/entry-11398421434.html
そして最後の最後に、今回のブログのアーティスト写真の殆どは、荒井眞治さん撮影のものを、いただきました。
いつも、ありがとうございます。
今回の「蔵乃音 ~KURANONE~」、つかんだ音の道の通行手形を、これからどう活かしていくのか、それが僕にとって大切な事だな。
まずは、今月25日、
「ACOBATTLE★松本 SPECIAL 2012 」
にて、手形切らせていただきますっ!
「ACOBATTLE★松本 SPECIAL 2012」
★日時/2012年11月25日 (日) 12:00 開場 12:30 開演 (20:00 終演予定)
★会場/松本Mウィングホール
長野県松本市中央1-18-1 6F 0263-32-1132
★出演/竹原ピストル (ゲスト)・タダセンパイ (ゲスト)
岩崎けんいち・ハヴケイスケ・The End・永山尚太・tea・SAXONION・谷紗矢香・エイトヤマザキ・さよ
★入場料/前売・当日 2,500円
学生 1,500円 (要 学生証提示) 先着50名まで
中学生以下 無料
★予約・問合せ/090-9838-6681 (関) ・080-1116-2252 (上條)
acobattle.matsumoto.2012@gmail.com
★一言/瞬きするのももったいないくらいの、素晴らしい出演者たちによる「ACOBATTLE」です。
「アコ」と感じる音たちを、たっぷり、じっくり、聴き感じていただける一日です。
是非、お越し下さい(見ないと、かなり後から後悔すると思われます。)!
「蔵乃音 ~KURANONE~」は、たくさんのこれからの道程を蓄えて、終わった。
AKIさん、チャンティ、たくさんの出演者の皆さま、養老の窪田ご夫妻、スタッフ、ミッチー、そして雨の中足を運んでくださったお客さま方、本当に本当に、ありがとう。
今回の「蔵乃音」は、僕から見た僕の中では、この一年間の音楽活動を回想しながら、その中で一つの大きな大事な通過点を迎えたような、そんな一日だった。
一年前の今頃、一年後にこんなイベントに関わらせてもらう自分がいるなんて、想像も出来なかったからね。
東京から横浜を経て松本に帰省してから、もうすぐ15年になる。
松本で、CM音楽の制作や、楽曲のアレンジを始めてからも、13年。
その中で、MMF(松本ミュージックフェスティバル)の立ち上げに実行委員として関わったり、色んなイベントにライヴ出演して来た。
CM音楽を通し、楽曲のアレンジやプロデュースを通し、MMFの運営を通し、ライヴへの出演を通し...。
ずっと、松本の音楽シーンがもっと盛り上がるにはどうしたらいいのかな...って、考えて来た。
でも、MMFも、そのものから他への広がりには、結びつきにくい体質になって来てしまい、なかなか僕が思い描くような音楽の広がりを、松本で感じることはなかった。
小さいイベントや動きがいくつもいくつもあるんだけど、それは一つ一つの点でしかなく、その日が未来へもっと横への広がりを持つような、リニアな動きへ繋がらない現状を感じていた。
みんな、その内々の仲間で盛り上がって、終われば打上げやってお疲れさまで、その先の何かに結びつかない。
単発的じゃない、継続的に、地域を、音楽を発信している会場やオーナーを巻き込むようなムーヴに化けてこない。
MMFが終了するという事を友人から聞き、新しくオープンした松本のシーンの広がりへの希望がつまった友人のライヴハウスは、松本の大地震で営業が出来なくなり、無念の閉店となった。
もう、松本は無理なのかな...って、感じてた。
そんな時、去年のちょうど今ごろ、ある人のステージで、ピアノサポートとバンマスをやってもらえないだろうかと、僕に話を持ってきてくれた人がいた。
その人こそが、AKIさん、そして、AKIさんが立ち上げた「ACOBATTLE」に、すでに松本から参戦を開始していた、ヒーローズにぃちゃんや合津さんやまみや、...今は亡きSALさんだ。
そのバンドが、去年の11月、清水での「ACOBATTLE SPECIAL 乱・乱・乱」でオープニングを努めた、AKI BANDだ。
清水で僕が食らった洗礼や刺激は、大きなヒントとメカラウロコとともに、忘れかけていた松本音楽への再挑戦への情熱を、それまでとは違った角度からのアプローチで与えてくれた。
それまでは、「松本の人たちで企て、松本の人たちに演奏してもらって、その盛り上がりが連鎖すれば、少しずつ松本をアツく出来る。」んじゃないかという、今考えてみると、なんの計画性も理念も無い、小学生のガキ以下のような考え方だった。
そうじゃないし、それじゃあ駄目。
松本の「モノ」だけ動かしても音楽がうまく拡がりを持てないんだから、松本以外の人間やミュージシャンに松本で演奏してもらって、松本の人々に聞いてもらいつつ、松本ミュージシャンとのネットワークを構築し、松本のミュージシャンもどんどん県外で演奏してネットワークを拡げて、その相互のネットワークを思い切り搔き回した時に松本から発生し、松本に帰化するものを、地域とイベント側とミュージシャンとライヴハウスを巻き込んで作り上げてていかなきゃ、何かが動いたり始まったりするわけがないんだ (長かったね~) 。
それから、「ACOBATTLE★松本」が発足し、少しずつ少しずつだけど、手ごたえのようなものは感じ始めている。
今、僕が一番興味があるのは、今まで松本の音楽が演奏されているお店なり会場なりに足をあまり運んだことがなかった人たちを、どれだけこれから集客出来るかって事だ。
「蔵乃音 ~KURANONE~」。
今回、静岡、山梨、松本の、東海道線~身延線~中央線ルート、はたまた新東名~52号~中央道のお空の上に、音の道を、AKIさんは描いた。
チャンティや僕は、その道へ足跡をつけてくれる、道を道程へしてくれる人たちの笑顔や「ニヤリ」を夢見て、描いたものへ自分たちの思いを重ねて行った。
そして、本当にたくさんの人たちが、道に道程を与えてくれて、足跡を刻んでくれた。
特にチャンティの、開催ご当地山梨の人間として、出演ミュージシャンとしてのプライドをかけた、細部にまで神経を使い、自らの行動で告知集客していく姿に、僕は感動すると同時に、たくさん勉強をさせていただいた。
「蔵乃音 ~KURANONE~」。
ミュージシャンでも出演者でも、アーティストでも、この際、どうでもいい。
とにかく!
「轟~TODOROKI」
■カメレヲン・レコード
■トーメ
■ましゅまろまま
■大石晴士郎
■チャンティ
■chama♪
■ハヴケイスケ
■KIYOMI
■オグラ&ジュンマキ堂 feat.チャンティ
■オグラ feat.真彩
■815 -ハチイチゴ-
■岩崎けんいち
■Asia SunRise
「響~HIBIKI」
■KO
■藤原ゆうすけ
■さよ
■河鹿
■凪nagi
■the APPLAUZ
■マリナーズ
■FUKU
■H&S
■大久保俊臣
■よよよゐ
■K-2 UNIT / feat.Ayako
「描~EGAKI」
三つのステージそれぞれ、全ての出演者が、最高のパフォーマンスを展開していた事に感動感銘した。
最高のステージを、ありがとうございました。
最後に、「蔵乃音」に参加した皆さまがしたためた「蔵乃音」のブログを、ご紹介したいと思います。
AKIさん: http://ameblo.jp/uniawa/entry-11391435354.html
トーメ: http://hina33.naganoblog.jp/e1130961.html
ましゅまろまま: http://masyumaromama.naganoblog.jp/e1134548.html
http://masyumaromama.naganoblog.jp/e1134697.html
chama♪さん: http://horotaro.noramba.net/e243180.html
http://horotaro.noramba.net/e243196.html
ハヴケイスケさん: http://blog.havekeisuke.com/?eid=871005
河鹿さん: http://kajikafb.blog20.fc2.com/blog-date-20121028.html
http://kajikafb.blog20.fc2.com/blog-date-20121029.html
http://kajikafb.blog20.fc2.com/blog-date-20121030.html
凪nagiさん: http://ameblo.jp/arch-sansen/entry-11392217587.html
FUKU: http://www.fukkoo.variafreeze.com/?p=3122
Ayakoさん: http://ameblo.jp/nui-world/entry-11398421434.html
そして最後の最後に、今回のブログのアーティスト写真の殆どは、荒井眞治さん撮影のものを、いただきました。
いつも、ありがとうございます。
今回の「蔵乃音 ~KURANONE~」、つかんだ音の道の通行手形を、これからどう活かしていくのか、それが僕にとって大切な事だな。
まずは、今月25日、
「ACOBATTLE★松本 SPECIAL 2012 」
にて、手形切らせていただきますっ!
「ACOBATTLE★松本 SPECIAL 2012」
★日時/2012年11月25日 (日) 12:00 開場 12:30 開演 (20:00 終演予定)
★会場/松本Mウィングホール
長野県松本市中央1-18-1 6F 0263-32-1132
★出演/竹原ピストル (ゲスト)・タダセンパイ (ゲスト)
岩崎けんいち・ハヴケイスケ・The End・永山尚太・tea・SAXONION・谷紗矢香・エイトヤマザキ・さよ
★入場料/前売・当日 2,500円
学生 1,500円 (要 学生証提示) 先着50名まで
中学生以下 無料
★予約・問合せ/090-9838-6681 (関) ・080-1116-2252 (上條)
acobattle.matsumoto.2012@gmail.com
★一言/瞬きするのももったいないくらいの、素晴らしい出演者たちによる「ACOBATTLE」です。
「アコ」と感じる音たちを、たっぷり、じっくり、聴き感じていただける一日です。
是非、お越し下さい(見ないと、かなり後から後悔すると思われます。)!
Posted by 関 謙一 at 22:51│Comments(0)
│関描「せきかく」