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2013年09月20日

「友よ!歌え!」

いよいよ、今日から「竹原ピストル」と「衰退羞恥心」が、長野にやって来ます。
福井~富山~新潟と、ピストルさんとまこっちゃんとで北陸ツアーを駆け抜け、いよいよ、信州突入です。
企画させていただいた僕が言うのもおかしいけど、とにかく、僕自身がすごく楽しみなツーデイズなんです!

<竹原ピストル・衰退羞恥心・長野ツーデイズ「友よ、歌え!」>

2013年9月20日 (金)
長野/長野
■会場
INDIA Live the Sky
http://india-sky.com/
長野県長野市南長野北石堂1399 北石堂ビル3F
■出演
竹原ピストル
衰退羞恥心
ましゅまろまま with 関 謙一
■時間
開場 18:30/開演 19:30
■料金
前売・予約 2,500円・当日 3,000 (1D別)
■予約・問合せ
026-225-5744 (INDIA Live the Sky)
sekikaku.move@gmail.com
-----
2013年9月21日 (土)
長野/松本 (SOLD OUT)
■会場
沖縄パラダイス 正祥
http://okiparashow2.naganoblog.jp/
長野県松本市島立645-1
■出演
竹原ピストル
衰退羞恥心
FUKU
■時間
開場 18:00/開演 19:30
■料金
4,500円 (飲み放題!喰い放題!聴き放題!)
■予約・問合せ
0263-48-1411 (正祥)
sekikaku.move@gmail.com



僕のブログを読んでくれている長野の人たちの中には、長野県銃弾ツアーを仕切らせていただいたピストルさんの事はは知っていても、「衰退羞恥心」って?って人がまだいるかもしれないから、まこっちゃんの事を、ちょいと書きます。(写真中央は、後に登場する谷井大介くん。)

「衰退羞恥心」まこっちゃんは、福島県のミュージシャン、さくらんぼ畑や桃園を営みながら、全国ツアーを駆け巡るシンガーソングライターです。
ピストルさんは楽曲「チェリーボーイまこっちゃん」で、まこっちゃんは楽曲「定番・既存・焼き直しの破壊」で、どれぞれ、互いの事を自分の歌の中に登場させて歌っています(それの一部を、フライヤーで紹介してます)。

今年の4月、確か、ハヴくんの長野ツアーがちょうど終わる頃だったかな、ピストルさんからメールが来て、内容は、「衰退羞恥心」とツーマンを長野で出来ないか...って打診だった。
「衰退羞恥心」は、ものすごく会いたかったし聴きたかったミュージシャンだったから、その場、即答で「やりましょう!」って返信したんだけれど、色んな流れって云うのは、乗っている時には、ものの見事にいい流れになってくれるんです。
直後のその月の末、静岡/富士で行われたAKIさん主宰の「ACOBATTLE☆SPECIAL 乱・乱・乱・乱」で、そのまこっちゃんこと「衰退羞恥心」に初めて会う事が出来て、初めて彼の音楽を全身で捉えることが出来た。
まこっちゃんの音楽は、歌詞がものすごくまっすぐに入ってくる、メロディーにひねりやごまかしがない、そんなかっちょいいフォークロッカーでした。

そして、会場や打上げで、いろいろと話もさせてもらった。
で、「ましゅまろまま」との福島遠征の約束もしてくれて、福島/郡山「PEAK ACTION」での「鈴木亜紀」さんのレコ発に共演者として呼んでくれて、その「鈴木亜紀」さんと、同日共演した「谷井大介」くん(上写真中央 (笑)ね )は、今年の11/24 (日) の「ACOBATTLE★松本 SPECIAL 2013」に、出演してくれる...。
ね、すごい流れでしょ。
でも、この流れとかって、多分ね、まこっちゃんが醸し出している人間性が生むものじゃないかって、思うんだよね、僕は。
なんてのかな、ピストルさんに、「今度、さくらんぼ狩りに来てよ」って言うまこっちゃんもまこっちゃんらしいけど、「絶対行くよ、か、家族で行くよ」って、もっと、本当はまこっちゃんに歌って欲しいのに、そんな風にまこっちゃんに言うピストルさんも、ピストルさんらしい。
ならば、待ち合わせ場所たるステージの上を作ってしまいましょう!って、そんな長野ツーデイズです。

「定番・既存・焼き直しの破壊」と「チェリーボーイまこっちゃん」から、僕の頭に浮かんだ言葉「友よ!歌え!」を、そのまま長野ツアーのタイトルにしたんだけれど、妙な上から目線なツアータイトルで、ピストルさん、まこっちゃん、ごめんなさい (笑) 。

そんな「衰退羞恥心」と「竹原ピストル」の長野ツアーは、今日が長野市、明日が松本市、二日間のみです。

「衰退羞恥心」の音楽、今の長野県内のミュージシャンで、彼のようなタイプはいるけど、彼のような本物の世界観を持っているミュージシャンは、恐らくいないな...。
聴きににいらっしゃる方々にとっては、ピストルさんの音楽と共に、まこっちゃんの音楽を感じられる夜は、滅多にないチャンスです。
音楽やっている人にとっては、自分の知らない音楽の感覚や世界を持ち合わせているミュージシャンやそのミュージシャンの音楽との出会いが、僕は一番のスキルアップだと思っています。
「自分にもっとなにをプラスしたいのか、なにが足りないのか」、は、私生活で常連になっている世界や環境からの音楽からは、なかなか吸収することが出来ないと思います。
その「プラスしたいもの」が、漠然とでも自分の心に浮かんでこなければ、それは、いつまでたっても定番であり、自分自身の言い訳への既存なんだよね。
その世界でOKな人ならば、それは、それでいいんです。
しかし!
音楽だけではなく、自分の毎日のそこはかたるものの中に、定番とか既存をぶっ壊したいって部分がある人がいたら、その人にとっては今日と明日はたまらない夜になると思います。

今回のツーマン、長野組の中からは「ましゅまろまま with 関 謙一」・「FUKU」・and more... (笑) で、OAを努めさせていただきます。
「ましゅまろまま」のブログ、
http://masyumaromama.naganoblog.jp/e1350084.html
「FUKU」のブログ
http://www.fukkoo.variafreeze.com/?p=4660
も、どうぞっ!

ライヴ会場にて、長野組、竹原ピストルと衰退羞恥心と共に、五感磨いてお待ちしています。

友よ、長野で、歌ってくれ!


  

2013年09月16日

流×島崎智子 「オンザでクロス」 終了!

もう、四日前になるんだね...。
二人の女性シンガー、二人のツアーロード、二人の音楽道、それを交差させるべく開催したライヴ。
音の道プロジェクトがお届けした「島崎智子×流 ONNTHEROAD de CROSSROAD」、素晴らしい夜になりました。


島崎さんは、このライヴを終えてから、長野~佐久~長野と県内ツアーをして、今夜の伊那が県内ファイナル。
流さんは、名古屋経由で山陰方面に10000人に会いに行くツアーを進め、松江、出雲とライヴを続けています。
よくぞ長野でクロスしてくれたっ!って、そんな一日をしたためます。


島崎さんとは会場で待ち合わせをする事にして、松本駅前で流さんを迎えて、「BAR On the Road」へ。
到着すると、島崎さんはすでに会場入りしていて、オンザに常設されているアップライトピアノ、YAMAHAの「U3」に向かっていました。
島崎さんのその佇まいだけで、感じましたね、オーラを。
そして、塩尻で接点を迎えた、流さんと島崎さんの挨拶、正に「オンザでクロス」、なんだか嬉しかったな...。

リハが始まり、その日のPAのスキルを説明して、島崎さんとアップライトピアノの音作り。
ピアノの調律師並に、ピアノの内部の細部の音の響きまで聞き分けながらの島崎さんの聴覚は、職人でしたよ、もはや (笑) 。
そして、島崎さんのリハがスタート。

リハを終えた島崎さんに、「うおー、ライヴハウスみたいな気持ちよさっすよ~!」って、言ってもらえたのは嬉しかったな (笑) 。
続いて、流さんのリハもスタート。

「三角堂」の頃はボーカル担当だった流さん、ソロ転向後に、「弾き語りをしたいっ!」の思いひとつでレッスンしたギターだと言っていたけれど、しっかりとしたコードワーク、ピッキングもアルペジオも、流さんの歌にしっかり寄り添った音色でした。
PAブースが、ステージ横だったので、ギターとボーカルのレヴェルバランスなんかを、客席にいた島崎さんが「ギターもうちょっと大きくていいと思いま~す」とか言ってくれたり (笑) 、もう夜はひとつになり始めてました。
でもね、しかしね、ツーマンはツーマンなんです (笑) !
その日のライヴに向けて、リハの時間から本番が始まってるが如くの緊張感って、僕は大好きなんだけど、この日のリハは正にそんな感じでした。
会場の雰囲気がどんどん重くなっていくのを、その日のライヴに無ぶるいがするほど感じたよ。

リハも一通り終わって、「BAR On the Road」のライヴと言えばお約束の、オンザ一階のおにぎり専門店「葦」での「おにぎり」。
流さんに「おにぎり」という優しい歌があって、島崎さんには「おにぎりサンバ」ってエレジーがある。
この二人が対バンするお店の一階は、おにぎり屋さん、もうこれは演出したくなりますよね~。
ってな訳で、この日O.Aを努めさせてもらった「the APPLAUZ」のボーカルまみも含めた、三人での「おにぎりシスターズ」が出来上がりました (笑) 。

島崎さんも流さんも、「葦」のおにぎり、気に入ってもらえたようでよかった。

そして、いよいよ、本番スタート。

O.Aは、「the APPLAUZ」で努めさせてもらいました。
この日の歌い手は、それぞれタイプが全く違う女性三人、そんな中で「流×島崎智子」に導くべくステージ構成を考え、ライヴでは一度も演った事がない「ジョーダンじゃない」、ディラン2のカヴァー「アフリカの月」なんかも織り交ぜながら、演奏させてもらいました。

そして、当日僕がPAを担当していたので、「the APPLAUZ」のステージでは、三人目のアプローズ (笑) 、まみの昔のバンド仲間でわざわざ横浜から見に来てくれた、阪ちゃんがPAを務めてくれました。
ありがとうございましたっ!

そして、「流」さんのステージ。
一曲目の「幸福駅」、これ、懐かしかったですね~。
っていうのも、乗り鉄だった僕、幸福駅と言うのは、北海道にある国鉄時代に帯広から南下していた「広尾線」の駅で、「愛国駅~幸福駅」なんて硬券も、流行ったんです。
その「幸福駅」、北海道出身の流さんが歌うと、中学校の頃に訪れた「幸福駅」の駅舎や駅長さんの顔なんかが、走馬燈でした ... (笑) 。

曲ごとに、音の中に言葉の中に強弱をつけながら、ひとつひとつ大切に伝えていく...、それを強く感じるステージでした。
誰が聞いても、その歌の中身に入り込みやすく、聴く人に寄り添うように散りばめられた詩がメロディーラインにとても合っているので、聴いた人たちが自分の生活の中の「何か」と共鳴させやすいんじゃないかな。
流さんのお客さんのに近づいたサウンドプランニングがとっても見事だったし、客先のお客さまたち(特に女性)が、流さんを見つめる視線が、印象的なステージでした。
ステージ構成も、後半に入るに連れて流さんの思いも、お客さまの思いもアツくなって行く感じで進められて、そのアツくなった世界を、ほんわかとラストに歌ってくれた「おにぎり」が、包むのでした。
この日の事を、自身のブログでも書いてくれました。
http://nagare.us/index.php?e=830

そしてそして、「島崎智子」、いよいよ登場。
流さんのラストの曲が「おにぎり」、これを受け取った島崎さんの一曲目は「おにぎりサンバ」!
「おにぎりおにぎりおにぎりおにぎり...」って島崎さんが歌ったその瞬間に、客席を全部持って行きましたよ (笑) 。

前半は、どちらかと言うと島崎さんの歌いたい「大切なもの」が、奥に潜んでいるような曲郡。
しかし、彼女の曲や詞は、どこか昭和歌謡の美しさや儚さが随所に散りばめられているので、「笑い泣き」的な感情を、聴き手に持たせます。
その証拠に、当日客席にいらしていた、73歳の現役シンガー「丸山俊治」さんをも、即座に飲み込んでました。
「the APPLAUZ」のまみも言っていたけれど、島崎さんの世界は、歌もピアノも語っているような、そんな感じがしたな。
きっと、その「語り」に聴こえる世界は、歌われている詞の向こう側に潜む、彼女の心の中の言葉なのかも知れない...。

MCを殆どいれずに歌い綴るステージ、少ないMCの中で、客先で大きい私語をしていたお客さんに向けられた「おっちゃん、うた、きいて!」、そしてその後に悔しそうに自分自身に呟いた「今日は、今日しかないのに...」、この言葉や流した涙が、彼女の音楽の全てを物語っているように思えた。

素晴らしい、本当に素晴らしい、二人のステージでした。
流さん、島崎さん、ありがとうございました。
ふたりに出会えた事に、感謝します!

今回も、会場「BAR On the Road」の直美ママには、たくさんお世話になりました。
いつもありがとう、島崎さんのピアノの音色は、お父さんに届いたかな...。
会場に足を運んでくださったお客さま、ありがとうございました。

このブログを書いている今日、島崎智子さんは、長野県ツアーファイナルの伊那市「喫茶 はるか」でライヴ。

そして流さんは、神の国、島根県出雲市「アポロ」でライヴ。
二人のこれからのロードに、心からエールをっ!


おむすびとも言われるおにぎりが結んだ、音の道。

今回の三人の女性シンガーは、寅年と辰年だった、そう「タイガー&ドラゴン」なのだ。
で、それを企画したのが、ちょいとクレイジィな、ケンちゃんだった訳です。
お後がよろしいようで (笑) 。
  

2013年09月11日

二人の女性。奇才と奇彩。

明日はいよいよ、塩尻「BAR On the Road」にて、島崎智子さんと流さんのツーマンライヴです。


6月の「竹原ピストル信州銃弾ツアー2013」の、長野公演「拓郎age」の会場で、コイケテツヤくんから受けた一言から、今回のブッキングは始まりました。
「島崎智子」さんの松本界隈の公演のブッキングを、してもらえないだろうか...と。
ピストルさんの本番前だったし、一旦保留にしてもらって、日時設定が可能かどうか確認していたところ、「流」さんが音の道ツアーを同時期に企画しているという話も舞い込み、「これはっ!」と、双方に確認を取って、今回の「島崎智子×流」のツーマン企画が出来上がりました。
会場は、いろいろと考えましたが、島崎さんにアコピ・エレピを選択してもらえるように、アップライトピアノを有する、松本の隣町、塩尻の「BAR On the Road」にお願いしました。
「BAR On the Road」は、今まで、英祐一、ハヴくん、ピストルさん、El Caminoさん、鬼頭つぐるさんと、ライヴをやらせてもらっていますが、その都度、違う色合いが出る、すてきなママが経営する店です。
今回のライヴについても、ブログを書いてくれています。
http://barontheroad.naganoblog.jp/e1344211.html
いつも、ありがとう。

「島崎智子」と「流」

自分の中に潜む世界、或いは自分の中で慈しむ世界を、言葉に音にパフォーマンスに換えて爆発させるのが、シンガーングライター。
そんな角度から考えると、島崎さんと流さんは、「換える」部分の自分に於いては、恐らく両極に近い世界があるように思います。
しかし、「自分の中に潜む世界、或いは自分の中で慈しむ世界」の部分に於いては、ものすごく近いんなんじゃないだろうか...。
ふたりの音源やYouTubeでのパフォーマンスから、そんな風に感じます。
-----
<島崎智子・流/ONTHEROAD de CROSSROAD>
■日時
2013年9月12日 (木)
開場 19:00/開演 20:00
■会場
BAR On the Road
http://www.bar-ontheroad.com/
塩尻市大門七番町2-2 吉江ビル2F 0263-88-3933
■出演
島崎 智子
http://8-shimasaki-8.com/

http://nagare.us/index.php
■O.A
the APPLAUZ
■料金
前売・予約 1,500円・当日 2,000 (1D別)
■予約・問合せ
0263-88-3933 (BAR On the Road)
090-9838-6681 (関)
sekikaku.move@gmail.com (関)
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今回のライヴタイトル、「ONTHEROAD de CROSSROAD」ですが、二人の女性ミュージシャンが各々の全国ツアーの中で、日本の「オヘソ」塩尻でクロスするってところがなんともステキで、それぞれの音楽道も交差させて欲しくて、この「オンザでクロス」にしました。

流さんは、昨日一昨日と二日間、音の道ツアーに乗って、静岡「搔弦」」~山梨「キングラット」とツアーを行いつつ、「オトコマエシスターズ」

としてチャンティとのライヴを敢行していて、この評判が本当に素晴らしいんです。
音の道主宰の、AKIさんのブログをどうぞ。
http://ameblo.jp/uniawa/entry-11610534416.html
島崎さんは、明日の塩尻から、長野~佐久~長野~伊那と、長野ツアーが始まります。
前記のコイケテツヤくんや、伊那のタカヨちゃんや大島さん、オサカのミッちゃんがそれぞれの地区を担当します。

島崎智子/ツバメ

流/つぼみ

この二人のクロスナイトへの敬意を表して、オープニングアクトは「the APPLAUZ」で努めさせていただきます。

明日の夜は、塩尻「BAR On the Road」で、お待ちしています。



予断ですが...。
今回の会場「BAR On the Road」は二階のお店なんですが、その一階には、おにぎり一筋で、もう50年以上になる「葦 (あし) 」って名店があるんです。
ツアーミュージシャンは、この「葦」でだいたい、ご飯を食べますね (笑) 。
職人気質でやさしい親父さんが、ずっと、おにぎりを握り続けています。
で、偶然なんですが、今回やって来るふたり、おにぎり繋がりがあるんです。
流さんには「おにぎり」って曲があり、島崎智子さんにも「おにぎりサンバ」って曲があるんです。

お二人に「葦」のおにぎり食べてもらいたいし、「葦」の親父さんにふたりの「おにぎり」聴いてもらいたいなぁ~ (笑) 。

いや、マジで。  
Posted by 関 謙一 at 18:04Comments(0)関描「せきかく」

2013年09月04日

男と女の「ACOBATTLE★松本 06」、終了!

葉月の末日、男女ユニット特集と銘打った「ACOBATTLE★松本 06」、最高の熱気の中、終わりました。

いや~、最高に楽しい「ACOBATTLE★松本」だった。
今回出演してくれた、「雅音人」・「チームしめちこちゃん」・「河鹿」・「Herb&Salt」・「815」、そして、「the APPLAUZ」の相方のまみ、本当にありがとうございました。
僕らがどういった意図で、趣旨で、今回の「ACOBATTLE★松本 06」を男女ユニット特集にしたのか、そんな意味合いや趣をみんなが感じてくれて、目一杯、それぞれの持ち味を「これでもかっ!」ってぶちまけてバトルした、そんなアコバトルでした。

開催当日、真夏が逆戻りしたかのような、すごい猛暑!
会場入りして、ちょっと「サークルK」まで足りない物を買い足しに行くだけで、汗っかきの僕なんか、もう、汗がダーラダーラ (笑) 。
でも、会場入りしようと当日の開催会場「SONIC」の前に立った時、もうすでに「SONIC」のスタッフが、掲示板を掲げてくれてあって、

なんかそれを見た瞬間に、「あ~、今日も間違いなくいいライヴになっちゃうわっ!」って、思っちゃった (笑) 。
会場「SONIC」は、あがたの森に向かう松本駅前通に面しているライヴハウス、「ポアゾン」の頃からの歴史を考えてみると、松本の音楽を長い間刻み続けて来た、素敵なハコだ。

ビルの佇まいも階段も、すごく老舗のライヴイハウスっぽくて僕は好きだし、時の流れを感じさせるバーも雰囲気がある。



ステージでは、前日の打合せから、「SONIC」スタッフの卓郎くんがイメージ通りのステージを組んでくれてあって、実行委員の下準備もテキパキと進みます。
「ACOBATTLE★松本」にいらしたお客さまに、おいしいお料理も...って毎回やっていますが、今回のフードは、サンドウィッチを「SONIC」ビル一階のイタリアン・カフェ「Bistoro Cocteau's」から、山賊焼きを「マイ・シャトー」が担当、おいしい空間を届けてくれました(写真がない...)。
フード・セカンドドリンクのコーナー担当は、今回も「ましゅまろまま」のまあや、そしてチーフにFUKU。

受付クロークにヒーローズ、アーティスト管理を「ましゅまろまま」のまみ、ステージ転換のPAサブにミッチーと、お馴染みのメンバーで臨みます。

徐々に、東京、静岡、長野から、出演者が集まって来て、挨拶したりリハを聞いたり情報交換したり..、楽屋周辺では、信じられないメンバーの集合写真がどんどん撮られていきます (笑) 。


「Herb&Salt」の小泉さんも書いていたけれど、「ACOBATTLE」ってのは、もちろん演奏の凌ぎ合いなので、他のアーティストのステージに触発されて自分のステージを昇華させるような部分があるんだけど、出演者通しの和気藹々度がすごく和やかなのも特徴のひとつだと思う。
結局、バトルしなきゃならないのは、ステージに向かうまでの己との対峙なんだよね。
「ACOBATTLE」にやって来るミュージシャンは、その辺りは、もう当たり前のように兼ね備えているから、当日は思い切り楽しめるし仲間も増えるんだと思う。

開場と同時にお客さまもどんどん押し寄せてくれて、開演時間には満席。
静岡からAKIさん、和美さん、SHINさん、東京から八幡さん、みぶーママ、みぶーイモ、横田トモ、長野からかんがるう、teaさん、上田から城男さん、茅野からアルメリさん、PARKさん、帰秋、京子、山添くん、麦穂、マイシャから山賊焼きと共にやって来てくれた長田さん、旧友で今は仕事仲間の林、家族、そして、過去の「音の道PJ」のライブや「ACOBATTLE★松本」に出演してくれた吉田さん、Icchie、全く今までお会いした事もない方.....、そしてそして、SALさんの奥さま。
開演前の挨拶をまみとしている時に、色んなところで繋がりが出来ているだよな...って、なんだか涙が出そうになりました。
で、いよいよ男女ユニット6組12名の火花が彩る花火ナイト...。

「ACOBATTLE★松本 06」START!
<雅音人>


久しぶりに見る「雅音人」のステージは、かなり進化していました。
恐らく、ボーカルのTamikoさんとギターの辻さんとで、これからの活動をより豊かにしていくために、たくさんの挑戦をして来たんだと思う。
今まではあまり用いなかったトラックを使い、サウンドにオーケストレーションを加えるだけではなく、軽いポップやボサなど、二人の演奏ではなかなか表現しづらい音楽の世界を届けるために工夫が凝らしてあった。
ラストに歌ってくれた「木陰」は、この日サウトウキネンが行われていた「市民芸術館」がまだ「松本市民会館」だった頃、その楽屋口に佇んでいた欅を守ろうとTamikoさんが書いた曲で、僕としても「雅音人」の二人との思い出が一番強く曲。
その曲を、僕が14年前にアレンジして作ったトラックを使って、「雅音人」は歌ってくれました。
これには、ちょっとウルウルした (笑) 。
しかし、時は経ていても、TamikoさんはやはりTamikoさんで、天然素材満載の素敵な女性、辻さんはやはり辻さんで、楽屋でのMCはグランプリなのでした (笑) 。

<チームしめちこちゃん>


来てくれましたね~、店閉めて (笑) 。
長野のミュージシャンって、上手い人はけっこういるんだけど、なんてのかな、理論とか技術とかそういうものじゃ表現し切れない、人間本来のハートビートやグルーヴみたいなものを、身体全体でぶちまけるタイプって、少ないように思う。
そんなステージを、長野でぶちかまして欲しくて、今回、横ちゃんとみぶーのユニット「チームしめちこちゃん」に、松本上陸してもらいました。
目ん玉が歌を歌っているんじゃないかって思うような、歌いざま。
カホンの中に心臓を移植したんじゃないかと思うような、叩きざま。
腹で、五感で、横ちゃんとみぶーの世界を、捉えた皆さんに感じてもらえたんじゃないかと思います。
閉演後、気づいたら、すごくたくさんの人がしめちこちゃんTシャツ着ていて、笑えた (笑) 。
あるアイドルフェスでの出会いは、松本の町に音の鼓動を図太く落とし、そして刻んだのでした。

<河鹿>


「河鹿」さんのサウンド構築は、すごく特徴があるように、前から思っていた。
二人でひとつの音を創るというよりも、二つの個性が重なった接点で音楽を創っているような、そんな感覚がある。
特筆すべきは、その作詞能力のように、感じる。
多分、お二人はそんな事は考えてもいないだろうけれど (笑) 。
音は極めてシンプルにまとめ、その上を「詞」というお面をかぶった「詩」が、音符の上を歩くように乗っかっている。
だから、すごい勢いで、二人の歌っている言葉が聴き手に入って来る。
そうか...、そうだ、朗読みたいなんだな、うん。
「河鹿」の音楽は、ストーリーとサウンドトラックを同時に奏でる、音楽朗読なんだ!うん(一人で納得)。
早くCD作って、また、レコ発ツアーで長野に来て下さい。
「ましゅまろまま」や「FUKU」と一緒に、レコ発ツアースペシャル出来たら、素敵ですね~!

<休憩>
前半三組の、三種三様の音楽で息つくヒマもなかった客席、ようやく休憩時間で、久しぶりの再会をしたり、物販コーナーを物色したり、トイレに行ったり...。
「JAPAN FOLK SPIRIT」の長野をまとめるIcchieと、「JFS」繋がりで今度共演する「815」も、ようやく再会できて、盛り上がってましたよ~。

長野では、なかなかイベント同士の交流がないので、こういった瞬間や時間は、すごく嬉しく感じた。
僕なんかは、どこにでもホイホイ出かけて行くんだけど、他のイベントやっている人たちって、よっぽど自分のイベントに自信があるのか、それとも自分のイベントや自分が出演するイベント以外には興味がないのかな...。
もっともっと、イベント同士の交流を行わないと、マンネリ化しちゃうんじゃないかって、思うんだけどな...。
情報や出会いやイベント内容の充実なんて、自分の時間と足を犠牲にしなきゃ、絶対に培われないように思う。

<the APPLAUZ>


長野代表ですからね、ちょっと、リキ入りましたよ (笑) 。
当初、「ディラン 2」の「アフリカの月」のCOVERも一曲、入れるつもりだったんです。
でも、舞台は「ACOBATTLE★松本」、オリジナルだけで、それも「無題」や「Love Song」や「Five Pennies~Lullaby in Ragtime」など、「the APPLAUZ」のステージでよく演奏する曲を敢えて演らずに、臨みました。
「the APPLAUZ」の世界、「歌う人とピアノ」、これをどこまで表現できるか...って、いつも思ってるんだけど、どうだったかな?
新し目の新曲「犬も喰わない」、そして初めてまみの詞に僕が曲をつけた新曲「つめたい雨に…」、これからのステージでも演奏していきますので、よろしくお願いします。
そして、「ORION」は、当日客席に来てくれた、ある女子からの二回に渡るリクエストに応えて (笑) 。
で、お約束にもなった感もあります (笑) が、どうしてもこの方をステージに登場させたくて、演りましたよ「ジグゾーパズル」!

やっぱり、「ACOBATTLE」立役者の一人、ヒーローズがステージに上がると、客席全体が盛り上がるね。
にぃちゃん、ありがとう。

<Herb&Salt>

「Herb&Salt」のお二人は、伊豆市から、西伊豆の土肥温泉の町からやって来ました。
壮大で莫大な夕陽と海が溶け込む景色、そして雄々しい富士山の姿、そんな地球が日常にある伊豆。
そこから生まれる音楽は、自由で楽しく開放的で、そしてカッコよくセクシー。
「あ~、やはりポップスは、太平洋のものだ~」って、感じちゃう (笑) 。
それまでの音楽活動に於いて、COVER曲が中心だった「H&S」、しかしそんな中、最近作り始めたオリジナルが、いいんだよねー。
あのね、王道を崩してはならない音楽とかリズムってのがあって、それが本当によく分かっている楽曲制作、そしてアレンジメントなんです。
ギターの小泉さんのギターのリズムに、打楽器のような刻みでステージングをしながら歌う、Yukiさんのボーカル。
合間って合間って、素敵な男女の世界を見せてくれました。
小泉さんとは、一度じっくり、COVERやアレンジについての話をしてみたいな~。

今回「Herb&Salt」だけ、フラッグにサインをいただくのを忘れてしまって、写真がありません。
今度、会える会場で、2012.08.31の日付で、書いてください。
「ACOBATTLE★COVERS 松本」も、必ず開催しますので、また、沼津~御殿場コースで、是非に (笑) !

<815 -ハチイチゴ->


出会いは、去年「酒蔵 櫂」で行われた音の道PJのイベント、「蔵乃音 ~KURANONE~」。
でもこの日は、僕は下の「響」のステージを担当していたので、ステージを見ることが出来ず、そして偶然再会出来たのが、「寺乃音」の下見に福光園寺にうかがった時、僕は知らずに打ったんだけど、福光園寺でステージやってたんです「815」の!
そこで、「ACOBATTLE★松本」の話、「音の道」の話、ノブさんと宇海さんとする事が出来て、今回の「ACOBATTLE★松本 06」への出演をお願いするまでになりました。
歌、歌詞、曲、ギター、ステージ。
いつみても、この全てが一つにまとまっていて、あっという間に客席を「815」カラーに塗り替えちゃいます。
毎日の暮らしを大事に、大切に、そしてその中の出会いや経験を、真剣自分達の音楽につなげているのが、本当によく分かるステージ。
ちょうど、この日に客席にいた、7歳の長女の小春は、CDで「815」の曲は知っていたので、ライヴを目の当たりにしてかなり興奮気味。
週明けに学校に提出する「あのね帳」にも、「ううみのおねえちゃん」の事、たくさん書いてました。
あ、今、もちろんエビ反りの練習してます (笑) 。
アンコールも出て、トリにふさわしい素晴らしいステージでしたっ!


六組の演奏、本当に最高のステージだった。
男女ユニット特集の「ACOBATTLE★松本」、「こんな風に、面白くなるだろうなぁ~」なんて考えていた僕の予想なんてとんでもない程の、すてきなすてきな時間でした。
閉演後も、開場は熱気に包まれて、物販もけっこう売れたんじゃないかな。
なによりも嬉しかったのは、誰の顔を見ても、笑顔笑顔笑顔...。
本当に、これがなによりも嬉しかった。

また、いつか、やりたいな「男女ユニット特集」。

開催会場を決める時、最初に相談を持ちかけた、「SONIC」の代表岩原、そして卓郎、バイトくん、ありがとう。
出演してくれた、Tamikoさん、辻さん、横ちゃん、みぶー、トオルさん、瑞佳さん、まみ、小泉さん、ユキさん、ノブさん、宇海さん。
美味しい食べ物を提供してくれた、「Bistoro Cocteau's」のシェフ、「マイ・シャトー」のおけいさん。
スタッフの、にぃちゃん、まみ、まあや、FUKU、ミッチー。
そして、満員のお客さま。
ありがとうございました。
この日を感じて書いてくれた、みんなのブログもご紹介します。
AKIさん: http://ameblo.jp/uniawa/entry-11604927046.html
FUKU: http://ameblo.jp/uniawa/entry-11604927046.html
河鹿さん: http://kajikafb.blog20.fc2.com/blog-date-20130831.html
八幡さん: http://ameblo.jp/lm085370/entry-11608529610.html

次回の「ACOBATTLE★松本」は、スペシャル枠。
11/24 (日) に、ホタルブエナビスタのミュートスにて開催します。
近々、詳細も発表できるかと思いますが、「英祐一・ハヴケイスケ・ZilL・中川千夏・谷井大介・AKI・湊夏花・ましゅまろまま...などなど」、スペシャルらしい素晴らしい出演陣がそろいそうです。
そして、「音の道」でも、11/17 (日) に「酒蔵 櫂」にて「蔵乃音 II」を、そして英祐一さんや中川千夏さん、谷井大介くん、そしてオグラさんの音の道ツアー。
もうじき始まる「流」さんの音の道ツアー、長野では9/12 (木) に、塩尻「BAR On the Road」にて「流×島崎智子」の究極ツー・ウーマンにて、お届けします!

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<島崎智子・流/ONTHEROAD de CROSSROAD>
■日時
2013年9月12日 (木)
開場 19:00/開演 20:00
■会場
BAR On the Road
http://www.bar-ontheroad.com/
塩尻市大門七番町2-2 吉江ビル2F 0263-88-3933
■出演
島崎 智子



the APPLAUZ
■料金
前売・予約 1,500円・当日 2,000 (1D別)
■予約・問合せ
0263-88-3933 (BAR On the Road)
090-9838-6681 (関)
sekikaku.move@gmail.com (関)
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こちらも、すごい夜になりますので、お見逃しなく!


で、話は戻って、「ACOBATTLE★松本 06」終演後、お待たせしましたの打ち上げで~す。
会場は、ピストルさんもお気に入りの、この店。

ある人は。
「松本ホルモンまでが、アコバトル松本だ!」と、言い切った (笑) 。

「音の道」に思想を汲む、新しい可能性の話も、たくさん出ました。
AKIさん、チャンティ、楽しみだね!
その日を労い、明日へ繋ぐ、そんなこれまた格別な打ち上げだったよ。



最後に。
SALさん、大成功だったよ。
ありがとう。  
Posted by 関 謙一 at 15:11Comments(2)ACOBATTLE★松本the APPLAUZ音の道