2013年05月04日
鍵盤野郎 in ACOBATTLE☆SPECIAL「乱・乱・乱・乱」
演って来ました、行って来ました、クラって来ました、感動しました。
静岡のAKIさんが主宰、そしてAKIさんの地元富士市で開催された、「ACOBATTLE☆SPECIAL 乱・乱・乱・乱」!

すごい、ものすごい、一日だった。
まずは主宰のAKIさん、呼んでくれてありがとうございました、そして、お疲れさまでした。
一昨年11月に清水「ark」で行われた、「ACOBATTLE☆SPECIAL 乱・乱・乱」から、一年半、僕とACOBATTLEとの徒然を、すごくじんわりと感じた、そんな一日でもあり、また、次の一歩への標でもある、そんな今回のランラランでした。
一年半で、知らない間に僕にはものすごいたくさんの音楽の仲間が出来た、それも、僕は弾き語りするミュージシャンじゃなく、ピアノマンなのに仲間になってくれた。
そんな思いへの感謝も込めて、今回は「FUKU&関 謙一」でのエントリー、もう「関」という鍵盤野郎の思いのみで、この「ACOBATTLE☆SPECIAL 乱・乱・乱・乱」へ、参加させてもらいました。
当日の前四日間、僕は松本界隈で「英祐一」と共に、アツい毎日を過ごしていました。
しかし、五日目の灼熱のアツさがここまでとは、予想していなかったよ (笑) 。
振り返ってみましょう、AKIさんがキッカリ継続している「ACOBATTLE☆SURUGA」の集大成の一つ、「ACOBATTLE☆SPECIAL 乱・乱・乱・乱」を!
えいすけの松本でのファイナルが無事に終わり、えいすけに家に泊まってもらって、翌朝、今回見に来てくれた「ましゅまろまま」のまみも合流して、一緒に富士入り。
ナビのいたずらと僕の仮眠とが重なって、当初の予定の中部横断道路~52号ってルートではなく富士に向かったんだけれど、お陰で、なんとも素晴らしい日本一の山を、道中朝霧高原で拝むことが出来ました。


いつ見ても、富士山は、僕の心をワクワクさせる。
嗚呼、世界遺産、万歳!
予定よりも30分ほど送れて、当日の会場だった「workd football bar KICKERS」へ、現地入り。

スポーツバーのホール、いやフィールドは、これからの歓声や駆け巡る音楽たちを、静かに待っているようだった。
前回のarkでもお世話になった、音響のイマヤンに挨拶したり、店長さんに挨拶したり、懐かしい面々に挨拶したりしながら、開演前に腹ごしらえ。
富士市名物のB級グルメ、「つけナポリタン」を、いただく。

後から聞いたら、もっと美味しいお店が近くにあったというので、次回はそちらも食べてみたいもんです。
バケット付けてくれたのが、すごく嬉しかった。
そして会場に戻ると、開演時間を勘違いしていた僕、なんともう、始まっているではないかっ!
ACOBATTLE☆SPECIAL「乱・乱・乱・乱」 START
開演前、AKIさんの作ったフォト動画が流されたようなんだけど、見逃した。
見逃したので、アップ!
STAGE 風
クロキユウタ

いつも思うけど、すごくスタンスがしっかりとしているクロキくん、見る度にぐんぐん世界観が際立っている、すごいな若いのに (笑) 。
このスペシャルの日の筆頭の出演者、AKIさんも悩んだんじゃないかな...、でも、クロキくんしかあり得なかったんじゃないかな。
そんな事を考えながら、ステージを見てました。
そしてこの「クロキユウタ」くんは、今月29日 (水) の「ACOBATTLE★松本 05」に、やって来ます!


湊夏花

夏花のステージを、今まで何回見たのかな...?
でも、間違いなく、今回のステージは今までの中で一番のステージだった。
ライヴブッキングのセンスや、イベントの時の気配り、グッと来るミュージシャンへの触覚が素晴らしい事は分かっていたんだけど、「湊夏花」のステージも、なんか新しい面ってかチャレンジしていく姿勢を感じました。
話は変わるけど、松本のガストで見つけたこれ、似てない (笑) ?

無料体験授業実施中 (笑) !
ツダイーン

ヴォーカル「Jimmy」さんのステージは、何度か見たことあったんだけど、「ツダイーン」では初めて。
80年代のテクノのアレンジを、あえて今の時代に使ってトラックを作り、シンセもアナログ感をセンスよく散りばめたサウンド、素晴らしかった!
その上を、お構いなしに右往左往と這うJimmyさんの歌、そしてステージングが、「LIVE SHOW」というものを意識しているであろう、Jimmyさんの姿勢にすごくマッチしている。
やさしくて柔和な人なのに、ステージでは伝道者の如く!カッチョ良かったです!
会津里花&シアン&丸山研二郎&shiho

両サイドに、クラシカルガットギターと三線、センターにうたと一五一会。
このサウンドバランスが、なんとも心地よかった...。
四人のアレンジは、丸研さんかな、石田さんかな、分からないけれども、うたも弦も無理やり三度とかでハモったりしないで、オクターブや音色の違いを同音ユニゾンでぶつけて音に拡がりをつけていたのが、すごく見事でした。
四人がみんな、他のメンバーの音をすごく大切にしているんだな...って、嬉しかったよ。
しかし里花さん、いい歌書くねぇ~。
STAGE 大地
ピーチボーイズ

なんだか、お馴染み感も最近出てきた、隣県山梨のピーチボーイズさん。
ステージ風から大地への変換の中、休憩時間があったんだけれど、その間に交流するみんなの後ろで、リハ兼ねてのBGをしっかりと担当して下さって(本人達はそんな意識していないだろうけど (笑) )、それがまた心地よかった。
演奏は、Kiyoさんの息子さんのカホンがない、純正ピーチでの演奏は久しぶり。
久しぶりだが、凄かった!
楽曲、演奏、歌が抜群に安定しているのはいつもの事なんだけど、同じ安定でもステージを見るたびにスケールが大きくなっている感じがするんだよね。
全体の音の厚みっていうのか、ググっと来る感って云うのか...。
意外だったんだけど、初めての静岡での演奏、たくさんの人がピーチボーイズの歌物語に聴き入ってました。
衰退羞恥心

今回、初めて会うんだけど、すごく楽しみにしていた人。
そして、初めて会うのに、初めてのような感じがしなくなってしまっている、「チェリーボーイまこっちゃん」の衰退羞恥心。
僕だけじゃなく、みんなが注目する竹原ピストルの親友、だけれどものの見事にそんなものは関係なく、衰退羞恥心の真琴ちゃんは、ホンモノでした。
とにかく、言葉の一つ一つの抜けが素晴らしく、どの位置で聞いていても、まこっちゃんの思いとか願いとか喜怒哀楽とかそんなもんが、僕の心の中に入ってくるは入ってくる溢れてくる!
なんだか、今の僕の考えているところとシンクする部分がたくさんあって、入手したCDもすげー気に入ってます。
ここで、大ニュース!
9月20日 (金) ・21日 (土) の週末、この衰退羞恥心と竹原ピストルのライヴ、長野で開催しますよ!
長野市と松本市の、ツーデイズになると思います。
予定は空けて、詳細を待ってて下さいっ!
FUKU&関 謙一

いつもだったら、「FUKU」のステージに、僕がピアノサポートで入る。
そんな流れや演出だったと思うんだけれど、今回、AKIさんが出演要請してくれたのは、「FUKU&関謙一」。
この部分を考えて、僕がなにを「ACOBATTLE☆SPECIAL 乱・乱・乱・乱」でやるべきなのか、その答えを出し切るつもりで、この日のステージに上がりました。
いや、ここからのステージに上がりました...かな (笑) 。
GN'Rの、SLASHになった気分で (笑) 。
FUKUはさ、やっぱりいいよね、分かりやすいしかわいらしい、曲は難しいけど (笑) 。
この日の今宵月、真っ昼間、富士山の懐から見上げた今宵月、僕はSALさんへの思いを込めて弾きました。
一昨年の清水の「ACOBATTLE☆SPECIAL 乱・乱・乱」で、僕をACOBATTLEに導いてくれた恩人だから、SALさんは。
ガッツリ聴こえましたよ、あんたの今宵月三連カホンが。
FUKU、ありがとう、お疲れ。
谷紗矢香

なんだかんだで、紗矢香とは今回で三回目、知らない間に「関パパ」と呼ばれるようになっている (笑) 。
長野ツアーで英祐一に、「谷紗矢香、楽しみにしていてね」って話をしたんだよね、なんだか、音楽に対する心の奥底みたいなのに同じ匂いを感じるもんだから。
実際、えいすけも、気に入ったみたいだった (笑) 。
で、この日のたにさやも、凄かったっ!
相変わらず、一瞬だね彼女の世界も、客席を持っていく...。
この当日の数日前に紗矢香からメールをもらって、「シアワセ」って彼女の曲に、ピアニカで入ってもらえないだろうか...って。
本番前に打合せして、ワザとらしいステージ紹介とかで入るんじゃなくて、客席から関が乱入みたいな演出にしようって事にして、突然ツーコーラス目にカウンターから客席へと乱入 (笑) しました。

しかし、この曲はさ、男のファンが多いっての分かるよ、キツいもん男には... (笑) 。
ZilL

ZilLくんは、去年の2月...かな、松本のトーメ主宰「オトカジ」以来、久しぶり。
前向きで精力的で貪欲な日々の活動は、FBとかブログとかでも見ていたから、再会を楽しみにしていたんだ。
出演前から、それぞれの出演者のステージ写真付きでFBにコメント出してくれたりもしていて、一出演者ではなく、その日をよき日にしようってZilLらしさが、すごく嬉しかったし、ありがたかった。
去年見たステージよりも、いろんなところで自分を研究、自分の音楽を追求しているんだなって、ステージを見てすごく思った。
個人的に、ZilLと松本で共演した「夢の続き」を聴けたのは、嬉しかったよ。
いつも、シーンの音楽を考えながら音楽するZilL、レコーディングも頑張れ!
ここで、またまたビッグニュース!
7月12日 (金) ・13日 (土) の週末、このZilLとハヴケイスケのライヴ、これまた長野で開催しますよ!
長野市と松本市、いや、塩尻市と松本市か...、ツーデイズになると思います。
こちらももちろん予定は空けて、詳細を待ってて下されっ!
「STAGE 大地」が終わった時点で、開演から五時間半が経過、でも、誰も飽きたり醒めたりしていない、それどころか次のステージへの欲求パワーがすごい熱気になって、会場の「KICKERS」を覆ってる。

各々、気に入った出演者に話しかけて、CD買ったりコミュニケーションしたり、。

前回のAKIさんの「ACOBATTLE☆SP」の時のように、ark内、どこに行ってもライヴしているという空間作りではなく、今回は休憩時間をタップリ目に取って、その時間にそれぞれ調節しながら丸一日のライヴを目一杯感じられるようにする演出、見事だった。
音の道ツアーを行ってたえいすけの北海道のファンからの差し入れも振舞われて、休憩時間が、その何倍もの「これから」を、そこ此処で生んでた。


AKIさん、和美さん、ありがとう。
STAGE 炎
河田ケンイチ

「福光園寺」で行われた「寺乃音」の時に初めて会って、演奏も聴いたケンイチ繋がりの河田くん (笑) 。
滋賀から静岡にやって来て、短い期間で精力的にライヴを行って、しっかりファンをつけて来ている。
素晴らしいと思う、思ってたけど、ちょっと期待もたくさんされるから、それに応えなきゃって思いでパンクしちゃわないかな...とも、勝手にちょっと心配もしていた、河田くん。
この日のステージでも、しっかり自分の曲を言葉を放っていこうって思いが伝わってくる、見事なステージだった。
結構短時間で、ドドドんっていろんな、ACOBATTLEや音の道関連のイベントに参加して、音楽仲間も増えたから、更に今回、SPECIAL枠でしかなかなか出会えないような人たちとの繋がりも生まれて、これからもっともっと彼の楽曲に活きてくるんじゃないかな。
彼のららららんの後のブログも、すごくハダカな文章で、益々、これからが楽しみです。
山梨のけんちゃん「岩けんさん」、長野のけんちゃん「関」、静岡のけんちゃん「河田くん」 (笑) 、音の道屋のけんちゃん、これからもよろしくね!
中村 翔

今回、初めてお会いして、初めて音楽を感じた中村翔さん。
一言、好きですね~、中村さんの音楽。
ブルース具合ってのか、ファンク具合ってのか、それなのにポップさも秘めたサウンドに、心地よい声が響きます。
少しお話もさせていただいたんですが、内に秘めたアツさみたいなものを、中村さんの人柄にも音にも感じました。
一曲、「English Man in New York」を翔さんアレンジでカヴァー、これがまた全体のステージをより豊にしてました(思いっきり、ハモってた (笑) )。
沢田ナオヤ

ナオヤさんも、今回初めて。
人間とギターと声が、すごく自然に一つになっていることに、まず驚きました。
全部が一つで、「沢田ナオヤ」って、ミュージシャンなんだって。
僕、個人的に三拍子が好き (笑) なんだけど、ナオヤさんの三拍子がまた僕のツボで、使っているコードワークまで大好きな流れ。
そのコードの上で踊る、ナオヤさんの歌う男と女、声、三味一体感がなんとも気持ちよくって、見入ってました。
お話してみたら、松本だと瓦レコードとか、出演した事があるとか。
もっともっと、読み続けたくなるような、そんな音楽。
素敵だったな。
英祐一

ラス前、ほんの数ヶ月前までは、ACOBATTLEの事も音の道の事も知らなかったであろう、英祐一。
静岡→山梨→長野とツアーをして、ファイナルをまた静岡で迎えるえいすけのありったけみたいな、そんなパワーを感じました。
山梨で共演したってきいていた、音の道山梨支部長 (笑) チャンティとの「マスター」、聴くことが出来た。
チャンティの声ってマジックだね、えいすけの声とものすごく心地よく絡み合ってた、さすがだなー。
で、ステージ降りてチャンティとハイタッチして、僕もステージへ。

「WHAT'S ROCK」、「はなつ」、そしてアンコールで「全速力」。
五日間の、えいすけへの感謝、そしてAKIさんの分も鍵盤叩こうって、SLASHになり切りました (笑) 。
ステージで、立ってピアノ弾いたのなんて、何十年ぶりなんだろう...。
音の道を進みながらライヴしてくれたえいすけのファイナルを、音の道が共に奏でながら迎えることが出来た喜び、「英祐一」というデカい男に、心から敬意と感謝です、ありがとうございました。
プロサッカー選手になる夢をあきらめてミュージシャンになったえいすけは、「KICKERS」というフットボールバーで、プロのミュージシャンとしてものの見事なライヴをやり遂げました...。
ノグチサトシ

いろんなところで、彼の名前を聞いてました、音楽性を聞いてました、今回、ようやく出会えました。
えいすけのステージの全体のコウフンの中、ノグチサトシさんは、やはり「東のノグチサトシ」でした。
あっという間に、自分の空間に客席を巻き込んで、ガッツリと自分の世界を歌いきって行く、その姿に感動しました。
もっともっと、感じてみたい、松本でも演奏してもらいたい、今でもそう思ってます。
二枚のCDも、帰ってきてからかなりのヘビロテ (笑) 。
ラストの曲のサビ、本当に、そう思った。
「また会おう、元気でみんないろんなところで音楽して、また会おう」って。

最高のステージ、最高のラスト、ありがとうございました。
ノグチくんのステージの余韻、正に炎がまだプスプスと音を立てているが如く古戦場のような客席に、エンディングもAKIさん作のフォト動画が映し出される。
これは見たけれども、アップ!
そして、主催であり企画であり開催者でもあった、AKIさんの挨拶。


長くて濃くて、そして短かった音の闘いが、終わりを告げ、闘ったもの同士は、最高の同志となる。
これぞ、「アコバトル」。
素晴らしい一日だった。
最高の一日を作ったみんなは、また、それぞれのライブ、音楽活動、日常へと戻って行く。
また、再会の握手をする、その日のために、未来なんかじゃない、まずは明日のために....。
ありがとう、「world football bar KICKERS」。

最後に。
今回の「ACOBATTLE☆SPECIAL 乱・乱・乱・乱」で使用したピアノ、僕のピアノが鍵盤陥没修理中 (笑) だったため、僕の朋友のサックスプレイヤー(松本のハヴくんとの「ジパング」のYouTubeで、八つ橋差し入れてる男ね)、Beano TAKEIの奥方、Baya TAKEIにお借りしたピアノでした。

このピアノがなかったら、この日の鍵盤野郎も、谷紗矢香のステージもなかった。
ばやちゃん、ドレミん、ありがとう。
静岡のAKIさんが主宰、そしてAKIさんの地元富士市で開催された、「ACOBATTLE☆SPECIAL 乱・乱・乱・乱」!

すごい、ものすごい、一日だった。
まずは主宰のAKIさん、呼んでくれてありがとうございました、そして、お疲れさまでした。
一昨年11月に清水「ark」で行われた、「ACOBATTLE☆SPECIAL 乱・乱・乱」から、一年半、僕とACOBATTLEとの徒然を、すごくじんわりと感じた、そんな一日でもあり、また、次の一歩への標でもある、そんな今回のランラランでした。
一年半で、知らない間に僕にはものすごいたくさんの音楽の仲間が出来た、それも、僕は弾き語りするミュージシャンじゃなく、ピアノマンなのに仲間になってくれた。
そんな思いへの感謝も込めて、今回は「FUKU&関 謙一」でのエントリー、もう「関」という鍵盤野郎の思いのみで、この「ACOBATTLE☆SPECIAL 乱・乱・乱・乱」へ、参加させてもらいました。
当日の前四日間、僕は松本界隈で「英祐一」と共に、アツい毎日を過ごしていました。
しかし、五日目の灼熱のアツさがここまでとは、予想していなかったよ (笑) 。
振り返ってみましょう、AKIさんがキッカリ継続している「ACOBATTLE☆SURUGA」の集大成の一つ、「ACOBATTLE☆SPECIAL 乱・乱・乱・乱」を!
えいすけの松本でのファイナルが無事に終わり、えいすけに家に泊まってもらって、翌朝、今回見に来てくれた「ましゅまろまま」のまみも合流して、一緒に富士入り。
ナビのいたずらと僕の仮眠とが重なって、当初の予定の中部横断道路~52号ってルートではなく富士に向かったんだけれど、お陰で、なんとも素晴らしい日本一の山を、道中朝霧高原で拝むことが出来ました。


いつ見ても、富士山は、僕の心をワクワクさせる。
嗚呼、世界遺産、万歳!
予定よりも30分ほど送れて、当日の会場だった「workd football bar KICKERS」へ、現地入り。

スポーツバーのホール、いやフィールドは、これからの歓声や駆け巡る音楽たちを、静かに待っているようだった。
前回のarkでもお世話になった、音響のイマヤンに挨拶したり、店長さんに挨拶したり、懐かしい面々に挨拶したりしながら、開演前に腹ごしらえ。
富士市名物のB級グルメ、「つけナポリタン」を、いただく。

後から聞いたら、もっと美味しいお店が近くにあったというので、次回はそちらも食べてみたいもんです。
バケット付けてくれたのが、すごく嬉しかった。
そして会場に戻ると、開演時間を勘違いしていた僕、なんともう、始まっているではないかっ!
ACOBATTLE☆SPECIAL「乱・乱・乱・乱」 START
開演前、AKIさんの作ったフォト動画が流されたようなんだけど、見逃した。
見逃したので、アップ!
STAGE 風
クロキユウタ

いつも思うけど、すごくスタンスがしっかりとしているクロキくん、見る度にぐんぐん世界観が際立っている、すごいな若いのに (笑) 。
このスペシャルの日の筆頭の出演者、AKIさんも悩んだんじゃないかな...、でも、クロキくんしかあり得なかったんじゃないかな。
そんな事を考えながら、ステージを見てました。
そしてこの「クロキユウタ」くんは、今月29日 (水) の「ACOBATTLE★松本 05」に、やって来ます!


湊夏花

夏花のステージを、今まで何回見たのかな...?
でも、間違いなく、今回のステージは今までの中で一番のステージだった。
ライヴブッキングのセンスや、イベントの時の気配り、グッと来るミュージシャンへの触覚が素晴らしい事は分かっていたんだけど、「湊夏花」のステージも、なんか新しい面ってかチャレンジしていく姿勢を感じました。
話は変わるけど、松本のガストで見つけたこれ、似てない (笑) ?
無料体験授業実施中 (笑) !
ツダイーン

ヴォーカル「Jimmy」さんのステージは、何度か見たことあったんだけど、「ツダイーン」では初めて。
80年代のテクノのアレンジを、あえて今の時代に使ってトラックを作り、シンセもアナログ感をセンスよく散りばめたサウンド、素晴らしかった!
その上を、お構いなしに右往左往と這うJimmyさんの歌、そしてステージングが、「LIVE SHOW」というものを意識しているであろう、Jimmyさんの姿勢にすごくマッチしている。
やさしくて柔和な人なのに、ステージでは伝道者の如く!カッチョ良かったです!
会津里花&シアン&丸山研二郎&shiho

両サイドに、クラシカルガットギターと三線、センターにうたと一五一会。
このサウンドバランスが、なんとも心地よかった...。
四人のアレンジは、丸研さんかな、石田さんかな、分からないけれども、うたも弦も無理やり三度とかでハモったりしないで、オクターブや音色の違いを同音ユニゾンでぶつけて音に拡がりをつけていたのが、すごく見事でした。
四人がみんな、他のメンバーの音をすごく大切にしているんだな...って、嬉しかったよ。
しかし里花さん、いい歌書くねぇ~。
STAGE 大地
ピーチボーイズ

なんだか、お馴染み感も最近出てきた、隣県山梨のピーチボーイズさん。
ステージ風から大地への変換の中、休憩時間があったんだけれど、その間に交流するみんなの後ろで、リハ兼ねてのBGをしっかりと担当して下さって(本人達はそんな意識していないだろうけど (笑) )、それがまた心地よかった。
演奏は、Kiyoさんの息子さんのカホンがない、純正ピーチでの演奏は久しぶり。
久しぶりだが、凄かった!
楽曲、演奏、歌が抜群に安定しているのはいつもの事なんだけど、同じ安定でもステージを見るたびにスケールが大きくなっている感じがするんだよね。
全体の音の厚みっていうのか、ググっと来る感って云うのか...。
意外だったんだけど、初めての静岡での演奏、たくさんの人がピーチボーイズの歌物語に聴き入ってました。
衰退羞恥心

今回、初めて会うんだけど、すごく楽しみにしていた人。
そして、初めて会うのに、初めてのような感じがしなくなってしまっている、「チェリーボーイまこっちゃん」の衰退羞恥心。
僕だけじゃなく、みんなが注目する竹原ピストルの親友、だけれどものの見事にそんなものは関係なく、衰退羞恥心の真琴ちゃんは、ホンモノでした。
とにかく、言葉の一つ一つの抜けが素晴らしく、どの位置で聞いていても、まこっちゃんの思いとか願いとか喜怒哀楽とかそんなもんが、僕の心の中に入ってくるは入ってくる溢れてくる!
なんだか、今の僕の考えているところとシンクする部分がたくさんあって、入手したCDもすげー気に入ってます。
ここで、大ニュース!
9月20日 (金) ・21日 (土) の週末、この衰退羞恥心と竹原ピストルのライヴ、長野で開催しますよ!
長野市と松本市の、ツーデイズになると思います。
予定は空けて、詳細を待ってて下さいっ!
FUKU&関 謙一

いつもだったら、「FUKU」のステージに、僕がピアノサポートで入る。
そんな流れや演出だったと思うんだけれど、今回、AKIさんが出演要請してくれたのは、「FUKU&関謙一」。
この部分を考えて、僕がなにを「ACOBATTLE☆SPECIAL 乱・乱・乱・乱」でやるべきなのか、その答えを出し切るつもりで、この日のステージに上がりました。
いや、ここからのステージに上がりました...かな (笑) 。
GN'Rの、SLASHになった気分で (笑) 。
FUKUはさ、やっぱりいいよね、分かりやすいしかわいらしい、曲は難しいけど (笑) 。
この日の今宵月、真っ昼間、富士山の懐から見上げた今宵月、僕はSALさんへの思いを込めて弾きました。
一昨年の清水の「ACOBATTLE☆SPECIAL 乱・乱・乱」で、僕をACOBATTLEに導いてくれた恩人だから、SALさんは。
ガッツリ聴こえましたよ、あんたの今宵月三連カホンが。
FUKU、ありがとう、お疲れ。
谷紗矢香

なんだかんだで、紗矢香とは今回で三回目、知らない間に「関パパ」と呼ばれるようになっている (笑) 。
長野ツアーで英祐一に、「谷紗矢香、楽しみにしていてね」って話をしたんだよね、なんだか、音楽に対する心の奥底みたいなのに同じ匂いを感じるもんだから。
実際、えいすけも、気に入ったみたいだった (笑) 。
で、この日のたにさやも、凄かったっ!
相変わらず、一瞬だね彼女の世界も、客席を持っていく...。
この当日の数日前に紗矢香からメールをもらって、「シアワセ」って彼女の曲に、ピアニカで入ってもらえないだろうか...って。
本番前に打合せして、ワザとらしいステージ紹介とかで入るんじゃなくて、客席から関が乱入みたいな演出にしようって事にして、突然ツーコーラス目にカウンターから客席へと乱入 (笑) しました。

しかし、この曲はさ、男のファンが多いっての分かるよ、キツいもん男には... (笑) 。
ZilL

ZilLくんは、去年の2月...かな、松本のトーメ主宰「オトカジ」以来、久しぶり。
前向きで精力的で貪欲な日々の活動は、FBとかブログとかでも見ていたから、再会を楽しみにしていたんだ。
出演前から、それぞれの出演者のステージ写真付きでFBにコメント出してくれたりもしていて、一出演者ではなく、その日をよき日にしようってZilLらしさが、すごく嬉しかったし、ありがたかった。
去年見たステージよりも、いろんなところで自分を研究、自分の音楽を追求しているんだなって、ステージを見てすごく思った。
個人的に、ZilLと松本で共演した「夢の続き」を聴けたのは、嬉しかったよ。
いつも、シーンの音楽を考えながら音楽するZilL、レコーディングも頑張れ!
ここで、またまたビッグニュース!
7月12日 (金) ・13日 (土) の週末、このZilLとハヴケイスケのライヴ、これまた長野で開催しますよ!
長野市と松本市、いや、塩尻市と松本市か...、ツーデイズになると思います。
こちらももちろん予定は空けて、詳細を待ってて下されっ!
「STAGE 大地」が終わった時点で、開演から五時間半が経過、でも、誰も飽きたり醒めたりしていない、それどころか次のステージへの欲求パワーがすごい熱気になって、会場の「KICKERS」を覆ってる。

各々、気に入った出演者に話しかけて、CD買ったりコミュニケーションしたり、。

前回のAKIさんの「ACOBATTLE☆SP」の時のように、ark内、どこに行ってもライヴしているという空間作りではなく、今回は休憩時間をタップリ目に取って、その時間にそれぞれ調節しながら丸一日のライヴを目一杯感じられるようにする演出、見事だった。
音の道ツアーを行ってたえいすけの北海道のファンからの差し入れも振舞われて、休憩時間が、その何倍もの「これから」を、そこ此処で生んでた。


AKIさん、和美さん、ありがとう。
STAGE 炎
河田ケンイチ

「福光園寺」で行われた「寺乃音」の時に初めて会って、演奏も聴いたケンイチ繋がりの河田くん (笑) 。
滋賀から静岡にやって来て、短い期間で精力的にライヴを行って、しっかりファンをつけて来ている。
素晴らしいと思う、思ってたけど、ちょっと期待もたくさんされるから、それに応えなきゃって思いでパンクしちゃわないかな...とも、勝手にちょっと心配もしていた、河田くん。
この日のステージでも、しっかり自分の曲を言葉を放っていこうって思いが伝わってくる、見事なステージだった。
結構短時間で、ドドドんっていろんな、ACOBATTLEや音の道関連のイベントに参加して、音楽仲間も増えたから、更に今回、SPECIAL枠でしかなかなか出会えないような人たちとの繋がりも生まれて、これからもっともっと彼の楽曲に活きてくるんじゃないかな。
彼のららららんの後のブログも、すごくハダカな文章で、益々、これからが楽しみです。
山梨のけんちゃん「岩けんさん」、長野のけんちゃん「関」、静岡のけんちゃん「河田くん」 (笑) 、音の道屋のけんちゃん、これからもよろしくね!
中村 翔

今回、初めてお会いして、初めて音楽を感じた中村翔さん。
一言、好きですね~、中村さんの音楽。
ブルース具合ってのか、ファンク具合ってのか、それなのにポップさも秘めたサウンドに、心地よい声が響きます。
少しお話もさせていただいたんですが、内に秘めたアツさみたいなものを、中村さんの人柄にも音にも感じました。
一曲、「English Man in New York」を翔さんアレンジでカヴァー、これがまた全体のステージをより豊にしてました(思いっきり、ハモってた (笑) )。
沢田ナオヤ

ナオヤさんも、今回初めて。
人間とギターと声が、すごく自然に一つになっていることに、まず驚きました。
全部が一つで、「沢田ナオヤ」って、ミュージシャンなんだって。
僕、個人的に三拍子が好き (笑) なんだけど、ナオヤさんの三拍子がまた僕のツボで、使っているコードワークまで大好きな流れ。
そのコードの上で踊る、ナオヤさんの歌う男と女、声、三味一体感がなんとも気持ちよくって、見入ってました。
お話してみたら、松本だと瓦レコードとか、出演した事があるとか。
もっともっと、読み続けたくなるような、そんな音楽。
素敵だったな。
英祐一

ラス前、ほんの数ヶ月前までは、ACOBATTLEの事も音の道の事も知らなかったであろう、英祐一。
静岡→山梨→長野とツアーをして、ファイナルをまた静岡で迎えるえいすけのありったけみたいな、そんなパワーを感じました。
山梨で共演したってきいていた、音の道山梨支部長 (笑) チャンティとの「マスター」、聴くことが出来た。
チャンティの声ってマジックだね、えいすけの声とものすごく心地よく絡み合ってた、さすがだなー。
で、ステージ降りてチャンティとハイタッチして、僕もステージへ。

「WHAT'S ROCK」、「はなつ」、そしてアンコールで「全速力」。
五日間の、えいすけへの感謝、そしてAKIさんの分も鍵盤叩こうって、SLASHになり切りました (笑) 。
ステージで、立ってピアノ弾いたのなんて、何十年ぶりなんだろう...。
音の道を進みながらライヴしてくれたえいすけのファイナルを、音の道が共に奏でながら迎えることが出来た喜び、「英祐一」というデカい男に、心から敬意と感謝です、ありがとうございました。
プロサッカー選手になる夢をあきらめてミュージシャンになったえいすけは、「KICKERS」というフットボールバーで、プロのミュージシャンとしてものの見事なライヴをやり遂げました...。
ノグチサトシ

いろんなところで、彼の名前を聞いてました、音楽性を聞いてました、今回、ようやく出会えました。
えいすけのステージの全体のコウフンの中、ノグチサトシさんは、やはり「東のノグチサトシ」でした。
あっという間に、自分の空間に客席を巻き込んで、ガッツリと自分の世界を歌いきって行く、その姿に感動しました。
もっともっと、感じてみたい、松本でも演奏してもらいたい、今でもそう思ってます。
二枚のCDも、帰ってきてからかなりのヘビロテ (笑) 。
ラストの曲のサビ、本当に、そう思った。
「また会おう、元気でみんないろんなところで音楽して、また会おう」って。

最高のステージ、最高のラスト、ありがとうございました。
ノグチくんのステージの余韻、正に炎がまだプスプスと音を立てているが如く古戦場のような客席に、エンディングもAKIさん作のフォト動画が映し出される。
これは見たけれども、アップ!
そして、主催であり企画であり開催者でもあった、AKIさんの挨拶。


長くて濃くて、そして短かった音の闘いが、終わりを告げ、闘ったもの同士は、最高の同志となる。
これぞ、「アコバトル」。
素晴らしい一日だった。
最高の一日を作ったみんなは、また、それぞれのライブ、音楽活動、日常へと戻って行く。
また、再会の握手をする、その日のために、未来なんかじゃない、まずは明日のために....。
ありがとう、「world football bar KICKERS」。

最後に。
今回の「ACOBATTLE☆SPECIAL 乱・乱・乱・乱」で使用したピアノ、僕のピアノが鍵盤陥没修理中 (笑) だったため、僕の朋友のサックスプレイヤー(松本のハヴくんとの「ジパング」のYouTubeで、八つ橋差し入れてる男ね)、Beano TAKEIの奥方、Baya TAKEIにお借りしたピアノでした。

このピアノがなかったら、この日の鍵盤野郎も、谷紗矢香のステージもなかった。
ばやちゃん、ドレミん、ありがとう。